ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

パ・リーグCS1stの展望

2022年10月07日 | ホークス
本題の前に、左ひざ前十字じん帯断裂のアントワープ三好に鶴。
いったん日本に帰国して、深井とリハビリを進めてみては・・・

さて本日は、あす8日に開幕する
パ・リーグCS・ソフトバンク対西武@ペイペイを語る。

ソフトバンクのCS1st出場は19年(3位楽天と対戦)以来になる。
このステージの第2戦から20年にかけてポストシーズン16連勝中だが、
あくまでも「短期決戦の鬼」クドちゃんホークスの時代の数字である。
藤本監督とポストシーズンの相性は未知数と考える。
また、西武は18年・19年とCSファイナルでソフトバンクに屈しており、
辻監督の退任も重なって、リベンジへの意欲は強いとみる。

ただ、西武との今季の戦績は、ソフトバンクの14勝10敗1分け
ペイペイに限っても8勝5敗と勝ち越したうえ、
9月半ばの「今季ラストのホーム西武戦」は3連戦3連勝で締めた。
ソフトバンクは良いイメージで臨めるかもしれない。

そのうえで、以下の2点をポイントに挙げる。
  1. 天王山は第2戦とみる
  2. どすこいと「あの人」に要注意
1について。第1戦の先発は双方の「勝ち頭」が有力となっている。
ソフトバンクは11勝の千賀。西武は12勝の高橋光。
「短期決戦は投手力」「良い投手から順番に投げさせる」
ポストシーズンのセオリーにのっとった起用だろう。

ただ、両投手には不安材料もあり、どのように転ぶか分からない。
千賀はパ・リーグ5球団に4戦ずつ先発し、西武に唯一負け越し(1勝2敗)
防御率3点台・被本塁打3・四球13はすべて球団別ワーストの数字である。
対する高橋光は19年~21年にソフトバンク戦9連勝を記録した
「タカキラー」だが、今季はペイペイ0勝に終わった。

そうなると、第2戦の先発の出来が1st突破のカギを握るのでは。
ソフトバンクはおそらく東浜。
ペイペイでは5月のノーヒッターを含む3勝を挙げた。
西武は今井と報じられた。今季は故障もあって9戦先発で5勝止まり。
不本意なシーズンの巻き返しをかけたマウンドになる。
相性か挽回か。この1戦をモノにした方が勝ち上がると考える。

2について。41本塁打・90打点の二冠王どすこいのマークは当然だろう。
しかも、ただ本塁打を量産したのみならず、ラスト3本がすべてソフトバンク戦
うち2本がソフトバンクの黒星に直結した<1日のサヨナラ2ランは記憶に新しい
ソフトバンクのリーグVを土壇場で阻止した1人と言える。
特に上記の東浜との「沖縄対決」に注目している。

そして「あの人」とは選手ではない。西武の平石洋介打撃コーチである。
19年のCS1stで楽天監督としてソフトバンクに敗れた後、
20年・21年はそのソフトバンクで打撃コーチを務めた。
ソフトバンクよりも下位で終わった今季の悔しさを、
3年前のリベンジを兼ねて、このCSにぶつけてきそうな予感がする。

なお、この週末の連休は、毎日王冠・京都大賞典の東西GⅡや
交流GⅠのマイルCS南部杯といった注目のレースが控えるが、
札幌残留と西武撃破のW願掛けを図り、馬券断ちを試みる。秋華賞までおあずけ

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