ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

素晴らしい景色に感激 大山ハイキング

2017年11月24日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2017年11月24日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29度第24回(2017年第40回)、「信仰の名山 大山ハイキング」に参加した。

6時45分、土浦市民会館~天川団地を回って来たバスが三中公民館に到着。
待機していた13名が乗り込んだ。
昨日の最終確認時は12名だったが、この日朝突然一人の女性会員が現れた。
本人は、申込んでいるものと勘違いしていたのだ。
一人でも多くの人に参加して欲しい会としては、歓迎すべきことである。
朝食弁当は、運転手さんの分を回してもらい、昼食弁当は弁当屋に
追加手配するなどして、何とか弁当は確保した、と言う次第。


結果、この日の参加者は17名となり、一人当りの負担額は500円安くなった。
当初の申込者は25名ほどいたのだが、故障者続出でこの日の人数となった
ことを考えると、喜んでばかりはいられない。
最近、故障者が増えて来ているのが気になるのである。


圏央道つくば牛久ICから常磐道を走り、最初の休憩地守谷SAまでの間に
いつもの弁当で腹ごしらえだ。


7時17分、守谷SAに到着。
ここで最初の休憩を摂る。


首都高の手前から常磐道の渋滞が始まった。
毎度のことながら、うんざりする。


8時7分、ようやく首都高八潮料金所を通過。
守谷SAから40分以上もかかる始末である。


車窓から時折見える富士山が気晴らしになる。
一喜一憂しながら車窓を眺める。


前方に東京スカイツリーが見えて来た。
既に8時30分を過ぎている。


運転手さんの判断で東池袋方面へ。


『富士山がきれいに見えるねっ』


バスは山手トンネルを走り、


東名高速へ。


東名高速手前になり、ようやく渋滞から解放された。
しかし、上りの渋滞はまだ続いている。
運転手さんによると、平日の渋滞にしては厳しい、とのこと。


9時19分、東名高速の東京料金所を通過。


海老名SAで2度目の休憩を摂る。
ここで昼食の弁当が積み込まれたようだ。


『あの山がこの日登る大山だよねっ』


東名厚木ICで降り、国道246号に入ると、ここでも渋滞が待っていた。


のろのろの国道246号を走ること約1時間の10時56分、
ようやくこの日のスタート地点となるヤビツ峠への表示が見えた。
厚木ICの次の秦野中井ICで降りるべきだった。


