亜硫酸塩(酸化防止剤)不添加のオーガニック・スパークリング
じわ〜っと滲みるような肩甲骨と肩の痛みはどんどん広がって、ついには寝返りも打てない、後ろに手も回せないほどの激痛となり、酒に走りました
初めて肋間神経通になった30代の時は:息をしても痛いので:「心臓病に違いない」と検査に行ったものでしたが、さんざん検査をした挙げ句に「問題ありません。だいたい心臓は痛みを感じません。心療内科を紹介しましょうか。とりあえず安定剤を処方しましょう」と言われたのでした
肋間神経通ということも言われず、「アタマとココロの問題」扱いされ、以後ヤザワの医者不審が始まったのでした。
久しぶりに予約の取れた鍼では:「ヤザワさ〜ん。肋間神経通なんて60代のお婆さんがなるものですよ〜。痛いでしょう。重い物持ったり無理しないでね〜 」と言われたのでした。
アタシ、サバ読んでっからさ
スポーツトレーナーの整骨院では:「お風呂に入ってよく温まるんです」とか、やはり無理なことを言われて馬耳東風。この酷暑にそんなことしたら汗が引くまでクーラーをガンガンにかけるハメになって意味ないし。
あっ。でも沖縄の人って冬にクーラーつけて鍋してるので、クーラーを常時20度くらいに設定してるのかもですね。ヤザワんちは東京標準の28度。だいたい南国はどこもクーラー効きすぎで寒〜いの
神経痛のほか顔も口の両側に湿疹が出来て、カサカサして痒い 熱中症にこそなってないけど体力も免疫力も落ちまくり
早く秋になあれ
具合の悪いのはヤザワの他に老齢のオスカルと保護のチビ・ソックスの3名。チビはそれでもゴハンをもりもり食べてオモチャでジャラして遊ぶまでには回復。オスカルには介護用のおむつを履かせました。
「無理しちゃダメですよ〜 重い物持っちゃダメですよ〜」と言われながら・・
旧盆中の成果
多頭飼育崩壊現場より猫を6匹捕獲して避妊・去勢手術をしました
チビのママ
と思われる同じ柄のメスは妊娠していて、子宮ごと掻爬したわけですが、既に胎児5匹は死産でママも危ない状態だったそう。おへそまで切開されたので2日はこの姿勢のまま、飲まず食わずだったので、点滴に連れて行こうかと思った3日目に、ようやく少し食べて水も飲んだのでした。
パンパンだったお腹も1週間ほどでシワシワになってスッキリとして動きも俊敏になってきたところでリリース
こちらはチビのママとおばあちゃん?グランマのようです
ママのお腹シワシワ
ぽんぽんのグランマ
もう産んじゃうじゃないかとヒヤヒヤしながら捕獲に行きました。ウチで産まれても困るので、ケージに入れて明かりは消さないで、ケージの前にライト(犬)を繋いで安心させないで、という出産に不向きな環境で2晩過ごしてから手術。病院が旧盆でお休みだったんです。
「あっ!ボス(グランマ)だ!」
産まないでよ〜
グランマは保護されて2日は緊張して飲まず食わずで手術となり、術後も2日は食べなかったので4日も絶食したことになります。
グランマは妊娠していませんでした。子宮内膜炎だったそうで、破裂するほど子宮が腫れてたんだそうです。先生曰く「すごく痛くて苦しかったと思うよ。手術してよかったよ」と。
グランマの術後
あまりに辛そうだったので、マタタビを差し入れたらウチの猫までケージの周りに集まって来て、みんなでゴロゴロとくつろいだのでした。
今回はこのグランマとチビのママの手術が目的だったんですが、捕獲機に別の食い意地の張った猫がかかるので、ママとグランマが捕まるまで何回もセットしてるうちに6匹になったんですぅ
一度・捕獲機にかかった猫は2度とかからないので、もうこうなったら手術するしかないんですよ。
他に妊娠していなかったメス3匹は手術した日にリリースしました。もうウチが混んでたのでね
捕獲機とキャリーをボランティア仲間の人から借りて、4匹は手伝ってもらってママも含めて捕獲。ヤザワんちにキャリーに移した猫を運ぶ時、再び捕獲機をセットしてグランマを狙ったんですが、夜に戻ってみたらオスがかかっていたのでした
ちぇー・・しょーがないなーもう今日はここまでだ。と諦めて、そのオスを捕獲機に入れたまま連れて帰ってケージに移す瞬間、逃げられました
