goo blog サービス終了のお知らせ 

ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

10戦ぶりの幸福

2023年09月03日 | コンサドーレ
横山父子ワンツー。甲斐キャノン(打)。バスケ五輪出場決定。久保ハット未遂。
札幌の勝利を見届けた後に土曜のスポーツシーンを心穏やかに眺める幸せよ
toto? 何それ? おいしいの?

10戦ぶり 10得点目 200戦 いろいろ節目を 飾って泰然

「10戦ぶりの勝利」となったが、ホーム戦となると、
5月19日の第14節・京都戦の勝利以来およそ3カ月半ぶりになる。
さらに、ホーム戦の無失点勝利となると、
3月12日の第4節・横浜M戦以来およそ半年ぶりになる。
ドームに集まったサポはこの勝ち点3を待ちわびたと察する。
4得点のうち3得点がホームのゴール裏側でよかったね。

ただ、スタメンを見た時は「小柏が戻ったのに浅野が控えか」と不安に思った。
サカマガ10月号の巻頭トークでは、この2人が宮の沢のピッチ上で
生足魅惑のイチャつきを見せていたので(本当) また、同時起用について

縦に速い選手がいるほど相手はマークが大変になる
剛がおらんとそのマークが全て自分に集中するので分散した方がいい

このように浅野が説得力十分の持論を唱えていたので。
このコンビに比べて、小柏とスパチョークの連係は未知数に思えたのである。

全くの杞憂だった

スパチョークの2得点にはすべて小柏が絡んだ。とても魅力的なコンビだった。
よって、小柏と交代した浅野の1G1Aはジェラシーが原動力ではと考えている。
この日の2人に劣らぬ爪痕を残せてよかったね。

これでスパチョークは今季6得点。うち5得点がスタメン出場した試合で
挙げたもの。ボールにふれる時間が伸びるほど調子が上向くタイプかも。
小柏を抜いて、チーム内得点ランク3位にも浮上した。
2位のネコタク(8得点)が打ち止めなので、ぜひ超えてほしい。
それにしても、スポーツ庁長官をはじめ多数のタイの政府関係者や
メディアの御前試合でドッピエッタの活躍とは持っているなあ
日本で言えば、室伏広治のMLB視察試合で大谷が2打席連続アーチを放つ
ようなもの。タイ代表でも存分にアピールしてほしい。

事実上のとどめになったゴンヒの3点目にも拍手。今後は
試合出場時は毎回「きょうは9月2日」と自己暗示をかけるようにwww

敗れたG大阪にもふれる。
佐藤瑶大はナイスエルボーだった。武蔵はナイスクリアだった。
真面目な話をすると、2点を追う後半28分にジェバリを下げたのは、
直前にイエローをもらっていたとはいえ、悪手だったと考える。
前節の汚名返上に燃える宮澤が上手く封じていたとはいえ、
あのポストプレーはかなりの脅威だった。
正直、現在の武蔵に代えて前線の怖さは半減したと思う。

ところで、スパチョークの2点目につながった上田益也主審の
アドバンテージ判定は(札幌サイドからみて)ナイスジャッジだった。
この際、ジャッジリプレイでとりあげて、アドバンテージを
とる・とらないの基準を改めて考える題材にしてもよいのでは。
やらかしばかりをやり玉に上げては、現役の審判団が気の毒なので。

  • ホークス
西武を6対2で下し、天敵・高橋光成に黒星をつけて借金返済。
1対1で迎えた4回の満塁機に、バッテリーエラーに乗じて2点を奪取。
さらに、甲斐の9号2ランがとび出して突き放した。

G大阪戦の展望

2023年09月02日 | コンサドーレ
海外組となったネコタクがA代表に選ばれずに落胆していたが、
馬場のU22代表選出という代表絡みでは久々の朗報が舞い込んだ。
6日開幕のU23アジア杯予選@バーレーンの代表ではなく、
20日開幕のアジア大会@中国・杭州の代表で、いわば「Bチーム」
・・・は馬場に失礼なので懐かしの「リザーブドックス」と呼ぶ。
鹿島の松村や鳥栖の西川、前清水の松岡とJリーグでもおなじみの顔ぶれ。
また、田中克幸と縁深いブレーメンの佐藤(明治大同期)や
京都の谷内田(帝京長岡の盟友)、岡田大和と縁深い重見(福岡大同期)
といった札幌のU22世代の刺激になりそうなメンバーもいる。
この時期の長期の中国遠征はいろいろ不安だし、双方から選外となった
大嘉のメンタルも心配になるが、良い色のメダルをめざしてほしい。

一方で、スパチョークのタイ代表選出は至極当然と受け止めている。
川崎相手にあのゴラッソを決めた代表常連を呼ばなければ、
石井正忠・協会技術委員長はどうかしている
チャナや弟の存在もあって、他の顔ぶれも気になる。怪我にだけは気をつけてほしい。

