ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

デビュー60周年

2020年10月01日 | プロレス・格闘技
二学期制の高校に通う4号は、きのう30日から短い秋休み。
きょうの都民の日や「GOTO」拡大初日とも重なったが、
コロナ下の受験生とあって、再び引きこもり生活を予定している。

そんな30日。かのアントニオ猪木がデビュー60周年を迎えた
まずはめでたい。そして同時に、多くのプオタが思ったことは、
「馬場さんも生きていたらデビュー60周年を祝えたのか」ではないか。

2人のデビューは、1960年9月30日の台東体育館。
馬場は田中米太郎に股裂きでギブアップ勝ち。
猪木は大木金太郎に腕固めでギブアップ負け。
田中は力道山の角界からの付け人&ちゃんこ担当(=けいこ不足)
大木は馬場・猪木の一年先輩の若手筆頭格(=上り坂)
猪木にはさぞ理不尽な差別に思えたことだろう。

この「差別待遇」をセンセイ・カジワラが独自のイマジネーションで
バンバン膨らませてドラマにしたのが、画・原田久仁信の名作である
「プロレス・スーパースター列伝~馬場・猪木編」
いまだにたびたび読み返すが、スポ根マンガとして良くできている。
そして同時に、
  • 馬場:大型レスラーとして本場の米国でチャンスを次々に与える
  • 猪木:手元に置いてスパルタで根性を鍛えて雑草の強さを伸ばす
という力道山の育成手法の定説を根付かせた作品だろう。

一方で、この「カジワラ・ストーリー」へのアンチテーゼとして
描かれたマンガが、コンタロウの短編「プロレス鬼」
ギャグマンガ家のイメージが強い人だが、ことプロレスに関しては
ダークな佳作が多く、この「プロレス鬼」も重いラストが捨て難い。

BI砲デビュー60周年に思う。この2人の存在がマンガに限らず、
どれほどのファンタジーを生み出したか。よって、この名言を改めて。
「馬場がいたから猪木がある! 猪木がいたから馬場がある!」

  • 新日本後楽園大会
Aブロック4日目。石井が鷹木を下して今大会初勝利。
一方で、裕二郎はみのるのゴッチ式に沈んで開幕4連敗。
オスプレイはジェイに、オカダはタイチに土を付けた。
飯伏はジェフをカミゴェ葬。4戦目で全勝がいなくなった。
  • J2
長崎0対1徳島 上位対決は終了間際に決着。長崎は4位転落
町田1対1北九州 3戦勝ちなし。2位北九州は足踏み
福岡1対0栃木 8連勝の福岡が3位浮上。北九州と勝ち点2差
  • ホークス
楽天に3対9の敗戦。先発武田が2回もたず7失点の背信。
涌井に今季10勝目を献上した一方で、9月は負け越しとなった。
そして、ロッテとは再びゲーム差なし
10月以降の32戦の優勝争い。うち直接対決は9戦を残している。

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