ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

記憶に残る 新東京駅と日本銀行本店見学

2012年10月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2012年10月19日(金)

毎週金曜に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第22回(2012年第33回)「皇居東御苑と日銀本店見学」ウォーキングに参加した。


この日は日本銀行本店の見学ということもあってか、体調不良で1名が参加を見合わせたのみで28名が集まった。
上野駅で体調を整えているところ。


東京駅へ到着し、丸の内北口改札口を出るとドーム内には大勢の見学者が。


想像以上の人だ。
週末にはもっと大勢の人が訪れるのかもしれない。


動画
東京駅丸の内口(旧東京中央停車場)は、明治四十一年(1908)3月25日に着工され、
6年半の歳月をかけて大正三年(1914)12月14日に竣工。
開業は、大正三年(1914)12月20日で、今から約100年前のことになる。


『見て見てっ、凄いねぇ』


八角形の天井は淡いクリーム色で落ち着いた雰囲気がある。
白い鷹のようなが鳥が羽ばたいているのが印象的である。


15分ほど自由に丸の内北口を見学。
次は駅舎に沿って南口へ行ってみよう。


ホールだけでなく、外も人がいっぱいである。
『覚悟はしてたけど凄い人だねぇ』


東京駅の中央は、正面が皇居に通じる行幸通りとなっており、皇族用の出入り口となっている。
辰野金吾が設計した深谷市産の鉄筋レンガ造り3階建て総建坪9,545m²・長さ330mの豪壮華麗な洋式建築である。
関東大震災や東京空襲にも耐えていることから、辰野金吾(1854年~1919年)は、「辰野堅固」と呼ばれた。


丸の内南口へ


先ほどの丸の内北口と似ている。
北口ドームに比べるとやや見物人が少ないかな、という感じ。


南口ドームの天井も北口ドームとそっくりである。


熱心にカメラを構えるTさん。


『はいっ、笑って笑って』
夫婦で参加のFさんだ。


南口ドームを出て駅中央正面へ。


駅正面中央をバックにして記念撮影だ。
東京駅赤煉瓦駅舎前広場は今は工事中で、竣工はもう少し先の予定とのこと。
逆光で条件は最悪だが東京駅舎を入れての撮影は、この時間この場所以外にない。


皇居前の和田倉門交差点と東京駅中央口交差点を結ぶ”行幸通り”


「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」の花壇が彩りを添える。


和田倉門前の銀杏の葉が色づいてきた。
間もなく見ごろを迎える。


日比谷通りに沿った馬場先壕を過ぎると・・・


皇居外苑だ。
真っ青な空の下、手入れされた松並木を歩くのは気持ちが良い。


皇居前の内堀通りを日比谷公園方向へ進む。


凱旋壕の先に桜田門が見える。


桜田門


壕に近い方が桜田門の高麗門だ。


高麗門を抜けると、桜田門渡櫓門(わたりやぐらもん)である。


皇居前の広場に出た。
広くて気持ちが良い。


二重橋
手前の正門石橋と奥の正門鉄橋を合わせて”二重橋”という。
二重橋の奥に伏見櫓が見える。


皇居前広場の砂利を踏みしめて大手門へ向かう。


桔梗門
皇居参観の時の出入り口となっている。


巽櫓
辰巳の方角(東南)にあることから、この名が付いた。


監視人が立ちはだかっている。大手門は閉じられているではないか。
『月曜日と金曜日は休園? え~っ知らなかったぁ』
東御苑を散策して江戸城本丸付近で昼食を、と考えていたので、急遽予定変更だ。


北の丸公園へ向かうしかない。
桔梗壕に沿って竹橋方面へ。


11時43分、パレスサイドビル(毎日新聞社)前を通過


続いて平川門を通過


11時52分、北の丸公園入口に到着した。


公園内を歩き、昼食出来る場所を探す。
子供達が芝生の広場で弁当を広げていた。


我々も、ここらで弁当にしよう。


近くには東屋もある。


12時35分、日本銀行本店へ向かう。
見学開始は13時30分、15分前には着かなければならない。


竹橋を通り、


丸紅本社ビル・竹橋合同ビル前を通過。


東京消防庁
消防車を車庫に入れているところ。


KDDI大手町ビル
かつて通勤していた時期もある想い出のあるビルだ。


東京サンケイビル
途中から張り出している特徴のあるビルである。


JR高架橋下
この上を、中央線快速・山の手線・京浜東北線・東北上越新幹線が走っている。
そのうち東北線・常磐線が走ることになるのだ。


常盤橋公園に渋沢栄一の銅像が建てられていた。
渋沢栄一は、実業家として多種多様の企業を多く設立したことで知られ、「日本資本主義の父」と呼ばれている。
首都高環状線を挟んだ反対側に「日本銀行」本店がある。
銅像には、”青淵渋沢栄一”と刻まれていた。
孫の渋沢敬三は、国際電信電話(KDDI)の初代社長である。  


13時9分、日本銀行本店に到着
既に別のグループが。


監視の人に見学案内状を示し、この日の見学申し込み済みを確認して貰い、中へ入る。


旧本館内部
中央が待合場所になっている。
旧館のうち、最も古い本館建物の設計者は、明治の有名な建築家、辰野金吾博士である。
博士は、今朝見た赤レンガ造りの東京駅(旧東京中央停車場)なども設計している。


本館内部で待つことしばし。


自動販売機では、お札の顔入りフェイスタオルや特集切手、クリアファイルなどが売られていた。


13時30分ちょうど、案内嬢が現れ、見学責任者と人数の確認が行われる。
この後、映像を見て館内見学となるが、ここから先は撮影禁止となっている。
金属探知機でチェックされ、ところどころに監視人がいるというので、カメラはリュックと一緒にロッカーへ。


見学者はおよそ100人前後。
”日本銀行の役割”といった映像を見た後に、3組30人ほどに分けられ館内を巡ることに。
旧営業場→地下金庫→日本で2番目に作られたエレベータ→歴代総裁の絵が展示された2階廊下→
金銀のかたまりを量る天秤などが展示された資料室→東京駅のドームに似た資料室天井ドーム→
第15代結城総裁が使用した机や椅子
 を巡った1時間20分であった。

14時50分、見学が終了。


本館前で記念撮影などしてくつろぐ人達。
組分けされ、バラバラになったため、最後の組が出てくるまで待っているところ。
新たな見学の人も混じっている。


日銀を後にして・・・


日本橋三越前


三越前を通過


道路のど真ん中に「日本国道路元標」のある日本橋を通過


東京駅八重洲北口は目の前だ。


買い物や寄り道をする人もいることから、この日はここ東京駅中央改札口で解散とすることに。
『今日は大変お疲れ様でしたっ』
『無事に帰宅しましょうねっ』

有志4名が上野駅で喉を潤して行くことにした。


中ジョッキ+(焼餃子5個 or 肉焼売3個 or 春巻2本)=750円
割とリーズナブルである。

『乾ぱ~い』
『お疲れさんでしたぁ』

未明まで強い雨が降っていたので果たして予定どおり実施できるか気を揉んだが、
朝になって一転雲一つない絶好のウォーキング日和になったことは幸運だった。
新しくなって間もない東京駅をじっくり見ることができたのは、記念になる。
ライトアップされた夜景も素晴らしいとのことなので、そのうち見たいものだ。

初の「日本銀行本店」見学ということで、30名近い参加者が集まったのは嬉しい限りである。
写真は撮ることが出来なかったが、いつまでも記憶に残ることだろう。
会員の希望を募った結果でもあるので、今後も募集を続けていきたい。


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コメント
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