県道70号の住宅地を抜け、曲がりくねった細い道を走り、


11時30分、バスはようやくヤビツ峠に到着した。


海老名SAで積み込んだ弁当を受取り、


NGさんの掛け声で準備体操だ。
長時間バスに揺られた身体をほぐす。


『膝を回して~っ』


『思いっきり胸を反らして~っ』


先日、突然亡くなられたOMさんの霊に黙禱を捧げる。


手を合わせる人も・・・


11時39分、大山山頂を目指して出発!
山頂まで2.3Kmとある。


「まゆみの会」で登ったことがあるというKDさんによると、
山頂まで凡そ1時間半の道のりらしい。
頂上に着くのは13時を過ぎることになるのだろう。


先頭を務めるのは、NGさんだ。


NGさんの後を追って山道を上る。


上り始めて10分、外気は冷たいが、早くも全身に汗が滲んで来た。
服を脱いで暑さ調整だ。


傾斜はそれほどではないが、山上りは11月3日の宝篋山以来となるため、
けっこう疲れる。


11時58分、大山まで1.7Kmの地点を通過。


『先はまだまだありそうねっ』


少しだけ平坦な場所もある。
呼吸の乱れを整えるにはちょうどいい。


山道の脇に可愛らしいお地蔵さんが置かれていた。
『あら~っ 可愛らしいわね~っ』


お地蔵さんを過ぎると、急な斜面が始まった。
鎖が備え付けられている。


『頑張って~っ』


何とか鎖場を上り切り、一息つく。


急斜面の上りはまだまだ続く。


黙々と急斜面を上る。


12時16分、大山まで1.2Km地点に到着。
『半分は来たかしらっ?』


ここで一休みしよう。


白く輝く相模湾が見える。
突き出ているのは、真鶴半島と思われる。


大きな岩がゴロゴロと転がる山道になった。


『何だか筑波山みたいだねっ』


山道は細い窪みになったりもする。
変化に富んだ道である。


途中で下山する人とすれ違う。
『あとどのくらいですか?』
『まだまだけっこうあるわねっ』にがっくり。
もうちょっと元気を貰える言葉を期待していたのに・・・


12時34分、一息入れよう。


見えているのは湘南海岸(平塚・茅ヶ崎)辺りか?


大山への道は木道になった。


木道は緩やかに見えるが意外に疲れる。
黙々と木道を進む。


いったん木道は途切れたが、


再び木道になった。


木道を歩くこと20分、


左手に丹沢の山々が見えて来た。
『きれいな稜線だねっ』


12時58分、大山山頂まで200mの地点に到着した。


石柱には、
「国定公園 大山口登山道 標高1,174m ヤビツ峠分道 二十五丁目」
と刻まれている。
大山阿夫利神社下社とヤビツ峠からの合流点だ。


下社からは次々にハイカーが登って来る。
当会も全員が揃い、呼吸が整ったところで、


最後の200mへ挑むことにしよう。
『頂上まであと10分、ガンバレ』の看板が励みになる。


最後の200mは、岩だらけの道である。


『ほんとに筑波山みたいだねっ』


下りて来る人も多いため譲り合いながら登る。
『こんちわっ』
『頑張って あと少しだよっ』なんと心強い言葉であろうか。


13時13分、阿夫利神社上社の鳥居に到着


鳥居の左手から山頂付近が雲に覆われた富士山が見えた。
『あの雲が取れるといいんだけどな~っ』


KEさんに誘われて、緩やかな坂道を進む。


大山山頂のアンテナが見えて来た。


富士山の雲が少し薄れて来た感じ。
『さっきよりはましだねっ』


13時22分、大山山頂の奥の院に到着。


本殿に参拝しょうとしたが、本殿の扉は閉まっていた。残念!


奥の院前に戻り、弁当タイムだ。
当会以外にもたくさんの人達が弁当タイムだった。


相模湾の遠望を眺めながらの弁当。


『天気も良いし、最高だねっ』


この日の弁当は”鶏の照り焼き丼”だった。
タケノコ・椎茸の煮つけもとても美味しかった。


弁当が終わり、下山口辺りからの眺望をしばし楽しむ。


『いやぁ ほんと素晴らしい眺めだねぇ』


13時56分、下山開始だ!
KEさんによると、見晴台まで60分余とのこと。


丸太の階段を下る。


『下りは楽で良いわねっ』


快調なペースだ。


木々の隙間からの景色が美しい。


見えているのは、阿夫利神社下社のようだ。
『あそこまで下るのねっ?』


14時10分、見晴台まで1.8Kmの地点を通過。


下り始めて凡そ30分、風は冷たいが汗が出て来た。
少し休憩しよう。


所々に紅葉を見ることが出来る。
ちょうど見頃といった感じである。


見晴台を目指す。


丸太の階段から岩だらけの道に変わった。


『根っこに気を付けて~っ』


14時59分、後方との間隔を詰めるため、2度目の休憩。


見晴台を目指す。


『きれいに紅葉してるよねっ』


急斜面の林を抜けると・・・


見晴台まで0.2Kmの標識が。
『見晴台まであと200mだよ~っ』


前方に見覚えのある見晴台のベンチが見えて来た。
4年前の2013年10月13日(日)に「関東ふれあいの道」(神奈川県No.16)
歩いたことがある場所だ。
この時は、蓑毛から大山阿夫利神社下社を経て、日向薬師へと歩いた。


15時8分、見晴台に到着。
下山開始から1時間10分余りかかったことになる。


振り返ると、大山の山頂が見えた。
『あそこから下りて来たんだぁ』


ほどなく全員が見晴台に到着。


阿夫利神社下社まで残り1.4Kmの表示。
見晴台からの景色は木々に遮られていまいち、
ベンチはほぼ塞がっていたこともあり、直ぐに下社へ向かうことにした。
あまり長くバスを待たせることは避けたい。
下社へは緩やかな下りのみなので楽である。


15時12分、下社へ向けて出発!


