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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



九月大歌舞伎を観に行って来たなり〜







先週歌舞伎座に行ったんだけど、もう1週間経ったんやー。
ボヤッとしてたら、1週間なんてあっという間よね。
あかんわ〜。
ということで、記録だけ残しておきます。
言うても、記憶が怪しくなってきてる。(笑
二部の「色彩間苅豆 かさね」と三部の「双蝶々曲輪日記 引窓」を観劇しました。
かさねは去年の巡業でかかった演目だったんだけど、良席が取れなくて諦めたのよ。
そしたら、めちゃくちゃ評判が良くてねー。
クソ席(!)でも観に行けばよかった、と後悔してたんだ。
やっぱり、行かない後悔より行く後悔よね。
って!充分行ってるって!どんだけ欲張りなんだ?
ハハハ。
二部は人気で発売日にいい席がなかったので、ギリギリまで戻り席を待ったの。
待った甲斐があって、5列目のセンターをGET!
今月は最前列を空席にしてたので、実質4列目ね。
鶴屋南北作品だから、まぁ、ストーリーは例のあれよ。
かさねはご多分に漏れず純粋な女性(アホとも言う)で、どうしようもない悪い男に惚れて騙され殺されると。
んでもって、かさねはの両親はその男に殺されてて、死んだおとっつあんの霊がかさねに乗り移る。
↑かさねの母親と男(与右衛門)と不倫関係にあった。
南北南北ですな。
幸四郎さんが与右衛門をやってたんだけど、彼は仁左衛門さんの次の色悪役者だねー。
この頃正面から見てもニューハーフに見えないし(笑、ゾクッとするほど色男よ。
かさねは猿之助さん、まぁ、可愛らしいかさねだったの。
私は半沢直樹を見てないけど、あの伊佐山が本物の少女のように見えたのよ。
少しお痩せになってたのかな、彼があんなに可愛らしく見えたのは初めてかも。
彼の踊りは、本当に心に訴えかける踊りなのよね。
私、舞踊劇はあまり得意じゃないんだけど、引き込まれてしまったわ。
かさねの切ない恋心、おとっつあんが乗り移ってからの怨念、ダイレクトに伝わって来る。
ああ、ええもん観せてもらいました。
ええ舞台だったけど、めっちゃ疲れたわ。(笑

三部は吉右衛門さん主演の「双蝶々曲輪日記 引窓」
1月ぶりのお芝居、世話物よ。
三部のチケットは発売日にええ席が出ていたので、先に取っていました。
↑二部はこの日に合わせて取った。
お芝居に飢えていたから、三部が優先だったのよね。
ストーリーはねぇ。
人を殺した相撲取りの濡髪長五郎(吉右衛門さん)が、実母に会いに行く。
母親は再婚して、義理の息子(菊之助)夫婦と仲良く暮らしている。
そして、その義理の息子は同心かなー、とにかく警察官っぽい職業に就いたばかりなんだ。
で、濡髪長五郎は自首しようと思ってんだけど、母親は逃がそうとしたり、義理の息子に捕まえようとさせたりする。
笑っちゃうのが、濡髪長五郎には目立つホクロがあるんだけど、強引に削ろうとするのよ。
オイオイ、無理だって!
と突っ込んでたら、隠れてた義理息子が投げた銀の包みでポロッとホクロが取れるのよ。
うそー。
最終的に義理の息子が時間を誤魔化した上に、逃げ道まで教えて逃す。
あー、ええ話という典型的なお話。
しかし、吉右衛門さんと菊之助さんが義理の兄弟で、菊之助さんと雀右衛門さんが夫婦って!?
いくら歌舞伎とは言え、無理がありますって。(笑
「兄弟だって!夫婦だって!」とどんなに脳に言い聞かせても、視覚は情報を正確に伝えてしまうんだよね。
ハハハ。
ここ数年、「吉右衛門さんもお年を召されたしなぁ」と感じることが多かったの。
だけど、この自粛期間がええ方に作用したようで、めっちゃ気合が入ってたし、丁寧に演じられてました。
まだまだいけそう。。
↑時間が残されてないと思ってチケットを取った。
世話物の後は、コテコテの古典が観たくなりました。
ふふふ、人間の欲って、際限がないよねー。

来月は国立劇場も再開するし、歌舞伎座は仁左衛門さんが石切で登場。
ああ、来月も観に行けますように。


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