連覇を控えて沸く水道橋に背を向けて、東京ゲームショウの混雑をかき分けて幕張へ。
7~9月に先発が3回もたずに撃ち合いになる馬鹿試合を立て続けに見てきたので、
21日の予告先発の「ソフトバンク・攝津正」には、勝敗はともかく
「やっと先発が責任回数を投げ抜くマトモな試合が見られる」とほっとした。しかし・・・
エースがまさかの7失点初回KOの悪夢orz
確かに攝津にとって、QVCマリンはあまり相性が良くない球場ではある。
駆け出しの中継ぎだったルーキーイヤーには延長サヨナラ押し出し死球を、
先発に転向した一昨年には3回8失点の大炎上をやらかしたことがある。
だが、今季終盤の大事な3連戦のアタマで、ここまで崩れるとは考えもしなかった。
この日のスタメン。最近はスタメン捕手にザキヤマさんのケースも多いが、
攝津が先発の場合は間違いなく、ズンドコさんとの「みちのくバッテリー」である。
しかし正直、この日の攝津の大炎上はズンドコさんの責任も大きい。
初回無死二塁で二番荻野貴の送りバントを三塁に送球して痛恨のオールセーフ
二走の根元の走力や、封殺ではなくタッチで仕留めなくてはいけないことを考えると、
あまりにもギャンブルに過ぎた。この場面でアウトをひとつ稼いでいれば、
初回の失点は免れなかったかもしれないが、7失点もの大炎上はなかったと思う。
パープル率が高かったビジター応援席。この人たちの大半は関東在住だろう。
つまり、「地元でのCS観戦」よりも「ホークスの2位浮上」を祈る無償のホークス愛の
持ち主の集まりである。そんな人々にエースKOが与えた衝撃は図り知れない。
ホークスが3位で終わっても、ミラクルで2位に浮上しても、CS初戦の顔合わせは
「攝津×ロッテ打線」となる公算が大きい。攝津にはぜひ「倍返し。」を遂げてもらい、
大炎上を生で目撃した人々を喜ばせてほしいと願っている。
ちなみに、タカキチにとって「倍返し。」とは半沢直樹ではなく、06年のスローガンである。
*おまけ
ビジターにもかかわらず、ハリーくんが来場。COOLくんと仲よく談笑していた。
試合前には華麗なバク転も披露し、マーくんと熱い熱い抱擁。見事なゲイカップルだ
この写真だと、リーンちゃんが「やだ、キモーイ!」と逃げ出しているように見えなくもない。
- ホークス
そんな惨敗で始まったロッテ3連戦だが、何とか3タテ&唐川の10勝目を阻止。
遅まきながら、東浜が6回3失点の内容でプロ初勝利。「巽二世」ではなくて安心した。
亜大の後輩に白星をプレゼントしたマッチの2点適時打はあっぱれ。
なお、3犠打をマークした今宮が、シーズン58犠打のパ・リーグ記録に並んだ。
ハム田中賢介を超える60犠打をめざしてほしい。
【長谷川勇也、200本安打の道】初回に先制の適時打。残り10戦&14本。
- J2
東京V1対0千葉 千葉、3位浮上の好機を逃して6位転落。7位札幌と勝ち点差4
- 全日本名古屋大会
王道トーナメント決勝は、曙が潮崎を圧殺。全日本所属選手として一つの結果を出した。
諏訪魔との三冠戦は「諏訪魔×バーニング」とは違った色合いになりそうで興味深い。