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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



納涼歌舞伎に観に行って来ましたなり〜







東京から戻って観劇の記録を残そうと思いつつ、1週間以上経ってしまいました。
先週は高山に行ったりと忙しかったんだよね。
どこまで覚えてるかなぁ。(笑
今日こそはやります。
と、まずは筋書きを読み返そうと思ったんだけど、買ったはずの筋書きが見つからなくてー。
英泉の涼しげな滝の絵の表紙...ほぼ青で構成されたような表紙...
エアコンの効いてない自分の部屋で、汗だくになりながら15分ほど格闘したの。
でも、どれだけ探してもないの。
昨日資源ごみと一緒に捨てちゃった?
んなわけないだろうけど、ないものはしょうがない。
諦めてリビングに戻って、もしかして?とテーブルの上を見たら...
あったー!
片付けたと思い込んでたんだけど、リビングのテーブルの上に置きっぱなしだったよ。
こんなわかりやすい、しかも毎日見てたはずなのに。
あー、ボケてるわ。
まず一部の 「裸道中」「大江山酒呑童子」
裸道中は獅童さん・勝五郎は博打ですって身の回りの物を売り尽くして、七之助さん・みきの着物まで売ろうとしてるアカンタレ。
そんな2人の家に彌十郎さん・清水次郎長一行がやって来る。
勝五郎は10年前に兄弟分の久六と共に、次郎長にお世話になってその恩義を感じてるの。
食べる物にも困ってるのに、勝五郎はみきに命じてお酒を用意させたりするクズなのよ。
甲斐性もないのに、変なところで見栄を張ったりするのよね。
次郎長は勝五郎宅の事情を察して、「お腹も一杯、布団も無用」と皆んなにも促して寝ることにする。
一行が寝ている隙に、みきにどうやって酒を調達して来たか聞く勝五郎。
みきは知り合いの大工と植木屋に鋸と鍬を借りて、それを質に入れて金に替えたと答える。
あかんやーん!
勝五郎はアホやから、「それはええ方法や」次郎長一行の着物を質に入れお金に替えて、それを元手に博打を打って一山当てようとする。
結果は想像通り、当然失敗するよね。
結局博打で負けて、お金も次郎長一行の着物もなくなってしまった。
「死んでお詫びする」と言う勝五郎。
「死んでも何にもならん。私が身を売るからそのお金で次郎長達の着物を買い戻せ」と言うみき。
あー、こうやって甘やかすから、アカンタレはアカンタレなままなんやで。
そこへ次郎長が現れて、「みきが身売りして取り戻した着物をのうのうと着るわけにいかん」と。
それはそうやでなぁ。
なんか気が咎めるよね。
いや、それよりさぁ、次郎長さん、「これでお酒を」とか「これ、使い」とかちょっと包んだりせえへんもんか?
あの人達もお金に困ってたんかなぁ。
「生まれた時はみんな裸や」言うて、一行は旅立つ。
見送るところへ現れたのは、次郎長から受けた恩義を忘れた久六。
勝五郎が質に入れた着物を持って、お尋ね者の次郎長を捕まえに来たの。
何故か勝五郎とみきで追い払って(笑、瓢箪から駒?着物まで取り戻すことが出来た。
早速着物を届けようとする勝五郎とみき、で幕。
席は下手側の最前列。
獅童さんがほとんど裸で、ほんまに目のやり場に困ったよ。
ただこのコテコテの人情噺、獅童さんのニンでしたな。
次の幕は「大江山酒呑童子」
扇雀さん・源頼光が幸四郎さん・平井保昌、巳之助さん・渡辺綱、橋之助さん・酒田君時、虎之介さん・碓井貞光を従え鬼退治へ。
勘九郎さん・酒呑童子にお酒を飲ませて通力を失ったところで退治する、と極めて単純なストーリー。
つうか、卑怯よね。
正々堂々やろうよ。(笑
ストーリーより様式、舞踊劇だもん。
とにかく勘九郎さんの踊りがいいのよ。
力強くて軽やかで、いつまでも見ていられる気がする。
彼の踊り、大好き。

三部は「新・水滸伝」
あの水滸伝とは全然違うよ。(笑
何だろ、めっちゃわかりやすいストーリーだったよ。
簡単に言うと、ならず者が集まってそれぞれの正義や愛を守り、ほんまに悪いやつを倒す。
愛と友情、希望、夢、澤瀉屋さんが大好きなテーマで少し安心した。
美しい衣装、派手な立ち回り、妙に生々しい恋愛、ちょいとくっさいメッセージ。
続いていく
こそばゆくなりながらも、猿弥さんと笑也さんのラブシーンを見てました。
やっぱりええなぁ、澤瀉エンターテイメント。
面白いなぁ。
席はセンターブロック2列目でした。
隼人さんも林冲、向いてたと思う。
明治座の時は少しがっかりしたんだけど、今回は宙乗りも格好よかったわ〜。
あと、壱太郎さん、いいねぇ。
ここ数ヶ月の経験が大きいのかな、とてもリアルな芝居をしてた。
最後の最後で幸四郎さんが登場して一気に華やかになったけど、あそこいるかなー。(笑
↑南座では登場しないみたい。
あの登場がなかったら、私のダッシュは2回減らせてたわ。
思った以上に面白かったから、南座に行くかめっちゃ悩む。
ただ、やっぱり納涼歌舞伎に弥次喜多がかからないのは寂しいね。
バカバカしいものを見て大笑いしたかったな。
↑イベントで皆さんが持っていた団扇が2階に飾ってありました。
私はこれからも楽しいものが観たい。


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