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ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

柏戦を前に

2023年09月29日 | コンサドーレ
柏戦があすに迫り、札幌がどんな布陣を敷くか、
どんな苦肉の策で臨むのか気にかかる。9・29だけに(極寒)

あすはその柏戦の展望を語る構えだが、
その前奏として、今節で札幌のJ1残留が決まるケースをまとめておく。
以下の3条件を満たすと残留が決まる。
  1. 札幌勝利(=札幌の勝ち点36)
  2. 横浜FC勝てず(=横浜FCの勝ち点22か23)
  3. 湘南勝てず(=湘南の勝ち点21か22)
横浜FCも湘南も引き分け(勝ち点は横浜FC23・湘南22)の場合、
湘南は残る5戦を全勝しない限り、札幌より上位になれない。
ただし、湘南はラスマエの11月25日に横浜FC戦を残しており、
湘南が5戦全勝の場合、1敗を喫した横浜FCの最大勝ち点が35にとどまる。
よって、札幌の最下位が消えて残留が確定する

横浜FCは今夜の「金J」でアウエー浦和戦に、
湘南はあす18時からアウエーC大阪戦に臨む。
ともに順位差を考えると難敵で、そろって勝てない可能性は十分にある。
ただし、あす日中の柏戦に臨む札幌は、
試合後にその場で残留を喜べず、ヨドコウの結果待ちになる。
まあ、現在の札幌の選手が残留決定に狂喜乱舞するとは思わんが。
喜ぶなとも言わんが去りゆくシンジの前ではしゃぐのは志が低い

なお札幌と同じく勝ち点33の京都・新潟も、
上記の札幌に類する3条件で残留が決まる。
あす19時からアウエー鳥栖戦に臨む京都は試合後に残留を喜べる。
昨季のJ1参入POの決定戦送りを思えば、狂喜乱舞してもかまうまい。
新潟は今夜の「金J」でアウエー川崎戦に臨む。
16年以来7季ぶりのJ1残留にリーチをかけられるか。

  • 杭州アジア大会
ラウンド16:日本7対0ミャンマー
先のパレスチナ戦のスタメンから馬場以外の10人を変更。
大がかりなターンオーバーに踏み切ったが、
恵允と鮎川がともにドッピエッタを遂げて前半5得点と圧倒。
後半は馬場も休ませる余裕の試合運びを見せた。
予選グループよりも安心して見ていられたが、
地上波中継が入ってモチベが上がったのかな?
準々決勝は来月1日。中2日で北朝鮮と対戦する。

勝ち点1の代償

2023年09月25日 | コンサドーレ
荒野に加えて、岡村・宮澤が次節は出場停止
馬場が次節に間に合うケースは夢にも考えてはいけない



とまこまい観光大使のホッコータルマエさんに問われるまでもない苦境。
今の心情を懐かしの90年代シティ・ポップに託すと、この曲一択になる。

秋分に 等しく分ける 勝ち点1 馬肥ゆる秋に 細る戦力

試合中に浅野と稲垣・森島・野上の「広島同窓会」が実現し、
試合後は大嘉が札幌サポに、青木が鯱サポにあいさつに赴く。
そんな「優しい世界」とは裏腹に、勝ち点1は双方に痛い結果と考える。

小柏のアレとか小林のアレとかが決まらなかったのは
正直、ランゲラックをほめるべきか。この牙城は容易に崩せない
・・・と頭を抱えていただけに、前線で複数の選手が機能した
小林の同点ゴールはお見事。まあ、審判団には相当イラついていたが(汗)。
中継でアップになった口元が「オマエ!!」と動いていたからなあ。
よって、試合直後のインタビューは、表情を見た瞬間に「放送事故」
予見したワタシには想定内だった。拒否しなかっただけオトナになったかとwww

順位差を考えると、敵地で勝ち点1奪取は決して悪い結果ではない。
しかし、代償は大きかった。これだけ適正ポジションが重なる選手を
一度に失うピンチは記憶にない。どのように対応するのか注視していく。

なお試合前に桐耶が「大嘉が悔しがるような試合を」とコメントしていたが、
ユンカーへのまずい対応が失点に直結した。さぞやからかわれたと察する。
興梠に「あの対応はダメだよ」と再び説教されそうなプレーだった。
次節はドームで巻き返しを期待している。