捕獲機の中で恐怖のあまり脱糞したようで、ウンコを踏んだ足で家の中を走り回られて
CD棚の上、テーブルの上、と走ってる間に他の部屋のドアを閉め、物音のする台所に戻ってみれば、私と目が合った瞬間にトースターの上でオシッコをしたのでした
上等だ受けてたつぞ
ウチの3猫sが全員・「どうするの」と怯えたようにヤザワの顔を見上げるんです。
他の部屋のドアは閉めたので、ペットシートを持ってきてとりあえずトースターにしたシッコを吸収させて、それから気勢上げたり奇声を発しながら(←ヤザワ)風呂場に追い込んで、洗濯機に後ろに逃げ込んだところをシャワーで放水して追い出して、洗濯ネットでようやく捕獲したのでした
ああ〜・・捕まえられてよかった〜・・
とネットに入れたままケージに戻しました。もう手術だからこのまま飲まず食わずでいいわけだしね。
と・「無理したり重い物持たないで下さいね〜。それと瞬発的な動きはダメですよ」と言われたヤザワは、素早い動きで猫を捕獲し、ケージに入れて何往復も運び、棚の上やら机の上、床の上のウンコの拭き掃除をし、トースターも入念に拭いたのでした。こういう時は神経痛の痛みも忘れてるんだな。
いやー・・久々にストレッチ以外の・ものすごい運動したわー(←禁止ちう)
大汗もかいたしねー これで風呂に浸かりゃ完璧なんだろうけどさー
やっぱ飲んじゃうよね
「オレの負けだ」とネットに入った黒オスは確かに言いました。その後は静かに一晩ケージで過ごし、翌朝キャリーにネットごと放り込む時にも文句も言わずに病院に行って手術されたのでした。
夕方に病院に迎えに行って、そのまま元の場所にリリース。
さあ。次は誰かな?
部屋(ケージ)を掃除してる隙にライトが自分の部屋を取り戻そうとしてるところ
今はグランマとチビの2匹がヤザワんちで療養中
みやざわ先生に:「餌をあげてる人(多頭飼育崩壊現場)とその近所の人も協力するように説得しないと、その家の人の問題になってしまって、地域の問題として近所の人が捉えなくなる。(ヤザワ個人の)持ち出しの限界だってあるんだから。ちゃんと説明したほうがいい」と言われているので、パンフレットを渡して説明してまわってます。
「私は猫が殺されるのがイヤだから、個人でこうして手術の費用を出しましたが、もう子どもは産めないので増えないしオシッコの臭いも減ったので、あとは近所の人たちでゴハンをあげて、空腹でゴミを漁ってちらかしたりしないようにしてあげて下さい。那覇市でも無料手術をしているので、今後はそういうのも利用して下さい」
と説明してます。
こちら、みやざわ先生も取材されていたので貼りますよ〜 観てネ
琉球朝日放送:
ちなみに、ヤザワんち近くの猫コロニーにはゴハンをあげてくれる人が3人ほどいて、それでヤザワは次の猫コロニー活動が出来てるんです。
ゴハンをあげる1人は独り暮らしのお爺さんで、4年前に愛犬を亡くし、その後は自分も老齢で犬を飼うのはもう無理だけど猫くらい飼いたいと思ってるお爺さんでした。それでも里親募集では高齢者には基本・譲渡はしないことにしてるんですよ。猫の寿命を考えてね。
コロニーのみんながお爺さんに懐いて、お爺さんも嬉しそうでした
もともとのコロニー現場の独り暮らしのお婆さんも2匹くらいならゴハンをあげてる様子。
もう1家族は沖縄料理の居酒屋さんのオーナーなので、差し入れはとても豪華なようです。とてもオイシソーな魚の切り落としを食べてるところを目撃しました。良かったネ〜
猫ボランティアは場所を決めて(公園とか)活動してるんですが、ヤザワは住宅地を散歩して、崩壊現場を見つけたらレスキュー活動することにしました。
せっかくテレビでも取り上げてるんだから、他人事にしないで自分の地域の問題として捉えるようになるといいなと思って。
猫が近所からいなくなれば、それで本当に平和なのかと言えば、全くその逆で、今度は「どこから湧いたの」というほどのネズミに遭遇することになりますよ。東京だってオフィス街でもネズミがいっぱいいる。猫がいないから。
人類の歴史はネズミとの闘いですからね。猫をネズミ対策で家畜化したのはそもそも人間なんですよ。それを忘れちゃいけない。
猫には親切に。目が合ったら声をかけてあげてね