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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



牡丹灯籠を観に行ったなり〜







もう9月なんやねぇ。
今年も3分の2は過ぎたってことかー。
早いなぁ。
日曜に京都に行って、もう1週間よ。
何してたかなぁ、私。
忘れないうちに記録だけ残しておきます。
旗本の娘お露・玉朗は浪人萩原新三郎・喜多村緑郎さんに恋して、あまりに恋焦がれて焦がれ死にしちゃうのね。
「んなことあるかーい!」なんだけど、とにかくお露はあっさり死んじゃうの。
乳母のお米・上村吉弥さんもお露の後を追って死んじゃったんだけど、夜な夜なお露と一緒に新三郎のところに現れるのよ。
もちろん幽霊になってね。
新三郎は家中にお札を貼って、お露とお米を家に入って来ないようにしてたの。
それなのに新三郎の下男の伴蔵・愛之助さんとその女房お峰・玉三郎さんは、幽霊と100両で取り引きしてお札を剥がしちゃう。
その結果、新三郎はお露に憑り殺されちゃう。
まぁ、これはこれで幸せだったのかもね。
玉三郎版牡丹灯籠は、下男夫婦が主役なのよ。
夫婦は幽霊からもらった100両を元手に、野州栗原で金物屋を始めて成功してるの。
伴蔵は酌婦お国・河合雪之丞さんに入れ揚げて、お峰と別れて一緒になりたいと言う。
うん?お国?
確か、お国は新三郎に焦がれ死にしたお露の家に奉公していた女だったよね?
↑BSの牡丹灯籠ではお国が主役だった。
ヤバい女だったはず。
と思ったけど、ただキレイな人扱いで因縁はそれ以上広がらなかったわ。
しかし、あぶく銭で暮らしは良くなったけど、は女遊びに走り夫婦仲は悪くなっちゃった。
本当にこれでよかったのかと、お峰は思い悩む。
そこに江戸で仲良くしてたお六・歌女之丞さんが夫を亡くしたと訪ねて来て、雇って欲しいという。
お峰は伴蔵に「お六を雇ってもいいか」と聞くと、伴蔵は「反対だ」と言う、
昔を思い出させて気分が悪いらしい。
そこで夫婦喧嘩が始まり、「出て行け」「手切れ金をよこせ」と揉めているうちに伴蔵はお峰を殺めてしまう。
あああぁぁぁ、こんなはずじゃなかったのに。
とまぁ、愚か者達の話ですな。
なんだけど、玉三郎さんと愛之助さんの丁々発止のやり取りは、本当に可笑しかったのよ。
幽霊との取り引きの場面はドッと笑いが起こってた。
最後は悲劇だけど、楽しい舞台だったわ。
玉三郎さんは大きい劇場で1ヶ月公演をフェイドアウトしていくらしいけど、確かに体力的にキツイんだろうなと。
前から滑舌がいい方じゃなかったけど、今はより舌が回らない感じ。
今回はやり手ババア感が出てそれもよかったけど、これからはいろいろ厳しくなってなっていくんだろうな。
京都は暑いから迷ったけど、観に行ってよかったよ。
席はセンターブロックの最前列。
視界はよかったんだけど、隣りのおばちゃんのTシャツの生乾き臭がキツくてねぇ。
めっちゃ辛かったー。


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