「宝くじは最高300円。ビンゴ大会でビンゴと言ったことがない」
そう言って、ドラフト前にくじ運の無さを不安がっていた工藤監督。
高校時代に夏の甲子園でノーヒッター記録。
プロでは西武・ダイエー・読売の3球団で日本一を経験。
監督1年目にリーグ戦90勝&CS無敗で日本シリーズへ。
長男は人気俳優。長女はプロゴルファー。
どの口で「ツキが無い」とかほざくのかと小一時間【以下自粛】
そもそも順位の関係で、1位競合の場合、くじ運ではなく「残り福」が試されるのに
・・・とかぼやいていたら、最高の残り福GETにもまんまと成功しやがった。
というわけで、支配下指名6人すべてが高卒という
昨季以上に将来性重視となったタカの今季ドラフトを振り返る。
- 1巡目指名 高橋純平 県岐阜商 投手 右右 183センチ 76キロ
今季の目玉の一人。高校球界ナンバーワンの本格派右腕。
MAX152キロの速球に加えて、スライダーやカーブ、スプリットも精度が高い。
工藤公康・佐藤義則・吉井理人の最強トリオの育成手腕の見せ所だ。
ちなみに3号と同じ5月8日生まれ
- 2巡目指名 小澤怜史 日大三島 投手 右左 180センチ 77キロ
静岡高の壁に阻まれ、甲子園に手が届かなかったが、県下屈指の右腕。
こちらもMAX152キロの速球を誇る。高橋へのライバル意識は強いだろう。
野手としての評価も高い。ちなみにワタシと同じ3月9日生まれ
- 3巡目指名 谷川原健太 豊橋中央 捕手 右左 173センチ 78キロ
今季ドラフトの「健太1号」 栗原陵矢(春江工)を昨季獲ったので、
今季も高卒捕手に手を出すとは予想外だった。
獲るならU18W杯ベストナインで、上記の小澤のライバルだった静岡の堀内謙伍(楽天4位)かと
森福とか千賀とか、三河の先輩に続く「掘り出し物」になれるか?
- 4巡目指名 茶谷健太 帝京三 投手 右右 185センチ 85キロ
今季ドラフトの「健太2号」 甲子園に出るため、故郷・神奈川を離れて帝京三へ。
その夢はかなわなかったが、MAX145キロの速球と多彩な変化球は高評価を得た。
右の強打者としても素材を買われている。
- 5巡目指名 黒瀬健太 初芝橋本 内野手 右右 180センチ 94キロ
今季ドラフトの「健太3号」 「健太0号」今宮を含めて、来季はカルテットだ。
長年務めた捕手ではなく「内野手」の指名。高校通算97本塁打の打力を買ったか。
コータやよっくん、オカヤマの後輩がソフトバンクに入るのは妙にうれしい。
- 6巡目指名 川瀬晃 大分商 内野手 右左 175センチ 63キロ
昨季の笠谷俊介(4位)に続いて、2年連続で大分商の選手を指名。
これは明大進学を表明した同校の森下暢仁投手を将来指名する布石か。
大分出身・俊足巧打の遊撃手・投げても142キロ。これは「左の今宮」か。
中村晃と同じ名前だが、こちらは「ひかる」と読む。
なお、育成5人は所属選手の後輩や九州出身の選手をバランスよく獲った印象。
それにしても、「外れ外れ1位」で明大の上原健太が獲れるとわ。今季は豊作だったね。
吉川、有原に続いて、なぜか北の大地に広陵出身の投手が集結