3月11日を前にして・・・なり～

寒いなぁ、寒すぎるよ。 木曜日から東京に行くのに、何を着ていこ。 3月にアホみたいに厚着はしていけんしのう。 かと言って、調子こいてる歳でもないしなぁ。 悩むわ。 さて、明日はまた3月11日ですね。 夫が「うっさんや、今年は何を買いますか？」と聞いて来たけど、今年はいつものトマトと野菜だけにします。 美味しそうな牡蠣が出てて心惹かれるんだけど、止めときます。（笑 「みちのく基金」への寄付額を増やそうと思っています。 って！税金対策ちゃうんかい！ ハハハ。 お互いメリットがある方が長く続くちゅうもんです。 しっかし、辛いですなぁ。 私が辛がるのも変な話なんだけど、ほんまあかんのです。 1週間くらい前から新聞でも「被災者の声」みたいな特集をやってて、涙なしには読めんのですわ。 パパがいなくなってから、自分には何の関係もない人でも「物語」を聞くと泣いちゃうのよ。 単純な同情じゃないのね、何だろ、敢えて言うならリンクかな。 亡くなった人行方不明の人合わせて2万人弱。 こう書くと、「すごいね」だけで終わっちゃうけど、その2万人弱、一人一人に家族がいて物語がある。 残された者とっては2万分の1じゃなくて、1分の1。 家族の方の気持ちを想像すると、堪らないのよ。 新聞を読んでは泣き、テレビを見て泣き・・・ もうどうかしてるで状態ですわ。 また原発事故後のあの嫌な雰囲気を思い出しては、怒りが再燃したりしちゃうんだなぁ。 大騒ぎした人達の多くはそんなことを忘れて普通に生活してるんだろうけど、私はあのときのことを許せないと今でも思ってる。 今も汚染水は流れ続けてるのに、ガレキほど騒がないよね？ ガレキなんかと比べられないほど危険なのに、これはいったいどういうことなんでしょう。 ガレキはおらが町にやって来るけど、汚染水は福島だけの問題と思ってるから？ 海は繋がってるんだけどねー。 ほんといい加減だよ。 騒ぎに乗っかって常軌を逸した行動をしておいて、「あのときはどうかしてた」なんて言ってたら、ほんとしばくよ。 確かに、人は自分勝手な生き物だと思うんだ。 だからこそ、「自分の立場だったら」と他者の立場を想像する必要があると思うんだ。 偉っそうなことを言ってる私は人一倍自分勝手な人間で、いつだって誰にだって思いやりを持ち続けるなんて出来ない。 お腹が空いてりゃ、隣に同じように飢えてる子供に食べるものを分けることは出来ないかもしれない。 だけど、最低限、その子供の前で食べることをしない思いやりを持ちたいと思ってる。 弱ってる人に対して、自分がされたら嫌なことはしないでおこうと決めてる。 どうせ一度は死ぬなら、私が考える「人」として死にたい。 そら、被災者の方達とは比べものにはならないけど、私の人生観も3年前に随分変わったんだよね。 どうでもいいもの、どうでもいい人は、本当にどうでもよくなった。（笑 ↑反対に大事なものは以前にも増して大事にするようになったけどね。 そして、あのときの教訓、世間がどうであれ、雰囲気には絶対に流されちゃいけない。 どんなことがあっても冷静に対処する、とそこまではいけないにしても、バカ騒ぎには加わっちゃいけない。 と3月11日を前にして、書き留めておきます。 ふふふ、すぐに自分の言ったことを忘れちゃうからね。 あんたぁ～、書いておいても忘れるじゃん！