16日のAM10:16に「田上くん、今日来れる?」「あー、午後に伺いますよ」という電話をした後、14:00前ごろから息が浅くなってきた父は14:05分に呼吸停止となりました。老衰でした。「老衰」のイメージとはだいぶ違ったけど。
「亡くなったので、何か着せる服を持って行ってもらえませんか?」と田上さんに電話をすると;「ええだって今日の10時頃に電話あったよ」と驚かれつつ、父らしいジャケットとシャツとスラックスを選んでホームに持って行ってくれたのでした。
次の日に箱根に行く予定だったヤザワは・・
この小型猫トイレを持参して、ここに高濃度マグネシウムやらミネラルを入れて、栄養の取れてない父に足湯をさせて経皮吸収させようと思って荷造りをしてたのですが、「もういいよ」ということなんだなーと荷物から外しました
こういう準備をしつつ、葬式用の写真も選んだり、スライドショーを作ったり、葬式をイメージしたりしながら準備もしました。父の「死ぬ!死ぬ!」コールがあったおかげというか、そうか、覚悟して準備しなきゃなと腹が座ったというか。
矢沢正英
13日の土、日が本人もピークだったようですが、月曜日の朝、なんだかとても楽しい夢を見て笑いながら起きたんです。母に怒られながらウィリアム・テルごっこしてる夢。その時、「ああ(天国の)迎えが近いんだな」とは思った。私は霊媒体質なんで伝わるんです。苦しんだ後に分泌されるというドーパミンが出て、楽しく幸せな気持ちになったんだと思う。それまでは私も「夜が長くて辛い」とか、自分じゃない重苦しい感覚だったから(←ヤザワは夜行性なので夜が短いと既に老後と変わらん)
じつは「老衰死」は悲惨…医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」(2023.11.10現代ビジネス)
そうは言っても死に方は自殺以外、選べませんから
絶対に苦しまないで死ぬことを目標にするなら、最期は断食しかない。それなら枯れるようにポトリと逝くらしい。
ただし、死ぬために断食を完遂するだけの精神力が要る。それが出来るくらいなら、ダイエットだって断酒だって禁煙だって断肉だってなんだって出来るとは思うな。
しかし物事には限度というものがあるので、2日苦しんだら3日目にはドーパミンが出て「最期は苦しまず穏やかに亡くなられました」という状態にはなっている。そうでなかった🐱はパリスくらい
これでもうヤザワのことをたまーには心配してくれたりプレゼントをくれたりする親は消滅してしまったと思うと寂しいです。
父の行きつけのカフェに寄った時:「お代はお父様にいただいてるんですよ。朋子が寄ると思うので、何か食べさせてあげて下さい、って預かってるんです」と父の奢りでした。
ごちそうさま。ありがとう
箱根で終末
とてもキレイなホームで景色も絶景で、ここで本当に良かった。大好きな箱根が一望出来て、友人も訪ねてきてくれて。
先月はここのロビーで友人たちとお茶をしながら話をしたんです。庭を散歩することはなかったけど、部屋からの景色も、食堂からの景色も感動的に美しかった。父が感動してるのが分かりました。車椅子で温泉にも入れたんですけどねえ。。入れませんでした。
お葬式は箱根の友人関係を把握してなかったのと、やはり3日後!(16日に亡くなって19日に1日葬)とスピード勝負なので、告知が行き渡らず、秋にでも行きつけだったカフェで偲ぶ会を開こうと思います。葬式と全く同じレイアウトで。再演みたいだけど。体はなくて写真だけだけど。「直火葬で良い」と言っていた弟一家は葬式当日は孫も来ず、弟1人で来て嘘泣きではなさげに泣いてはいました。
スライドショーをモニターで流し、BGMは母の歌でした。お花、香典は辞退で、花畑のようにはせず、ギャラリーのように写真を展示したんです。服もブレザーで白い着物とかは着せませんでした。
出棺まで1時間しかないので、思い出話もさして出来ないから、秋に箱根の地元の人から話を色々と聞くのも楽しみにします。
到着した頃には食べれなかったお粥
30gで875円のすり胡麻とヘンプナッツをかけてヤザワがあっという間に食べてしまいました。大変、滋味溢れる美味しさでした。常食にすると長生きできそうだ
娘は63歳で癌死した母親の遺伝子もあることなので養生しないと
一族の中では最高齢の90歳2ヶ月、誕生日直前の2月7日までは車も運転して酒も飲んで食べたい物を少量ではあったけど食べて、ゴルフもハーフで、不便と戦いつつ急斜面のアパートで一人暮らしをしたのでした。
口も性格も悪く、ヤザワにクリソツだそうですが、友人には恵まれ、楽しい人生だったと思います。
ホームで;「俺はあとどのくらい生きると思う?」と聞かれて、「DENBAもあるし(←ヤザワが2月に買って届けた)2、3年はいけるでしょ。もっともDENBAには100歳まで元気!て書いてあるけどさ」と言ったら、「100歳か。それは楽しみがほとんどないな」と笑っていました。
人生は楽しい もんなんだなと改めて。合掌。お疲れさまでした