ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

デートコースはゴール裏・第3話/98年Jリーグ

2015年02月09日 | デートコースはG裏

今季のJ2戦力分析の三分の一が終わった節目に、98年を振り返る。

この年は「Jリーグの舞台」という夢と「残留への苦闘」という現実を往来したうえ、

3号の誕生も重なり、とにかく浮き沈みの激しい一年だった記憶がある。


上記の通り、2号が妊娠・出産・育児を初めて経験した一年になったので、

この年は勢い、ワタシの単独観戦が増えた。

開幕戦の3月21日の清水戦@日本平<初のアウエー遠征&アレックスにこてんぱん

初白星を挙げた4月4日のG大阪戦@室蘭<コータとのワンツーからバルデスが決勝点

ヒデ&マラドーナが競演した4月25日の平塚戦@室蘭<同点ループの弾道は今なお鮮明

前年王者に完敗した10月24日の磐田戦@厚別<スコアは実に1対6

とび丸の死に水を取った11月14日の横浜F戦@厚別<惜別の4点献上(汗)

他にも、いろいろな試合に足を運んだ思い出がある。

だが、実は「行けた試合」よりも「行けなかった2試合」の方が印象深い。

ひとつは5月9日の市原戦@室蘭

バルデスがシーズン初めてのハットをVゴールで飾った一戦である。

そして、3号が生まれた翌日のうれしい誕生祝いの白星でもあった。

産婦人科医院の四人部屋で、3号を抱っこしながらテレビ観戦し、

Vゴールの瞬間に、そのまま大はしゃぎしたことを覚えている。

あれこそがホンモノの「ゆりかごパフォーマンス」だった。

注)新生児を強く揺さぶると、脳などに悪影響が出る危険があるのでやめましょう

もうひとつは12月5日の福岡戦@室蘭 悲劇の参入決定戦である。

「J2降格が決まったあの大事な一戦に行ってないの?」

という非難は甘んじて受ける。言い訳をするならば、

当時は「11月の神戸との2連戦で残留を決める」ことしか考えていなかった。

11月22日の神戸戦@ユニバには遠路駆けつけた

プオタとしての自分に染み付いた猪木の言葉が、

つまり「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」という思考が

神戸遠征の準備をしつつ、同時に12月の準備も進めることを許さなかった。

J2降格という無念の結果に、

「来季は3号も1歳。この子が厚別でJ1昇格の瞬間を見られるように」と願った。

しかし、その願いは二つの意味でかなわぬことになる。

(第4話に続く)


  • ニューイヤー杯

鹿児島R開幕。清水1対2磐田 浦和0対0熊本

清水のゴールで磐田が清水を下す。ややこしや 清水ジロー範久が磐田にいた時代を思い出した

浦和、移動なしにもかかわらず、熊本にスコアレス。詰めの甘さは治らず


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。