ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

館長の粋な計らいに感謝 小貝川堤防ウォーキング

2016年12月02日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2016年12月2日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28年度第27回(2016年第38回)、「小貝川堤防」ウォーキングに参加した。

常磐線藤代駅をスタートし、小貝川沿いのサイクリングロードを歩き、
途中関東三大堰のひとつである岡堰を渡って、間宮林蔵の生家・記念館を見学。
稲豊橋を渡って守谷市へ入り、常総線矢頭駅へゴールするというもので、
全長約14Kmのコースである。

8時58分、定刻どおり藤代駅に到着。


藤代駅前へ。


この日は、25名が集まった。
コース図の説明に続き、次々回までのコース図を配布。


駅前に適当な場所が見当たらないため、準備体操は省略し、
9時15分、出発!


先頭を務めるのはいつものOさんだ。


藤代駅前の通りを旧国道6号(県道208号)に向けて進む。


県道208号の片町交差点を渡り、真っ直ぐ進むと、
9時27分、相馬神社に到着した。


名前に惹かれるところがあるので参拝して行こう。
何か良いことがあるかもしれない。


相馬神社の隣に高蔵寺という寺があった。


本尊は薬師如来坐像
この座像は、室町時代末期頃の作と思われる。寄木作り。
天正末期、上野国由良信濃守源国繁が、諸将に命じて七観音八薬師を建立させたが、
藤代薬師堂はそのひとつで横瀬主膳正繁が建立にあたった。
文禄二年(1592)堂宇が完成し、入仏した。
薬師如来は、あらゆる病気を治療し、寿命を延ばすことを本願とする仏として信仰され、
無事安泰を祈願して祀ったものである。(薬師如来坐像の説明による)
(写真の座像がここで言う薬師如来坐像かは不明。
像高1.6mとある割には小さ過ぎるように見えるからだ)


高蔵寺を後にして小貝川へ向かう。
目の前に小貝川の堤防が見える。


小貝川の堤防に上がってみると・・・


堤防の上に小学生たちが大勢
堤防をグループ毎に走っているようだ。
この時期、学校の行事としてマラソンなどが行われることが多い。


順番が来るのを待っている様子だった。
『頑張ってねっ』 エールを送る。


国道6号藤代BPの下を通り抜けて、


反対側へ。
この日の天気は申し分ない快晴だが、やや風が強い。
風はそれほど冷たくはないが、正面から受けるので、うつむき加減になる。


国道6号藤代BPから250mほど進むと、別の橋が見えてきた。
交通量は少なく、トンネルもないので、直接横断だ。


橋を横断し、小貝川に沿って上流を目指す。


右手に筑波山が見える。
『きれいに見えるわねっ』
富士山も見えたが、写真を撮るには至らなかった。


小貝川の堤防を進む。


前方に大きな建物が見えてきた。
「小貝川藤代地区河川防災ステーション」だった。
①緊急時の避難場所、②水防資材の備蓄、③ヘリポート、④防災センター 
などが主な整備内容とある。
『こんな川のすぐ傍を避難場所にして問題ないのかねぇ?』


「小貝川藤代地区河川防災ステーション」を過ぎると、
広いグラウンドがあった。
「藤代スポーツセンター」の多目的グラウンドである。


多目的グラウンドに隣接してテニスコートがあり、
多くの人がテニスを楽しんでいた。


テニスコートの先に公園らしきものが見える。
「小貝川リバ-サイドパーク」だ。
『あの辺で休憩だねっ』


10時4分、「小貝川リバ-サイドパーク」に到着。


「小貝川リバ-サイドパーク」で一休みして行こう。
『いやぁ 今日は天気が良くて気持ちが良いねぇ』


10時21分、上流の関東三大堰である岡堰を目指す。


岡堰を目指す。


小貝川の斜め右に筑波山が見える。
川が蛇行しているので、その都度筑波山の位置が異なって見える。


しばらく進むと、対岸に白い巨大な建物が見えてきた。
岡堰かと思ったら、伊丹排水機場の水門だった。
『小貝川にはいろんな設備があるんだねぇ』


正面からの風を受けながら、小貝川の堤防を進む。
堤防の下にも小さな路が続いている。


『少しでも風を避けるため、下を歩きましょうっ!』


後に続く皆さん。


『ここはほとんど風が当たらないねっ』


『落ち葉の上を歩くのって気持ちが良いのよねっ』
などと話していたが・・・


路は長くは続かなかった。
『また堤防上に合流しちゃったねぇ』


再び正面から風を受けながら進むと、11時2分、小さな公園があった。
中央に大きな石があり、「川の一里塚」とあった。
「川の一里塚」は初めてだ。


ここで2回目の休憩を摂ることにした。


11時11分、上流の岡堰を目指す。


『風がなければ最高なんだけどねっ』


二三成橋(ふみなりばし)を潜り、


岡堰へ。


ご機嫌のツーショットが何とも羨ましい。


前方に岡堰らしき建造物が見えてきた。
『ようやく見えてきたなっ』


岡堰が次第に大きく見えるようになった。
岡堰は、関東三大堰(福岡堰・豊田堰)の一つである。
全て小貝川にあるというからには歩かないわけにはいかないだろう。
桜の名所で名高い福岡堰は、一昨年歩いた。
残る豊田堰は、来年にでも企画しようと思っている。


