ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

Absolute-MIX " Piano + (plus)" 第4回(最終回)" 音楽と建築 "

2012年03月08日 | 沖縄

 

いよいよ大詰め~~!!最終回でごんす。

 

昨年12月、ライヒのクリック作りから時間の流れが早い早い。

毎月何かしら譜読みしてるせいでしょね

 

今回もリュリをチェンバロの音(←キーボードです)で弾こうとして、久しぶりに古楽のアーティキュレーションや指使いを考えたり書き込んだりしながら、ピアノと弾き比べて思案ちう。

 

拝借した楽器がYAMAHAのシンセなので音色は遜色ないのですが、ミディ使用でベロシティが正確に入力できるため、逆にタッチが安定しなくて難しい。ヘンに抑揚がついてしまってピアノで弾いてるようにアクセントがついてしまったりします。てゆーか:ピアノよりチェンバロより俄然弾きにくいわけで。

 

でもチェンバロ・サウンドでやりたい。俄然、楽しいんだもん。バッハはピアノで弾いてステキだけど、リュリはチェンバロでないと雰囲気が出ない。ヘッドフォンで練習してても、部屋の空気が16世紀になるのを感じます。今回はアタマも最大級に盛りヘアにしてしまうわ。回を追うごとに巨大化するヤザワの盛りヘア。なんたって舞台はルイ・14世時代のヴェルサイユですから

 

でも:実はその盛りヘアはヅラで:ノーノの時にはかなぐり捨てて弾くのだ。なーんて。

 

ゲストの平良和繁さんは、琉球新報の金曜日に掲載される:かふうでうちな点描コラムを連載されてます。

明日9日(金)。楽しみ

 

3月17日(土)PM8:00 がらまんホールでお待ちしています!

  がらまんホールHP     チラシはコチラ Absolute-MIX

 

Absolute-MIX " Piano + (plus)" 第4回(最終回)

黄金比率音楽と建築 ~ バロックからコンテンポラリー・モダンまで


400年前、音楽はどのような場所、建物でどのように響いていたのだろうか。

古いものと近未来的に新しいものが混在するフィレンツェ、パリを舞台とした音楽、
ミッド・センチュリーのアメリカや現代北欧など建築家のナビゲートで巡るタイム・ジャーニー

 

出演:矢沢朋子(ピアノ) 平良和繁(建築家) 音響:小越友也



プログラム:

J.B.リュリ(1633 - 1687):優しい歌曲 Air Tendre:アルマンド、クーラント、ジーグ

ルイジ・ノーノ:「苦悩に満ちながらも晴朗な波 ...sofferte onde serene...」ピアノとテープ(1974-77)

カール・ストーン:「トラパゾーラ Tlapazola」ピアノとエレクトロニクス(2001矢沢朋子委嘱作品)

ジョン・アダムス:チャイナ・ゲーツ China Gates (1977)

コンロン・ナンカロウ:タンゴ? Tango? (1983) 

藤枝守:植物文様第7集 Pattern A, Pattern D (1997) (8分)

ヨハン・ヨハンソン:「アンタイトルド Untitled 」ピアノとエレクトロニクス(2010矢沢朋子委嘱作品)
 

ゲスト:平良和繁 (建築家)

平良和繁一級建築士事務所主宰。
多摩美術大学美術学部建築科卒。
大学休学中にフィレンツェ大学で学ぶ。
イタリアで美術、文化を尊び、人生を謳歌するライフ・スタイルに
触れたことで、沖縄の風土、生活に馴染む建築を風土、素材から
手がけるなどクラシックでモダン「懐かしく・新しい」住居、建築を提案している。
琉球新報のかふうでうちな点描コラムを連載中。

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