ただ、2人の代表ドナドナにはマイナス面も伴う。
しかし、それを語るのは後回しにして、1時間後のG大阪戦を語る。
相手はここまで25戦9勝6分け10敗・勝ち点33の11位。
第14節まで1勝止まりで「J2ガンバ」の屈辱を受けたクラブが、
第15節以降の11戦は4連勝含む8勝2分け&わずか1敗のV字回復。
いつの間にか札幌よりも上位におり、3月の対戦時とは別のクラブと化した。

その3月の対戦で、前半2得点を挙げながら、後半の2分間で2失点を喫して
勝ち点2を失ったことは、いま振り返っても痛恨の極みだった。
現在の9戦未勝利の停滞につながる「甘さ」が顔をのぞかせていた感もある。
6日にはルヴァン杯準々決勝が待つ。未勝利のトンネルに終止符を打つ機会を逃すな。

とはいえ、チーム状況も勢いも正直、明暗が分かれている。
札幌は前節の川崎戦で岡村が退場処分
いまやJ1屈指のポストプレーを見せているジェバリを相手に、
岡村を欠くのは正直キツイ。
また、前節の川崎戦で前半被シュート0本&2得点を先取しながらも
勝ち点1止まりの札幌に対し、G大阪は前節の鳥栖戦で1点ビハインドから
途中投入の山見が後半ATに今季初得点を挙げて勝ち点1をもぎ取った。
同じ引き分けでも双方にもたらした勢いには雲泥の差がある。
現在のG大阪には、半田や三浦の負傷離脱&谷や山本理の欧州移籍の穴を
感じない。武蔵が時間稼ぎ要員と化しているのも充実の裏返しだろう。

かなり悲観的になったが、こうなると、3月の対戦で
不完全燃焼に終わった馬場やスパチョークの雪辱を望む。
特に馬場は、相手にアジア杯予選組のU22代表DF中野伸哉がいるので
モチベは高いはずだ。ホームとしての札幌ドーム初見参となる高木にも、
今度こそのクリーンシートを期待したい。むろん復帰戦の小柏の活躍も望む。
明治大同期の相手DF佐藤瑶大に、その暴れっぷりを見せつけてほしい。

  • ホークス
西武に0対6で敗れ、借金1に逆戻り。
先発の柊太が初回3失点。4回にも栗山の7号3ランを被弾。
打線も沈黙し、前回対戦のノーヒッターのリベンジを許した。

サカマガ10月号

2023年08月30日 | コンサドーレ
ウソのようにボロ負け・・・ではなかったが、やはり世界3位は強かった。

さて本題。川崎戦の前夜に購入したこちらの札幌特集号を語る。
ミシャや主力選手、OBの声がふんだんに載っており、
記録集や選手名鑑は資料的価値も高い。サポには1530円の価値はある。

ワタシが「おっ」と思ったのは、ほぼ巻末にあった
元Jリーグ中継プロデューサーの土屋雅史氏のコラム。
古株サポに一読をお薦めする。
1996年のJFL時代に在籍した新明正広と渡辺晋の奇縁と、
懐かしのジェニファーこと岡本賢明の現在をつづっていた。

前者は、新明の息子である千葉のルーキーFW新明龍太が
今年2月25日に渡辺がヘッドコーチを務めていた山形戦で
Jデビューを遂げたエピソードを紹介している。
なお、このエピソードにはコラムにはない後日談がある。
新明パパも渡辺も96年限りで札幌を契約満了になって、
ともに甲府に移籍したが、新明龍太は7月1日の甲府戦でJ初得点
父の古巣から後半ATの劇的な決勝点を挙げた。ウソのような本当の話

後者は、現在は熊本ユース監督を務めるおかもっちゃんの
「いつか札幌U18とクラブユースの全国大会で対戦したい」
という願いを紹介している。その対戦はぜひ実現してほしい。
ただ、「道脇豊」という怪物FW候補を今季トップに送り込んだ
おかもっちゃんには今後、指導者としてのステップUPがあるような気もする。

  • ホークス
オリックスを7対0で下し、年に一度の長崎開催で5連敗阻止。
打ってはギータが3安打3打点の活躍。
投げては先発のスチュワートJrが7回無失点の好投で3勝目。
不慣れな地方球場のマウンドで粘り強く投げてくれた。

連敗は免れたが

2023年08月27日 | コンサドーレ

高木対上福元を見たかったが・・・鬼木も案外つまらんヤツだな。

勝ちどきへ 駿馬と駒が 前奏も 下手なタクトで ノイズとどろき

2得点先取&川崎のシュート0本。
最近の道内の記録的な暑さがナチュラルな暑熱対策になったのか、
前半は攻守にわたる札幌の動きの良さが光った。
初スタメンの高木は足元もさることながら、駒井の2点目の際に
背後のゴール裏の札幌サポをあおりまくる熱さが印象に残った。
川崎ゴールが遠くて確認できずに微妙な雰囲気になっちゃったんだよね・・・
なるほど札幌OBでもある岡山一成・大分コーチ好みの漢だと思った。

後半に川崎がどんな手を打つかと考えていたら、
マルシーニョを投入し、個人の馬力とスピードで打破する手に出た。
まあ、それが岡村の一発レッドを誘ったから悪手では無かったが・・・
ただ、あの場面はマルシーニョの進路に馬場が待ち受けており、
DOGSOに当たるかどうか、はなはだ疑問だ。ジャッジリプレイ希望