快調なペースで下社を目指す。


下社へ。


急斜面の景色


右手に2本の大木が聳えていた。
大山祇神を祀っていた御神木と隣の別の木が下部で結合していることから
”絆の木”と呼ばれているそうだ。


”絆の木”を通過し、ジグザグの坂道を下る。


二重社手前の2本の御神木の間を通過すると、


見晴台から15分ほどで二重社に到着。
二重社は、阿夫利神社の摂社で水神が祀られている、とのこと。


二重社の先に、二重滝が流れ落ちていた。


二重滝を過ぎると、「関東ふれあいの道」の里程標があった。
2013年10月13日(日)に歩いて以来、4年ぶりである。
この道をOMさんと一緒に歩いた事が想い出された。


大新稲荷神社を通過して、


石段を上ると、


ひと際鮮やかな真紅のもみじが迎えてくれた。
『いやぁ 素晴らしい紅葉だね~っ』


「おつかれさまでした」に疲れが少し和らいだ感じ。


15時37分、大山阿夫利神社下社に到着した。
見晴台から25分、大山山頂から1時間40分かかったことになる。
疲れてはいたが、最後に大山阿夫利神社下社に参拝しよう。


長い石段を上り、下社の拝殿へ参拝。


下社境内から見下ろす相模湾と紅葉の景色が印象的だ。


下社境内の紅葉(1)


下社境内の紅葉(2)を堪能し、


ケーブルカー阿夫利神社駅へ向かう。


ちょうど上りのケーブルカーが到着するところだった。
『あのケーブルカーに乗るんだねっ』


16時ちょうど発のケーブルカーに乗り込む。
ケーブルカーは満員状態だった。


ケーブルカーは、16時ちょうどに発車して、山頂駅を後にした。
『けっこう急な傾斜だねぇ』
『筑波山より急勾配な感じがするねぇ』


大山ケーブル駅からバスの待つ駐車場へ向かう。


”こま参道”は、名物の豆腐料理やいのしし鍋、


土産物を売る店が軒を連ねていた。


『初めて歩くけど趣のある参道ねっ』
『なかなか良い雰囲気だよねっ』


『長さを感じさせないわよねっ』


大山ケーブルバス停を過ぎ、住宅街を下る。


バスが待っている駐車場に到着。


16時45分、バスは駐車場の一番奥に待っていた。
辺りは既に暗くなり始めていた。


この後バスは、国道246号を走り、渋滞が始まったという首都高を迂回し、
海老名JCTから圏央道へ。


途中厚木PAで休憩を摂り、帰路についた。


OMさんの姿が見えないのは寂しいが、OMさんを偲んで
盛り上がったことを伝えておきたい。
OMさんもきっと喜んでくれていると思う。


20時41分、バスは無事三中公民館に到着した。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


初めての大山ハイキングだった。
首都高及び国道246号の渋滞には、正直言って参った。
ヤビツ峠への到着が1時間以上も遅れ、どうなることかと心配されたが、
何とか明るいうちにゴールできたので、ホッとしている。

大山山頂からの景色は素晴らしかった。
OMさんも期待していたので、できれば一緒に観たかった。
長い石畳の”こま参道”の風情も印象的だった。
この日は、時間の余裕がなく立寄れなかったが、
大山名物の豆腐料理を味わってみたいと思った。

帰着時間が21時近くになったことから、バス代の追加料金が
発生していないかが、気がかりな点である。
せっかく勘違いによる1名の突然の参加で500円安くなった分が
帳消しになるかもしれないのである。

この日の万歩計は、17,000歩を計測していた。

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