駒井&興梠が序盤に立て続けに得点した時は
「ミシャ・チルドレンってミシャの苦境に必ず救いのゴールを挙げる」と感心した。
6日の京都対柏の武藤の終了間際の決勝点まで「援護射撃」に思えた。
七夕に 雨を望んだ 夢かなう ゴールの雨に 敵地で躍る
今季最多という結果のみならず、ホームのサポにすまないと思えるほどに、
今季生観戦2戦目のサポ夫婦には、ぜいたくなゴール祭りになった。
- 駒井の鮮やか先制ミドル(不敗神話はなお続く)
- 興梠の節目の160点目(札幌にとってもJ1での450点目)
- 「俺らの10番」宮澤の股抜きミドル(北の爆撃機は健在)
- タナシュンの今季初得点(ゴール裏歓喜のドンピシャヘッド)
- 青木の2戦連続得点(スパチョークが記念すべき初出場初アシスト)
フルコース料理を思わせるいろいろなゴールにおなかいっぱい。
ワタシが要注意に挙げた中野と阿部の2人に1点を返されたが、
さしずめコースの最後に出てくる苦いエスプレッソといったところか。
復帰戦で2アシストの小柏は当然として、3バックの一角に入り、
狂犬守備と左足のフィードで攻守に貢献したミネトモも光った。
この2人には「二度とケガで離脱するな」と無茶なお願いをしておく。
ケガで離脱と言えば、相手の選手だが、
前半29分で負傷交代した町野の具合が気がかり。
好事魔多しの例えもあるが、E-1得点王から10日余りで暗転とは気の毒だ。
スタジアムのアウエー指定席から赤黒い集団を望む。
大音声のブーイングで大目玉を食らったことは深く反省すべし。
7月未勝利を経た6戦ぶりの白星に、試合後のあいさつに来た
選手たちの表情も明るい。その腕には喪章が見えた。
先日のウーゴ・フェルナンデス氏の訃報を受けたものと察する。
四半世紀前との強引なこじつけ話になるが、
フェルナンデス札幌の厚別初戦のスコアが奇しくも「5対1」だった
<97年5月15日の大塚製薬(現・J2徳島)戦
今回の湘南戦は初モノが並んだが、この大塚戦も「吉原宏太のハット」
という初モノがあったことが懐かしく思い出された。
久々に良い夜だった。「札幌に都合良く」の願掛けで買った
totoが3戦外しに終わらなかったら、もっと良い夜だったけれど
<横浜M・FC東京・浦和のどれかひとつが勝っていたら・・・
- 夏の甲子園
大会3日目は大量点も接戦も。
市船が興南に6対5のサヨナラ勝ち。決着は痛恨の押し出し死球。
天理は山梨学院に2対1で競り勝ち。敦賀気比は13得点で高岡商との北陸対決を制す。
海星に11失点を喫した日本文理の夏は早くも終わりを告げた。