昨年はパナスタで5得点 今年は4対3で厚別の伝説を再現
2年連続の前日の白星に気を良くして、
秋のGⅠ第1弾のスプリンターズS@中山を予想する。
近年のこのレースを考えるうえで重視すべき要素は
「前走セントウルS組の好走」だろう。
12・13年に連覇したロードカナロアを筆頭に、
15年ストレイトガール・18年ファインニードル・19年タワーオブロンドン
そして昨年のピクシーナイトと勝ち馬が輩出している。
となると、このレースを連勝で制して、重賞6勝目を挙げた
7枠13番メイケイエールは外せない。気性面にいまだ不安は残るが、
一年間コンビを組んで3勝を挙げた鞍上の手腕に託す。
もうひとつ重視すべき要素は「安田記念からの直行組の好走」
17年レッドファルクスや20年グランアレグリアがこれに当たる。
マイルも得意な快速馬が能力の違いで他馬をねじ伏せるケースだ。
安田記念2着の8枠15番シュネルマイスターは初めての6ハロン戦だが、
若き中山巧者の鞍上に期待する。
この2頭に斤量に恵まれた3歳馬3頭を絡める。
CBC賞@小倉を勝った1枠1番テイエムスパーダ
キーンランドC2着の4枠7番ウインマーベル
函館スプリントSを勝った5枠9番ナムラクレア
テイエムスパーダは相手が厳しいかもしれないが、
ここ5年で4回馬券圏の最内1枠1番を射止めた。
ウインマーベルはキーンランドCを勝った6枠12番ヴェントヴォーチェを
あえて差し置いて買う。札幌が厚別で川崎を撃破した翌日に
札幌帰りの赤黒勝負服の馬を買わない手はない。
ナムラクレアは函館スプリントSに騎乗するために
過酷な減量(斤量50キロ)を体験した鞍上の苦労が報われてほしい。
馬連1・7・9・13・15のBOX10通りに500円ずつ総額5千円
なお、深夜の凱旋門賞に手を出すかは、スプリンターズSの収益次第になる。
むろん日本馬4頭を応援するが、燃える闘魂の死去をサインとみるならば、
気になる1頭がいる。
馬鹿になれ≒ステイフーリッシュ 最外枠20番の不利をはね返せるか。
- ホークス
ビジター「ファイナル5」第4戦は、西武に1対3で延長サヨナラ負け。
残り1戦で優勝マジック1 これはもはや「あってないようなもの」と言える。
優勝争いの相手がオリックスとあって、どうしても「勝った方が優勝」という
14年ペナントレース最終戦の記憶がよみがえる。奇しくも同じ「10・2」だし。
エース千賀が7回1失点の力投。前夜の首の負傷を押して出場した
ギータが猛打賞&9回の23号同点変態アーチ。そのすべてを無にした
延長11回のどすこいの41号サヨナラ2ラン。まさに「ホームランは正義」
だが、ファンへのあいさつで号泣した藤井・海野のバッテリーは責められん。
地上波の川崎戦からなだれ込む格好で、BSでもトンデモない試合を見せられた。
というワケで、きょうもスプリンターズS→ロッテ戦→凱旋門賞と
心臓と胃袋とフトコロが痛む一日を覚悟している。