ダブル・タイフーンが襲来。V3じゃあるまいし
きょうの天皇杯、特に広島対名古屋と鳥栖対神戸の2戦がどうなるか。
そんな心配をしつつ、この夏のJ1の選手動向を調べていた。
その結果、ウインドー(7月20日~8月17日)の期間に
新加入選手なしのJ1クラブが札幌のみということが分かった。
以下は他の17クラブの新加入選手(レンタルバック含む)の顔ぶれ。
- 仙台:MF矢島(G大阪レ)FWハーフナー(神戸レ)
- 鹿島:DFチョン(鳥栖)MFセルジーニョ(サントス)
- 浦和:DF茂木(山形フ)FWファブリシオ(ポルティモネンセ)
- 柏:DFナタン・ヒベイロ(フルミネンセ)高木(千葉)FWオルンガ(貴州智誠)
- FC東京:DF丹羽(広島)FWリンス(甲府)
- 川崎:MFカイオ・セザール(トンベンセ)
- 横浜M
DFチアゴ・マルチンス(パルメイラス・レ)ドゥシャン(ランス)畠中(東京V)
MFオリヴィエ・ブマル(遼寧宏運)久保(FC東京レ)
- 湘南:FW小川(神戸レ)山﨑(徳島)
- 清水:FWドウグラス(アランヤスポル)
- 磐田:GK志村(水戸フ)FW大久保(川崎)
- 名古屋
DF丸山(FC東京)金井(横浜M)中谷(柏)
MFエドゥアルド・ネット(川崎)前田(松本)
- G大阪:MF小野瀬(山口)FW渡辺(神戸)
- C大阪:FWウェリング・ピアス(メルボルン・ビクトリー)
- 神戸
DFアフメド・ヤセル(アル・ドゥハイル) 大崎(徳島)
MFイニエスタ(バルセロナ)FW長沢(G大阪レ)古橋(岐阜)
- 広島:FWベサルト・ベリーシャ(メルボルン・ビクトリー)
- 鳥栖
DFジョアン・オマリ(アル・ナスル・レ)乾(長崎レ)MF島屋(徳島)
FWトーレス(アトレティコ・マドリード)豊田(蔚山現代フ)金崎(鹿島)
- 長崎
DFヨルディ・バイス(シドニー)MF磯村(新潟)大本(徳島)
FWハイロ・モリージャス(エスパニョール)
ざっと見て、横浜M・名古屋・鳥栖・長崎といった
残留争いをしているボトム勢の補強の嵐を神戸がかき回している印象。
その巻き添えで、徳島がかなり気の毒な事態になった。主力4人が個人昇格はキツイ
ただ、現在のところ、大量補強が奏功したボトム勢は名古屋ぐらいか。
特にジョーとともに5連勝に貢献した前田・金井の獲得は大当たりだった。
昨季の札幌のジェイのような「救世主」になりつつある。
さて今季はおとなしめの札幌だが、
途中加入の選手が「ミシャ式」にフィットする難しさや
チャナの完全移籍合意にかなりの出費を要したことなどが理由と考える。
練習生マルコス・ヴィニシウスの今後の扱いが気にかかる。
- ホークス
10対5で日本ハムに先勝。静岡の地で2位と1.5ゲーム差に。
5回の本塁打2発が、グラシアルの1号2ランと晃の11号3ランが効いた。
まあ、清宮の久々の2号2ランに話題を持っていかれたが・・・
途中交代したギータの左足と死球を食らった上林の右手が心配だ。
- 高校野球
100回記念大会を制したのは「大本命」大阪桐蔭
金足農を13対2で粉砕し、史上初の2度目の春夏制覇を遂げた。
みちのくの怪腕・吉田がついに力尽きる。こちらも本塁打2発が効いた印象。
ただ、大阪桐蔭は半端なかった。間違いなく史上最強チーム。KKコンビ相手なら? 松坂相手なら? マー君が2年生の時の駒苫なら? と妄想しても全部蹴散らしそうなチームでした。そんなチーム相手にあの点差で食らいついたのは誉めてあげたいですわ
昨夏のリベンジを許した明桜の山口君を心配しています。
昨夏決勝の右腕負傷の後遺症で、全盛期のような速球を
投げられなくなったと報じられていたので。
夏の甲子園の主役と、マウンドを踏めずに終わった悲運の投手。
2人のライバル物語が続くことを願ってやみません。