  • ホークス
ロッテに7対6の辛勝。相手の先発予定だった朗希が発熱で回避。
プロ初先発の代役・横山に6安打を浴びせて初回に5点を先行したが、
4回に和田の2号2ランを浴びるなど1点差に追い上げられるドタバタ劇。
両軍合わせて14投手を投入し、26安打を打ち合った総力戦を何とか逃げ切った。
これでロッテと勝率5割で並んだとはいえ、4位楽天も1ゲーム差につける。
激しいCS争いがなお続く裏で、パ・リーグの貯金をオリックスが独占する現状
憂慮している。
  • JRA
オールカマーを制したのは4番人気のローシャムパーク
復活を期した1番人気のタイトルホルダーを差し切って重賞連勝を遂げた。
神戸新聞杯を制したのは3番人気のサトノグランツ
ダービー11着の屈辱を2分23秒5のコースレコードで晴らした。

なお馬券orz またも1勝1敗。またも大きくトリガミ。
今回の東西重賞は現地レポを交えて後日に振り返る。
  • 新日本神戸大会
メーンのUS(UK)戦は、王者オスプレイがジーンブラスターを、
挑戦者の辻がストームブレイカーを出す掟破りの攻めを繰り広げたが、
ここ最近でケニオメや丸藤といったビッグネームを下したオスプレイが
勢いのままに辻をストームブレイカー葬。次期挑戦者にはザックが名乗り。
英国人2人による達者な日本語のかけ合いの末に、
来月14日のロンドン大会でのタイトル戦がほぼ確定した。
セミは内藤対コブの1・4IWGP世界戦挑戦権をかけた一戦。
コブのパワーとさまざまな切り返しに苦しんだ内藤だったが、
最後は正調デスティーノでコブを振り切り、挑戦権を死守した。

名古屋戦の展望

2023年09月23日 | コンサドーレ
健太242勝。ミシャ236勝。J1通算勝利数はやや差が開いた。
そんな相手が待ち受ける4時間後の名古屋戦を語る。

相手はここまで27戦13勝7分け7敗・勝ち点46の5位。
今季は長くトップ3を維持し、ルヴァン杯も4強に勝ち上がったが、
リーグ戦は最近4戦未勝利と低調で、鹿島・浦和の追い上げを許した。

特に得点力の不足が目立つ 8月以降の6戦で4得点。
2得点以上を奪った試合がなく、チーム得点王(11得点)の
ユンカーも7月の横浜M戦を最後に6戦ノーゴールである。
もともとバカスカ点を取るスタイルではなく、
ロースコアの試合をしぶとくものにするスタイルではあったが・・・
やはり8月にサウジに移籍したマテウスの穴が大きいのか。
MF米本とかFW酒井宣とか負傷離脱も相次いでいる。

対する札幌も、ルヴァン杯敗退&最下位湘南に不覚と悪い流れにいる。
また、湘南戦は出場停止だった駒井が戻ってくる一方で、
荒野拓馬が黄紙8枚目ツモで2戦出場停止&馬場が杭州アジア大会にドナドナ。
トータルで中盤の軍用馬が1頭マイナスという状況で、
「札幌キラー」MF稲垣を擁する名古屋を相手に不安が残る。
桐耶と福森のWスタメン起用などが考えられるが・・・

下り坂同士の対戦となると、双方とも先取点が「のどから手」だろう。
5月の対戦でやらかした「序盤の安い失点」は厳禁である。
期待するのは、湘南戦で音無しだった浅野と小柏の2人。
豊田は三重出身の浅野には準地元の地と言える。
親類や友人の前でモチベを上げてほしい。
小柏は代表SBの森下との今季第2ラウンドに臨む。
明治大の先輩の前で存在をアピールしてもらいたい。
青木も古巣相手のジョーカーになってほしいが、はたして。

おそらくスタンドから大嘉が見守る一戦。
「本籍地」が不甲斐ない試合を見せないことを願う。

最下位に不覚

2023年09月18日 | コンサドーレ
デルピエロ観戦&全国中継の試合で失態。

駒を欠き 馬に渡した 勝ち点3 影を落とすは 照らす太陽

ちなみに16日は「競馬の日」だった。今年はJRA誕生100周年(無関係)。

相手のスタメンを見て、GK富居とDF田中・岡本の不在に驚いた。
12日の体調不良の選手続出の報道と合わせて考えると、
つまりはそういうことかと理解した。ソフトバンクの選手の大量離脱も重なったし

「ダイキ祭り」がお流れになったのは残念だったが、前節からGKと
3バックの2枚が変わり、右WBもU23アジア杯帰りの畑をさすがに温存。
これは序盤に決着をつける願ってもない好機だと思った。
前半9分にはボランチ奥野にイエローが出たし。

この序盤に先手を取れなかったのがすべて

札幌の攻撃に順応する時間をむざむざ相手に与えてしまった。
なりふり構わず守りを固めたボトム勢に、
現在の札幌のような「宙ぶらりんクラブ」が攻めあぐねる試合は、
確かに「終盤戦あるある」だが・・・もっとミドルを狙ってもよかったような。
せっかくコータがOB戦で良い手本を見せてくれたのに

