ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

思ったよりきつかった 竜神峡ハイキング

2015年11月13日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年11月13日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成27年度第20回(2015年第31回)、「竜神峡ハイキング」に参加した。

6時38分、三中公民館に行くとバスも到着したところだった。


天川団地入口⇒土浦市民会館へと廻り、常磐道へ。
この日の参加者は、定員いっぱい満席の28名と、


マイカーで参加のFさん夫妻の計30名である。
現地直行はFさんの得意とすることろだが、バスハイクでは初めてである。


朝食はいつものおにぎり弁当である。
この日のおにぎりはもっちりとして食べ応えがあった。


友部SAで積み込まれた昼食弁当は30個だ。


バスは、常磐道を走り、日立南太田ICで降り、


9時13分、スタート・ゴール地の竜神大吊橋に到着した。
素晴らしい天気である。
この日は「茨城県民の日」のためか、駐車場は既に満杯状態だった。


めいめい体調を整えて、大吊橋をバックに記念撮影。
快晴の空だが、午後には曇りの予報となっている。


9時26分、出発!
「茨城県民の日」で料金(310円)は無料。
これは大助かりである。


竜神峡方面
『これからあっちに向かって歩くんだねっ』


眼下には竜神ダムが見える。
戻るときにはこのダムを渡ることになる。


5分ほどで大吊橋の終点である。
吊り橋の根元には、竜の絵が描かれている。


急な階段を下る。


階段を下る途中、吊り橋を見上げる。
『随分下りて来たよねっ』
『帰りはあそこまで上らなきゃいけないのかぁ』


さらに下ると、


吊り橋の出口があった。
一度出ると戻れないようになっている。


亀ヶ淵まで片道1時間、武生神社(たきゅうじんじゃ)まで片道1時間30分の案内に、
亀ヶ淵から武生神社まで30分しかかからない、と理解した。
(しかし、これが大間違いだった)


平坦な遊歩道が続いている。
『今日は楽で良いよねっ』


盛期は過ぎているようだが、まだ紅葉が充分に楽しめる。
『きれいだねっ』


亀ヶ淵まで2.6Km付近を通過。


木々の隙間から竜神峡が見える。


亀ヶ淵を目指す。


亀ヶ淵まで1.2Kmの地点に、「竜神ふるさと村」0.6Kmへの近道?があった。


帰りは、ここに下りて来ることも考えられる。とこのときは漠然と考えていた。


元湯橋を渡り、


亀ヶ淵まで1Km付近を進んでいると、数人の若者が走り去って行った。
女の子も混じっている。
『頑張ってね~っ』エールを送る。


快調なペースで亀ヶ淵を目指す。


亀ヶ淵らしき小さな滝が見えた。
『あれが亀ヶ淵かしら?』


10時30分、亀ヶ淵に到着。
伝説によると、
この淵の底は上小川(大子町)のわにヶ淵に通じているとも天下野(水府村)百目木の源太淵に続いているとも言われ、
また淵の水は、水木(日立市)の泉ヶ森に吹き出しているのだとも云い伝えられている、そうだ。


ここで、水分補給のため小休止。


次々とお茶菓子が配られる。
『ごちそうさまぁ』
『いただきま~すっ』


先ほど我々を追い抜いて行った若者も休憩していたので、お裾分け。
『良いから遠慮しないで食べなっ』


10分ほどの休憩の後、10時40分、武生神社を目指して出発!
先ずは亀ヶ淵橋を渡り、若者たちとここで別れる。
亀ヶ淵への途中にあった案内によると武生神社まで30分、ということになる。、


先導役はOさんだ。


直ぐに急登の上りが始まる。


上りの後には急な下りが続く。
落ち葉で石が隠れているので滑り易い。


沢もある。


『滑りそうで恐いよね~っ』


(我々の年代にとっては)厳しい道が続く。


後続の到着を待って、


一休みして、呼吸を整える。


危険な岩場の次に現れたのはつづら折れの杉林だ。


『あとちょっとだよねっ』
『案内表示によるとあと10分くらいじゃないのっ』


11時18分、亀ヶ淵から40分ほど歩いた所に標識があった。
亀ヶ淵からまだ0.8Kmしか歩いていない。武生神社まで残り1Kmの表示だ。
『え~っ まだ半分も来てないのっ』


後続を待つために、道端に腰を下ろして一休み。


後続が到着して、気を取り直して武生神社を目指す。
あと1Kmということは、40分以上はかかることになるが・・・


急登の道はなくなったが、小さなアップダウンが続く。


11時38分、武生神社まで0.6Km地点を通過。


後続を待って全員揃ってゴールするのが、当会のモットー。


さらに山道を歩くこと10分、


11時54分、分岐点(道路)に出た。
亀ヶ淵を出発して1時間15分が経過していた。
武生神社への到着はまだだ。


目の前に里見方面?の山々が見える。
近くの紅葉が美しい。


武生神社はもう直ぐだ。


11時59分、武生神社の鳥居を通過。


坂道の参道を上る。


木々の隙間から、宝剣洞展望台が見えた。
『あの近くで弁当出来たら良いねっ』


武生神社に参拝するにはこの石段を上るしかなさそうだ。
『けっこう急な石段だよねっ』


石段の中ほどに仁王門が構えている。


仁王門を潜ると、さらに石段があった。
(拝殿まで129段の石段を上らなければならない)


『きついよね~っ この石段』


元気なOさんもバテバテだ。
『いやぁ 堪えるよなぁ』


最後の9段を上り、12時6分、ようやく武生神社の拝殿に到着した。
結局亀ヶ淵から、1時間26分かかったことになる。
吊り橋の下で見た案内表示”亀ヶ淵まで1時間 武生神社まで1時間30分”は、
亀ヶ淵から武生神社まで30分と理解していたが、”1時間30分”ということだったのだ。
何とも紛らわしい案内表示である。


