この週末はJ1再開&CS1st開幕とスポーツイベントが続くが、
14日には福井でも来季国体のプレ大会として、
全国社会人サッカー選手権大会(全社)が開幕する。
今年もこの大会を語る。毎年の繰り返しだが、この大会は二つの性格を持つ。
- 各地域リーグ王者の決勝大会(地域CL)への腕試し
- 各地域リーグ敗者の地域CLへの復活戦(4強入りで可能性)
昨季は中国の三菱水島、東海の鈴鹿&三重の「敗者復活勢」が3強入り。
地域CLでは三重が2位に食い込み、「鈴鹿への下克上」を遂げてJFLに昇格した。
今季もドラマは起きるか。まずは九つの地域リーグ王者を紹介する<☆は全社出場
- 北海道:十勝FC
- 東北:コバルトーレ女川
- 関東:VONDS市原FC☆
- 北信越:サウルコス福井(開催地枠)☆
- 東海:鈴鹿アンリミテッドFC☆
- 関西:アミティエSC京都☆
- 中国:三菱水島FC
- 四国:高知ユナイテッドSC☆
- 九州:テゲバジャーロ宮崎☆
今季は王者6クラブが出場するが、トーナメント表を見ると、
この6クラブの配置がかなり偏っている。以下、ブロック別の見どころを語る。
- 左上ブロック
東海王者の鈴鹿と関西王者の京都が入ったが、それ以上に注目を集めるのが
天皇杯で北辺のJクラブを撃破したいわきFC(福島1部)だろう。
今季から鈴鹿の守護神を務める曳地に古巣の仇討ちを望むが、はたして。
- 左下ブロック
地域王者不在の激戦区。関東4位の東京23FCや
九州2位のJ.FC MIYAZAKIあたりに注目か。
- 右上ブロック
ここも地域王者不在の激戦区。北信越2位のアルティスタ東御や
中国2位の松江シティFCが並ぶ。むろん北海道2位の札幌蹴球団にも期待。
- 右下ブロック
関東・北信越・四国・九州の各王者がひしめく。
15年大会を制したアルテリーヴォ和歌山(関西3位)も気にかかる。
- キリンチャレンジカップ
日本3対3ハイチ 2対0から3失点の失態。引き分けがやっとの体たらく。
ハイチを相手に「Live and Let Die」とはいかず。
- W杯アジアPO
豪州2(1延長0)1シリア 豪州が大苦戦の末に大陸間POに進出。
ロシア行きに望みをつないで歓喜の涙だろうが、
「豪州90分勝ち」に賭けた3/4のtoto購入客は血の涙だわ<ワタシ含む