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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



シネマ歌舞伎を観に行ったなり〜







今日は、マリ造とシネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒」を観に行ってきました。
だいたいのストーリーは知っていたけど、観るのは初めて。
切なかったわ〜。
あばた顔の田舎商人次郎左衛門(勘三郎さん)は、花魁八ッ橋(玉三郎さん)に一目惚れして遊郭に通って、身請けの話までつけてたのよ。
それなのに、八ッ橋には栄之丞という恋人(仁左衛門さん)がいるの。
栄之丞は身請けの話を聞きつけて、自分を選ぶか、身請けの話を破談にするかどちらかにしろと八ッ橋に迫るの。
恋人として当たり前だよね。
八ッ橋は栄之丞を選んで、次郎左衛門の酒席、しかも商売仲間のいる前で次郎左衛門に破談を申し出るのよ。
商売仲間はここぞとばかりに次郎左衛門を嘲笑うの。
使用人は次郎左衛門の代わりに怒るんだけど、それをも次郎左衛門は諌めるのよ。
もう泣けるよね。
同じ列で観てたおばちゃんは鼻をグズグズさせてた。
泣いてるんか!?
八ッ橋の同僚九重(魁春さん)が優しくていいのよ。
なんで九重にせえへんかった、次郎左衛門。
次郎左衛門は大きな騒ぎも起こさず大人しく田舎に帰って行ったの。
出来た人間やなぁ、そこがまた切ないわ。
4か月後、再び遊郭に現れた次郎左衛門。
八ッ橋とはただの客としてまた最初からやり直そう、と彼女を部屋に呼び出すのよ。
なんて健気な...
なわけないよな。
復讐に来たのよね。
あーあ、次郎左衛門は八ッ橋と女中を斬っちゃった。
ここで内に秘めた憎しみをググーッと吐き出したように勘三郎さんが見得をして幕、だった。
次郎左衛門はちっとも悪くないよ。
何もかも八ッ橋が悪いよね。
二股も悪いし、皆んながいる前で破談を宣言しなくてもよかったじゃん?
誇りを傷つけちゃ絶対にダメよ。
配慮がなさ過ぎる。
しかし、切ない話だけどよく出来た話でもあったわ。
勘三郎さん、やっぱりいいよねー。
13年前の映像で、あんなにお元気で動いているのが不思議でさぁ。
マリ造「勘三郎さんがいないことと、亀蔵さんや彌十郎さんが今と全然変わらないことが、うん?うん?頭がバグるとなるわ」
と言ってた。
時間軸がズレるというか、時系列がぐちゃぐちゃになってくるというかー。
確かにバグる。
勘三郎さんだけじゃなくて、我當さんも自分の足で歩いてセリフをおっしゃってる。
ちゃんと聞き取れる。
13年前には我當さんが舞台に立ってて、秀太郎さんも勘三郎さんも生きてらしたのよ。
たった13年前よ、なのにずーーーっと前の気がする。
勘三郎さんの舞台、もっと観たかったなぁ。
なんだろ、映像はありがたいけど、いつまでも歳を取らない人と会うという点ではとても混乱するものね。

映画の後はランチなんだけどさぁ。
行こうと思ってたビストロに電話を掛けたら、留守電になっててどうやら定休日。
ならば、先日行ったばかりだけど、イタリアンにしますか。
あれーっ!ここも臨時休業やないですか。
しょうがない少し戻って、大学の近所のラーメン屋に行きますか。
キャーッ、戸が閉まってる。
なんの貼り紙もなく、人気もない。
おまけに券売機が開いてる。
なんだろ、潰れたのか?
しかし、潰れてないのだとしたら、無休のはずなのに不定休が多すぎないか?
と言うたところで開くわけでもないので、元禄かその隣りの喫茶店はどうだ?
いやーん、喫茶店の方は定休日だった。
なんと!本日休業4店目じゃん。
悉くツイてないのう。
ハイ、結局、元禄で味噌煮込みうどんを食べることになりました。
もちろんご飯も食べました。
って!またW炭水化物かよ。
くーっ、お腹いっぱい。
しかし、ここまで振られ続けると、とりあえずお昼ご飯にありつけてありがたいねー。
家に戻って、休憩のあと朝出来なかった散歩にマリ造と出ました。
途中、こんな花が咲いていたのよ。
ポピーと思ったら、コレ、月見草だって。
月見草って、イメージじゃないことない?(笑
私、お花、全然知らんわ。
恥ずかしいわ〜。


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