ただ、その後の1失点目は全くいただけない
高木は「味方がボールを見ていないのに出してしまった」と
自らを責めるコメントを出したが、宮澤ほどのキャリアを持つ選手ならば、
投入直後とはいえ、GKとボールから絶対に目線を切ってはいけない場面だった。
しかも、飲水タイムの直前の時間帯である。
同じ中断でも、無失点と失点直後ではベンチ前の雰囲気は雲泥の差だろう。

それにしても、4失点しても1人退場しても途切れない
駒井の「不敗神話」の凄まじさよ(たぶん今回が2度目の引き分け)。
大森もJ1デビューおめ。思い描いた初出場とはかなり異なったと察するが、
大卒ルーキー初起用でコレを上回るしんどい場面はそうそうないと思うので、
今後の糧にしてほしい。

なお、川崎はこの夜、チャナを母国に放逐しておきながら、
ぬけぬけと「抱きしめタイ!」なるイベントを開催。
おかげでスパチョークが1得点1アシストと活躍できたがwww
キックインのゲストを務めたタイの人気俳優パース・ナクン(ホリプロ所属)とは
良い縁ができたので、いつの日か札幌のホーム戦に招いてはどうか。

  • ホークス
楽天に1対2で敗れて3連敗。首位オリックスにM24が点灯した日に
貯金ゼロに陥る明と暗。マー君に今宮の8号ソロのみに封じられて、
6回途中まで2失点の板東を見殺しにした格好に。

川崎戦の展望

2023年08月26日 | コンサドーレ
ELプレーオフ第1戦:ディナモ・ザグレブ3対1スパルタ・プラハ
前半にPKで失点したが、前半のうちに追いつき、後半2得点で先勝。
ネコタクはベンチ入りしたが出番なし。EL本選に前進したディナモだが、
最近は選手・監督の動向が目まぐるしい。これについては日を改めて語る。

さて本題。今夜の川崎戦を考える。
相手はここまで24戦9勝5分け10敗・勝ち点32の9位。
首位横浜Mとは勝ち点18差。ACL圏の3位名古屋とも勝ち点13差。
近年の優勝候補筆頭の面影はなく、黒星先行の中位に甘んじている。
前節の広島戦は15年以来8季ぶりのリーグ戦3連敗を喫した。
札幌とは順位差こそあるが勝ち点4差。決して臆する相手ではあるまい。

8戦未勝利の札幌と4戦未勝利の川崎に共通する課題は、
「チャンスは作れているが決めきれずに難しい試合にしている」
という前節のミシャ・鬼木の両監督談話のシンクロが象徴するように、
最後の決定力不足だろう。よって、双方にとって先制点の重みは大きい。
まずはどちらが先手を取るかを注視する。

ただ、先手を取れても全く安心できないのが、この顔合わせでもある。
昨季から2対5、4対3、3対4と7点が動く馬鹿試合を3連続で重ねて、
「撃ち合いの磁場」が妙に作用するBS1の全国中継も控えている
<NHK全国中継の札幌戦は今季ここまで4戦すべて得点・失点がつきもの
川崎が手に入れたゴミスという新しい飛び道具も気にかかる。

撃ち合い濃厚ならば、プロ生活の第一歩を刻んだ古巣戦にモチベが高い
高木の起用は確かにアリだろう。同じく古巣戦となる福森との共演にも期待する。
その場合、川崎も上福元を起用してほしい 高木も上福元も89年生まれ。
11年ユニバ代表や大分で仲間でもライバルでもあった2人の対決を見たい。
なお21年J1でも徳島・上福元対大分・高木が実現したが双方あえなくJ2降格

格闘技に例えると「ドン・フライ対高山善廣」の展開は必至か。
双方のゴール前ががら空きになるスリリングな一戦を夢想している。

  • ホークス
楽天に2対3の延長サヨナラ負け。2点リードの7回に1点を返され、
なおも2死二塁の場面で、三塁の周東が痛恨の内野フライ落球orz
自滅の格好で追いつかれ、延長10回に辰巳のサヨナラ二塁打を浴びた。
  • ブレイ・ワイアットが急逝
享年36。テリー・ファンクに続く有名レスラーの訃報に大ショック。
世代は全く違うが、テリーとは「レスリング・ファミリーの出身」という
共通点がある。父はマイク・ロトンド。叔父はバリー・ウインダム。
祖父はブラックジャック・マリガン。3人とも何度か来日した一流どころで、
ワイアットも一族の名を汚さぬ試合巧者だった。
死因については、コロナ感染で持病の心臓疾患が悪化したとの報道がある。
新型コロナウイルスがにくい

フィニッシュのシスター・アビゲイルは、
後にジェイ・ホワイトがブレードランナーとして模倣。
暗転した場内でランタンをかざし、観客がスマホの光を照らす入場は、
SANADAの「ギフト」の光景につながった。
そのスタイルと世界観は、日本にも影響大だったと思う。RIP