上巻の5分の2を占める巻頭文を読み、下巻も注文しましたよ
著者の言いたいことの要約が巻頭文にまとめられていて、論文のような形式。全世界で大ヒットを飛ばしている歴史学者による人類の未来の考察。
実は大ヒット作、「サピエンス全史」はまだ読んでないんです。読みたくなりました。でも先にこっち。私は歴史でも音楽史でも、現代から過去に遡って読むほうが好きなんです。過去からだと途中で飽きてしまう。
とても洗練された文章と言い回しで、「陰謀論」になることを回避しています
巻頭文だけ読んでも:「よく陰謀論と言われず世界的なヒットになったものだな」と感心しました。要するに、これが真実なのだよ
陰謀論書籍に馴染みのある人なら、すらすらと読める内容。そうでないインテリ系の人にはクラクラとする内容なのかもしれません。
著者のプロフィール写真が・・神々しいんですが、1976年生まれです。陰謀書籍も沢山読み、自分なりに咀嚼して、アカデミアから干されない表現と、インテリに嫌悪感を抱かせないテーマ選びで、相当・危ない系のギリギリの線での啓発本となっていると思います。上手い素晴らしい
例えば:ダーウィンの進化論にしても、あからさまな否定はせずに矛盾点だけを取り上げる。「神が人類を創造した」と信じる大卒のアメリカ人は46%以上にもなる、というようにね。
そして「すべての動物にとって人間はとっくに神である」とか、動物倫理についても倫理学として語るのではなく、AIやサイボーグ新人類登場の暁には、旧人類である我々は「劣った動物」として扱われるのか、というように、全ての問題を体系付けて提示するので、陰謀論にならないんですね。全ての問題は繋がっているということを再認識しました。
きっとヴィーガンなのでしょう 種差別に関して深く考え、啓蒙する気概を感じられるし、そうでないと人類も同じ運命を辿ると予告しています。
まあ手遅れな面は多々あるんですがね 学者としての使命感だと思う。
読み物としても面白いし、他の著作も読みたくなる作家は久しぶり。デーヴィッド・アイク以来ですよ
あ、「食人文化で読み解く中国人の正体」の黄 文雄も読後、何冊か買ったんですが、積ん読になってますね。。アイクはもう蔵書 ハラリさんも当然、読んでると思うけど
こちらも蔵書になりました
「もう1人の「明治天皇」箕作奎吾」の著者による原爆投下の考察。これは勇気ある告発本だと思いますが、陰謀論と思われないと命が危ないです
読んでいて辛くなると思う。ハラリ氏の著作で憂いてるように、宮殿で暮らす人間と丸太小屋で暮らす人間では考えることも違うんですよ 豚インフルで生き埋め殺処分される家畜のような大多数の庶民。
だから動物倫理が必要なわけで
人間至上主義の終焉
さほど新しくもない音だったけど
手放すか思案中
鍼の先生に貸したら絶交されました
人類学として
他、売れてる本も何冊か読んで、読み終わったので出品したら、24時間以内に売れて驚きました (ミナミA アシュタール )
「こういう書き方が売れるのか〜」という参考にはなったけど、別に作家じゃないので売っちゃいました
じゃなくて
自分も本を書こうと一昨年から思ってたんだった。真面目で誰も読まないような本。
それでも書こうと思ってたんだけど、ハラリ氏の本を読んで、このように展開できれば誰かは読んでくれるかもという希望がちょっと湧きました
今年こそ執筆活動もしてみたい 新しいアルバムの構想も半分くらい練れてるし
クラシックの演奏家でソリストは、ものすごく集中して消耗する仕事なので、譜読み中も本番前も、余計なことを考えないようにしないと失敗してしまうんですよ。なので久しぶりに知り合いに会ったとしても、本当に差し障りのない軽い話題しかしないようになるんです。疲れさせないようにね。そしてそれが習慣となって性格となってしまいがち。
もともとはIQもEQもズバ抜けて高くないと出来ない仕事なのに、産後の肥立を考えて難しい本を読まないお母さんみたいなことになってしまう。
すぐに難しい譜読みがあるとか本番があるわけじゃない時に、集中してインプットをしないと積ん読とかになりがち。
確定申告の時期はたいてい逃避の時期で料理とか読書がはかどるんですよ
楽しみになるくらい儲かりたいです
ちょっと楽しかったのは:JazzTokyo に鈴木治行氏が書いてくれたレビュー
「矢沢朋子はたまたまクラシックの教育を受けたのでクラシック、現代音楽のピアニストになってしまったが、育ちがもう少し違っていたらもっとポピュラー系の音楽家になっていたかもしれない」「ときどきやりたいことを存分にやって暴れてもらいたい」
だって
「このプログラムの作曲家の傾向として、あからさまに旋法的、調性的であっても、ビートがあっても構わない、という姿勢」とも。
フツー「音楽」というものは、メロディ(旋法)があって調性(ドミソ〜とか)があって拍子があるものなんですが、「現代音楽」というジャンルには「あってはならない」ものだ、ということを再確認させてくれるレビュー
現代音楽のハラリを目指しますぞ 暴れます