1点を追う後半は、浅野のアレとか小柏のアレとか
惜しい場面もつくったが、ツキにも見放されていた感がある。
ブービー横浜FCのヨモさんの援護射撃もかなわず残念だ。
その一方で相手の名塚ヘッドコーチやミンテはほっとしただろうが

ところで平岡大陽 21年のドームでプロ初得点を挙げて勝ち点を奪った
タナシュンの後輩がまたも大仕事。札幌戦でプロ初得点を挙げた選手と言えば、
先ごろ引退を表明した忠成とか、ドイツ戦・トルコ戦に出た田中碧とか、
代表に出世した選手もいるが、彼の行く末ははたして。

  • ホークス
日本ハムに1対6で連敗。そろって敗れたロッテ・楽天にお付き合い。
先発の和田が5回までに被安打7・四球6のらしくない投球で5失点。
らしくないと言えば、試合中にベンチでグラブを叩きつける姿に驚いた。
この漢が負の感情を表に出すのはきわめて珍しい。
3戦17イニング援護なしではフラストレーションもたまるか・・・

湘南戦の展望

2023年09月16日 | コンサドーレ
今夜の前座試合のOB戦。やはりメンバーに名塚善廣の名前はなし
まあ、対戦相手の、それも最下位クラブのヘッドコーチが
試合前にU15との球蹴りに興じるとはいかないもんなあ。

というワケで、今夜の湘南戦を語る。
相手はここまで26戦3勝9分け14敗・勝ち点18の最下位。
J1の18クラブで唯一、勝ち点20に届かずに苦しんでいる。
今夜の試合に臨んでも、いろいろ不安材料を抱える。
まず正守護神のGKソン・ボムグンが左足骨折で離脱中。
第25節の浦和戦から富居がゴールを守っている
<よって、今夜の試合は富居・杉岡・菅の「ダイキ祭り」の可能性が高い
また、貴重な長身FWだった山下も左ヒザの半月板を痛めて手術し、
レンタル元のFC東京に戻って、今季の残りをリハビリに当てている。
余談だが、神戸の未月や栃木の根本といった他クラブに貸し出した選手も
左ヒザに大怪我を負った。全選手の左足にお祓いを要する苦境と言える
加えて、12日には体調不良の選手が続出して公開練習中止の凶報
あす17日には16位横浜FCとブービーが食い合うので、
今夜はきわめて大事な一戦だが、明るい材料が見当たらない。

もっとも明るい材料が乏しいのは札幌も同じ。
天皇杯に続いてルヴァン杯も敗退し、タイトル獲得が事実上閉ざされ、
モチベの低下が心配だ。選手は「ひとつでも順位を上げる」と口にしている。
事実、FC東京を抜いて一ケタ順位への足がかりをつくる好機だ。
一方で、敗れると鳥栖に抜かれて13位に下がる。浮上と転落の狭間にいる。
だが、「J2に落ちたら助からぬ」というあまりに原始・あまりに本能的
湘南のモチベに比べて弱さは否めない。また、先述した駒井の出場停止も痛い。
湘南戦では昨季から2戦連続で先制点を挙げていただけに。

要注意の選手にはミンテを挙げる。ルヴァン杯から中5日の札幌に対し、
湘南は2日の鹿島戦から中14日だが、ミンテはさらに契約上の理由で
鹿島戦はベンチ外だった。今夜は実に中21日、9月最初の出場になる。
この間隔で古巣相手に不甲斐ないプレーは許されないと自覚しているはずだ。
新戦力のFWディサロも中21日だが、現在はディサロよりも
8月からのリーグ戦5戦で4得点のFW大橋が気になる。
開幕戦ハットの点取り屋が、欧州に移籍した町野の穴埋めに気を吐いている。
U23アジア杯帰りのDF畑も帯同するのか「あの畑が・・・あの畑が気にかかる」
2戦ベンチ外の「札幌キラー」MF阿部の出場もいかに。

対する札幌は、三ツ沢の試合が音無しに終わったとあって、
やはり前線の選手の奮闘に期待したいところ。
特に初出場・初アシスト・初得点が湘南戦だったスパチョークには、
タイ代表での奮戦を今夜の試合につなげてほしい。
点差が開けば、大森の投入&汚名返上も見たいが、はたして。

なお、この試合は土曜日のドーム開催では珍しいナイター。
札幌戦では今季7戦目となるNHKの全国中継もある。
ここまでの総合・BS含む6戦の戦績は
1勝2分け3敗・13得点&17失点とあまりよろしくない。
また、得点も失点も付きものとは、以前に語った通りだ。
まあ、クリーンシートは二の次。中継2勝目をただただ祈っている。
終盤戦の状況次第ではもう1戦ぐらい中継されて星を五分に戻せるかも