武生神社本殿
神武天皇の頃、大戸道命が社の西北の山上に光臨され、大宝元年(701)役小角が
神霊をこの地に遷したと伝えられている。
大同元年(806)坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際、武運長久を祈願して本殿を修築し、
「やぶさめ」の神事を奉奏したという。(以下略)


武生神社の裏に推定樹齢約800年の太郎杉が立っていた。
高さ約35m、周囲約5mで、常陸太田市の天然記念物に指定されている。


神社の境内は日当たりが悪く、弁当を広げるには暗いので、『宝剣洞展望台辺りへ行ってみないっ』
という声があり、再び山門をくぐり、


急な石段を下り、


宝剣洞展望台へ。
この展望台と


その周辺で


弁当タイムだ。


この日の弁当は、三浜(さんぴん)の「たこめし」だ。
花貫渓谷・土岳バスハイキング」(2013年11月15日)以来である。
蛸は歯ごたえがあり、ごはんもボリュームたっぷりである。
(三浜とは大洗、那珂湊、平磯の三つの浜の総称)


12時48分、大吊橋を目指す。
当初は亀ヶ淵へ引き返すルートだったが、下りは危険と判断されたため、
「竜神ふるさと村」を経由するルートに急遽変更。


舗装道路を進む。


緩やかな坂道を下って行くと、左側に公民館があった。
ここで、体調を整えることにした。


途中見え隠れしているのは、籠岩だろうか?


夫婦で柿の収穫をしていた。
大きくて甘そうだが、これは渋柿とのこと。
干し柿にするそうだ。


「竜神ふるさと村」手前の茶屋が見えてきた。


『いやぁ 眩しいくらいの紅葉だよねっ』
真っ赤などうだんツツジが目に染みる。


「竜神ふるさと村」入口アーチを潜って進むと、


「竜神ふるさと村」のレストハウス(管理事務所)があった。


レストハウスの右奥に竜神大吊橋への階段があった。
『ここを下って行けば良いんだなっ』
13時22分、Oさんを先頭に下り開始。


急な階段が続く。


『いやぁ けっこう急だよな~っ』


先頭Gは、どんどん下って行く。


後続Gも”遅れじ”と続く。


急階段を下ること約20分、遊歩道が見えてきた。


13時41分、最後の一団も遊歩道に到着。
危険な場所もなく、亀ヶ淵とは別のルートを選択して正解だった。


『はいっ お疲れさんっ』
先着が、温かく迎えてくれるのも当会の良い所だ。


ゴールの大吊橋を目指す。


時折見える竜神峡の景色を惜しみながら、進んでいると・・・


竜神大吊橋の鉄塔が見えて来た。


『見えて来たけどけっこう遠いのよねっ』


朝方とは別の角度から見る紅葉も方向が変わればまた良いものである。


『やっぱり平坦な道は良いわよねっ』


14時11分、大吊橋出口を通過。
『ここから出て来たんだよねっ』


崖下を大きく左にカーブすると・・・


真にバンジージャンプをやるところだった。
若い女の子のようにみえる。
『良い度胸をしてるよねっ』


『あっ 飛んだっ』
峡谷に悲鳴が響き渡る。


吊り橋の高さは目測で100mくらいありそうだ。
見ている方もハラハラドキドキさせられる。
しかし、その度胸に拍手喝采である。


少し先の小さな公園で最後の休憩を採る。


ここでもジャンプを見ることが出来る。


またも若い女の子だ。
『今どきの若い女の子は凄いねっ』


竜神ダム管理事務所を通過。


大吊橋を見上げる。
『あそこまで上らなきゃいけないのねっ』
最後に最大の難関が控えている。


ダムを渡る。


ダム下流の景色


ダムを渡ると、


先ずは梯子状の階段があった。
『あれがずっと上まで続いているのかしら?』


階段は、大吊橋の下を通り抜けて続いていた。
手摺りを掴みながら一歩一歩ゆっくりとマイペースで上る。


途中、ちょっとだけ平坦な箇所があったので、一休み。
『いやぁ この階段には参ったよ』


『もう心臓バクバクっ』


急階段を上ること16分、ようやく吊り橋の入口近くに到着した。


階段を上り切ったところで、ちょうど猿回しが行われていた。


片手で逆立ちの猿を支えている。
大きな拍手が沸いていた。


3分後、最後の一団が上ってきた。
大分疲れた様子だが、全員無事ゴールである。


全員揃ったところで、「竜っちゃんの湯」へ。


15時3分、竜神大吊橋から10分ほどで、「竜っちゃんの湯」に到着した。


『かんぱ~いっ』『お疲れさまぁ』
『風呂上がりの一杯が楽しみで参加しているようなもんだよねっ』


この日風呂に入らなかった人も、生Bで喉を潤していた。
『ハイキングの後の生ビールは最高よねっ』


常磐道友部SAを過ぎる頃には外は真っ暗になっていた。
同時にすっかり酔いも回っていたようだ。

『皆さんっ、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

初の「竜神峡ハイキング」は、正直けっこうきつかった。
亀ヶ淵での折り返しでは物足りないと思い、武生神社折り返しとしていたが、
亀ヶ淵から武生神社への道が思っていたより険しく、時間を要した。
帰りは急遽「竜神ふるさと村」経由に変更したが、結果的には正解だった、と思っている。

たまたまこの日が「茨城県民の日」だったことで、竜神大吊橋が無料になったのはラッキーだった。
竜神峡の紅葉も楽しめたし、バンジージャンプにハラハラドキドキしたのは想い出に残る。

この日の万歩計は、あと少しで20,000歩に届く歩数だった。

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