ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

新緑に気分爽快 筑紫湖から椎尾山薬王院

2019年05月03日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年5月3日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
令和元年度第5回(2019年第17回)、「筑紫湖から椎尾山薬王院」ウォーキングに参加した。

”筑紫湖から椎尾山薬王院”を歩くのは、2015年4月24日(金)以来4年ぶりとなる。

第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは6名のみ。
1台の車で、この日の出発地筑紫湖へ向かった。
定刻5分前の9時55分、筑紫湖駐車場に到着したが、駐車場は言うに及ばず周辺の空き地も
車でいっぱいだった。
ところが、早めに直行した人が奥にスペースがあるということで、移動して1台分を空けてくれた。
おかげで筑紫湖駐車場に何とか駐車することができた。


先に到着した皆さんは、参道入口付近の空き地に駐車できているとのこと。
皆さんが待つ参道入口へ向かう。


『こんな所にも駐車してるんだぁ』
多分釣り人の車と思われるが、こんな所に停めているのは初めて見た。


珍しくそば処・つくし停が営業していた。
GWの連休中ぐらいは営業しなきゃ、ってことだろうか?(失礼)


10時1分、椎尾山薬王院参道入口に到着。


参道入口では皆さんが今や遅しと待っていた。


この日の参加者は、16名である。
地元にしてはやや寂しいが、10連休真っ只中では皆さんお孫さんのお相手などで忙しいのだろう。
この参加人数はやむを得ないというものだ。


10時12分、白内障の手術が無事終わり、3週間ぶりの参加となったTKさんを先頭に出発!


舗装された参道を先ずは薬王院を目指す。


参道の新緑が美しい。
『今が一番緑が美しい時期だよねっ』


薬王院を目指す。


緩やかな上りの参道が続く。


薬王院を目指す。


参道を走る車がいつになく多い。
薬王院参拝、あるいは筑波山登山(薬王院コース)のためと思われる。


薬王院を目指す。


4月に入会したばかりのNKさん(右)
手ぶらのように見えるが、実はたくさんのポケットが付いたベストを着ており、
次々にいろんな物が出てくる”不思議”なベストなのである。
左のKKさんとは対照的である。


『坂道はしばらく振りなんで、けっこうきついねぇ』
思わず本音を漏らすTKさん。


七曲りの上りの坂道が続く。


『藤がきれいだねっ』


山藤がところどころに咲いていて、目を楽しませてくれる。


間もなく薬王院の専用駐車場だ。


薬王院住職宅への入口(左)前を通過すると、


筑紫湖駐車場へ通じる下り口がある。
当初はここを上ってくる計画だったが、急斜面で滑り易い箇所があるため、参道に変更した。


薬王院の参詣専用駐車場を過ぎると、道路が少し下りになった。
『一息つけるわねっ』


左手に椎尾薬師参詣順路の案内板が。
『あと200mだって』


10時41分、椎尾山薬王院の山門前に到着した。
参道入口から約30分かかったことになる。
石段を上ると・・・


関東ふれあいの道の薬王院の説明板
椎尾山薬王院は、延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の寺院です。
楼門・薬師堂・三重塔などの伽藍が樹林の中に配置されています。
本尊の薬師瑠璃光如来像は鎌倉時代の作で、県内三塔の一つに数えられている三重塔と共に
県の文化財に指定されている貴重な遺産です。
また、樹齢500年と推定されている椎の大木は、寺のシンボルとなっています。


案内板の直ぐ後ろに県指定天然記念物の樹齢500年のスダジイ(椎)の大木が。
仁王門の周辺はスダジイの巨木群生地でもある。
『いやぁ この椎の木は凄いね~っ また立派だねっ』


令和元年の幕がかかった仁王門(市指定文化財)を潜る。
『令和初めての薬王院ってことになるねっ』


あいにく金剛力士像(仁王像)は修理中だった。
何時戻って来るのかは分からない。


仁王門を潜った先、さらに急勾配の石段を上る。
『傾いてるし、段差もあって危ないよねっ』


石段を上り切り、振り返って仁王門を望む。


石段を上り切ると、正面に諸精霊菩提供養の仏像が。
個人が奉納した仏像のようだ。


手水舎で手を洗い清めていると、MZさんが鐘楼へ向かうのが見えたので直ぐに後を追った。


梵鐘を撞くMZさん。今回はばっちり撮ることができた。
境内に荘厳な鐘の音が鳴り響いた。
重さ約1tのこの梵鐘は、真壁町の伝統ある小田部鋳造で造られたもの、だそうだ。


皆さんが一休みしている間に


薬王院本殿
椎尾山薬王院は延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の古刹である。
本尊の薬師瑠璃光如来像は、鎌倉時代の作で県の文化財に指定されている。
この薬師堂は古来より病気平癒の霊場で知られている。


本堂内部
本尊の薬師瑠璃光如来像が安置されている。


椎尾薬師の巨大眼鏡
薬師様は病気や目をお守り下さる佛様として、古来より厚く信仰されております。
眼鏡のレンズの部分を潜り抜けることにより、病気、特に目の病にご利益があるとされております、とある。
次に薬王院を訪れることがあれば、その時はレンズの部分を潜り抜けることにしたいが、
老眼や近視にも御利益があるのだろうか?