『ここまで未だ2/3しか歩いてないのよねっ』
この日は、戸頭駅まで歩く予定なので、残りは1/3以上ある。
先は長い。


11時37分、岡堰に到着。
藤代駅を出発して約2時間20分が経過していた。


岡堰を渡る。


岡堰から下流を眺めたところ。
筑波山が左端に見える。


岡堰を渡って直ぐ左に曲がり、堤防を上流へ。


『いやぁ 立派な庭だねぇ 大したもんだっ』


当初は岡堰を渡った辺りで弁当をと考えていたが、適当な場所がなく、
近くにトイレなどの設備も見当たらない。
これでは女性陣の了解は得られるはずがない。
ここは、20分余り先の間宮林蔵記念館まで行くしかなさそうだ。
ということで、間宮林蔵記念館を目指すことにした。


最初は土手下のを歩いていたが、再び土手の上に出た。


筑波山がちょうど右手に見える。


12時4分、与後排水樋菅を通過


間宮林蔵記念館を目指す。


道が二つに分かれていた。
右の道は上平柳の集落へ通じている。右へ進む。


民家で間宮林蔵記念館への道を教えてもらった。
『ここを真っ直ぐ行けばありますよっ』


中平柳の集落を進む。


12時11分、水神社を通過すると、


12時13分、間宮林蔵記念館に到着した。
女性陣は、我先にとトイレへ一目散だ。


間宮林蔵の生家


間宮林蔵の銅像


入館料通常100円のところ、15名以上の団体割引で半額の50円とのこと。
担当の方(館長さん?)に近くに弁当に適した場所を訊ねると、
生家の縁側でもOKだし、映像コーナーの椅子も使って構わないとのこと。
粋な計らいにただ感謝・感謝である。
『いやぁこれは、ありがたい。助かりますっ!』

お言葉に甘えて、縁側に座らせてもらって弁当にする人。


映像コーナーで、ビデオを見ながら弁当にする人も。自分もその一人だ。
2回の樺太探検の様子や、この地で生まれ「間宮海峡」の名が全世界に
紹介されるまでが描かれていた。
弁当の途中で1名入館者がいたが、映像コーナーには遠慮して入ってこなかった。
申し訳なかった、と思っている。


弁当が終わった後、生家の見学をしたり、
(土間)


(居間・座敷)


あらためてビデオの鑑賞や、展示室を見学したりして時間を過ごした。


展示室では、
間宮林蔵が、極寒の地で使用した「蝦夷布」や「探検頭巾」「測量用鎖」の実物や
幕府に提出した報告書「東韃地方紀行」「北蝦夷島地図」などが展示されている。
(展示室内は撮影禁止となっている)

幼少期のエピソードとして有名な、
林蔵13歳のときに祈願したと言われる筑波山の立身岩の碑なども紹介されている。
(2011年11月25日に撮影したもの)


館長に丁重にお礼を述べ、13時2分、間宮林蔵記念館を後にした。
『間宮林蔵記念館で弁当が出来て本当に良かったわねっ』


『後は矢頭駅へ向かうだけだねっ』
何となく、皆さんの足取りが軽いように見える。


墓が林立する浄圓寺横を通過し、


土手の上へ上がると、


稲豊橋が見えてきた。
青い橋桁が印象的である。


稲豊橋を渡る。


稲豊橋から見た小貝川上流
『こうやって見ると、けっこう広いんだねぇ』


稲豊橋を渡る。


13時20分、稲豊橋を渡ると取手市に入った。
(間宮林蔵記念館は、つくばみらい市)


県道328号線が続く。


県道328号線を進む。


13時29分、「やすらぎ苑」入口を通過


『あの建物は何かしらっ』
(後で調べたが、守谷の分乗マンション「ブランズシティ守谷」と思われる)


市之代橋を渡り、


13時33分、守谷市に入った。


みずき野の住宅街を進む。


みずき野六町目辺りの住宅街を進む。
釣り仲間のA氏は確かこの辺りだったような気がする。


13時46分、みずき野十字路交差点で最後の休憩を摂り、


みずき野四町目方面へ。


『いやぁ 今日は思いの外歩いたよな~っ』


みずき野三町目辺りの住宅街を進む。


14時7分、みずき野団地の入口モニュメントを通過。


常総線踏切から戸頭駅ホームが見えた。


14時11分、ゴールの戸頭駅に到着した。
『お疲れさま~っ』


戸頭駅ホームで列車が到着するまでベンチで一休み。


『疲れちゃった~っ』は本音だろう。


14時23分、取手行2両編成の列車がやってきた。


列車内はほぼ貸切状態だ。


『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


常磐線藤代駅から小貝川サイクリングロードを歩いて常総線戸頭駅へ。
距離はやや長かったが、快晴の天気に恵まれ、気持ちの良いウォーキングだった。
間宮林蔵記念館での館長の粋な計らいには、ただ感謝のみである。

関東三大堰(福岡堰・岡堰・豊田堰)のうち、2つ歩いたことになる。
全て小貝川にあることから、残る豊田堰は、来年度のスケジュールに
組み入れたいと思っている。


この日の万歩計は、24,000歩を超えていた。

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