本堂内部(天井)には、奉納された絵馬などの額が飾られている。


三重塔手前に小さな社とスダジイの大木が。


三重塔(県指定文化財)
県内三塔の一つに数えられている。
塔高25m、椎尾山のシンボルとなっている。
現在の堂塔は、38世学頭本孝・39世尊孝が、大工棟梁桜井瀬左衛門安信の手により、
宝永元年(1704)に完成させたもの。
色彩豊かな装飾建築が見所で、桜井安信は8年後に著名な成田山新勝寺三重塔を完成させており、
その点でも重要な建造物となっている。


”令和元年慶祝記念 椎尾薬師三重塔 特別御開帳” とあるが、
拝観料500円が必要である。


11時4分、薬王院を後にする。


『大きな牡丹だねぇ』
見頃は少し過ぎてはいるが、見事な花である。


庭園の池
(弁天池?)


桃の節句には池に雛人形を乗せた船を浮かべて目を楽しませてくれる。
(2018年2月19日撮影)


寺の奥へ進むと、


お地蔵様と歴代寺院住職と思しき墓が並ぶ。


『鬱蒼としてちょっと気持ちが悪いわねっ』


薬王院コース登山口の石段を下り、周回道路へ。


『薬王院コースが一番距離が長いんだぁ』
薬王院~筑波山山頂まで2,300mとある。
『このコースが一番厳しいって言われてるよねっ』


『こっちも車がいっぱいだねっ』
全て筑波山登山者の車と思われる。
山頂の御幸ヶ原は大賑わいになっていることだろう。


周回道路を進む。


緑が美しい。
(正面には男体山の山頂が見えるのだが、絞りの関係で見えないのは残念)


道端に小さな社が祀られていた。


濃淡の緑のコントラストが美しい。


周回道路を進む。


ユースホステル跡、筑波高原キャンプ場へと続く道が通行止になっている。
なんと! ”側溝蓋盗難のため”と書かれている。
『側溝の蓋を盗む奴がいるんだぁ』
『けしからんことをする輩がいるんだねぇ』


みかん園を目指す。
ここからは下りになる。


最も山頂に近いみかん園を通過


『ここからしばらくみかん園が続くみたいだねっ』


筑波山梅林へ通じる入口も通行止めになっている。
『ここも側溝蓋盗難のためなのかねぇ』


上から2番目のみかん園(やま久)を通過
『筑波山のみかんは味が濃くて美味しいんだよねっ』


後量庵前を通過
『後量庵ってなんか蕎麦屋みたいな看板だねっ』


11時35分、上から3番目のみかん園(秀)に到着した。


『いやぁ ここからの眺めは素晴らしいねぇ』


みかん園(秀)からの眺望


みかん園(秀)からの眺望(パノラマ)


しばし休憩の後、11時41分、みかん園を後にして、ゴールを目指す。


『上った時より余計に下ってるような気がするけどねぇ』
参道の上り坂はそれほどきつくはなかったからかもしれない。


『ここからの眺めもなかなかのもんだねぇ』


ゴールを目指す。


みかん園のゲートが近くなってきた。
”ありがとうございました まだどうぞ”とある。


みかん狩入口ゲートを潜る。
『みかん狩の頃に来てみたいわねっ』


筑波山のみかん園は9箇所(軒)あるが、2箇所以外は全て酒寄の苗字になっている。
この辺りは真壁町酒寄地区、みかん園以外の殆どの家も酒寄の苗字なのだろう。


ゴールの筑紫湖駐車場を目指す。


薬王院(右)へ通じる分岐点を通過。


『お寺のような立派な門だねっ』
『個人のお家なのかしらっ?』


前方に駐車している車が見えて来た。
『こんな所にまで駐車してるんだね~っ』


間もなくゴールの筑紫湖駐車場だ。


展望台の案内標識があるが、薬王院への近道でもある。
当初はここを上ることにしていたのだが・・・
やや急登で滑り易い箇所があるが、次回はこの径を上ることにしよう。


12時4分、ゴールの筑紫湖駐車場に到着。


全員無事到着だ。


新会長となったTKさんから次回の説明があり、この日はここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


椎尾山薬王院を訪問するのは、2015年4月24日(金)以来4年ぶりである。
前回は、筑紫湖を半周して酒寄地区を巡って薬王院へ向かったが、今回はいきなり参道から
薬王院へのコースとなった。
参道コースは、新緑に包まれて気分は爽快だった。
適度な高低差と距離に、『また歩いてみたいわねっ』の声も。
紅葉あるいはみかん狩りなどの時期に、企画してみたい。

この日の万歩計は、9,500歩を計測していた。

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