アガタです。狙ってます。ヤモリは『家守』というんだから、獲っちゃダメよ!
残念ながら向こう側。良かったネ
どこから入ってくるのか分からないんですが、家中あっちこっちでヤモリが鳴きます。ヤモリの鳴き声なんて沖縄で初めて聞いたので、最初は:「家の中に鳥がいる 」とビックリしました。けっこーな声量なんですよ。ジュラシック・パークの恐竜の声とかのサンプリングになってると思います。虫を食べてくれるそうですが、ダニは食べてくれないみたい。。
沖縄のゴキは大きいと言いますが、東京とどっこいどっこいであります。俊敏さにかけては東京のゴキに軍パイが上がるかな?
アガタに惨殺されたゴキ
頭部
このようなメに遭うので、九死に一生を得て外に脱出したゴキが仲間に:「ここんちはヤバい!猫がいる!」と吹聴するらしく、寄り付かなくなります。この惨殺は、9月26日、ベルギー出発の前日に行われたのでした。これ以降、見かけません。
どうもしばらくどこかへ出かけるらしいと気がついてるアガタが、「行かないで行かないで 」と毎晩、踏み踏みと猫マッサージをしていたのですが、ついにスーツケースが出てきた前日に:
「やっぱり行くのね」と怒った矛先がゴキだったという。合掌。
これまで2匹ほど仕留めてますが、いずれも半殺しで虫の息(← コレがホントの)で止めてたのに、こんな残虐にバラバラにしたのは初めてです。いつもは楽しいオモチャなので、なるたけ長く遊びたいから、とどめは刺さないのにね。
ヤモリのトロそうな赤ちゃんを見つける度、アガタに見つかる前にヤザワが捕まえて逃がしてます。オスカルは猟りにはまるで興味ナシ。ゴキが歩いていても:「ん?」という顔。興味はオシャレ(毛繕い)と女(アガタ)とメシだけ。猫もメスは働き者のようです。沖縄で狩猟本能が炸裂した様子。
ついでに:玄関に並ぶ普段履き
いまだにこの4足しか日々履いてません。特に内側2足は素材が麻で肌触りが良くてヘビロテちう。
ベルギーに行く時、ヨーロッパなので、パンプスをレストラン用に持って行ったのですが、半日履いて歩いてたら足先がすごく痛くなって、「いだだ。。 靴擦れができたわ」と脱いでみたらなんと爪が延び過ぎていて、その爪が隣の指の肉に食い込んで3本ほど足の指が血まみれになっていたという。。
久しぶりに文明の『靴』なんて履いたから、爪切るの忘れてたわ。伸ばしてペディキュアをしてたの。
ったく文明化なんて大きなお世話だとつくづく思いましたよ。靴を履け、パンツを履け、スーツを着ろ!首狩りをすんな!(←コレはしなくていいか:笑)原子力を使え!放っておいてくれ
沖縄は起伏に富んだ坂の多い地形なので、ヒール だと歩きにくいし、合成皮などの素材 は汗で滑って靴擦れになります。東京から持って来たヒールのあるサンダルやらパンプスやらブーツ(!)なんてまず履かないでしょうね。。
持って来た服も半分以上、3分の2は着る機会がなさそうであります。ロングのダウンコート、カシミアやらウールのコートは「タンスの肥やし」。ファーに至ってはほぼギャグだと思われます。すでにカビが生えてるかも。夏物もプレスが必要なものは1回でクリーニングに即!出さないといけないので、洗濯機で惜しみなく洗えるものでないと着れません。なんたって1年の半分は夏なんだからね。
いちお・ドルガバのヴァカンス・ラインのせくすぃ~な リゾート・ワンピとかも持ってるんですが、那覇の近所で着る分には色気違いで(笑)、北谷とかのアメリカン・エリアでは老骨の娼婦。に見えないか心配になってしまいます。ヨーロッパのリゾート地ではないのでね。アメリカ文化なんでTシャツに短パンにビーサンなんですよ。オクマとかでも浮きそうだ。まだ荻窪(東京都杉並区)で、新宿に遊びに行く風情で駅のホームに立ってる方が馴染みそう。(←ドルガバの・せくすぃー・ワンピ)
長くて暑い夏に、とてもネックレスとかブレスとかもする気にならないし。汗拭くのにジャマで。イヤリングも気をつけないと首筋の汗を拭いてる時になくしちゃう。指輪もうっとうしい。化粧も汗で流れちゃうしさ。
今時分はもうクツを履いても、アクセサリーをしても、カラっとしたちょうどいい気候なんですが、気温は低くはないので、やはりサンダルが気持ちいい
沖縄にいると服飾費がかかりません。ブランド・バッグも「だからナニ」という感じ。ここは物欲から解放される地上の楽園であります。海 と 酒とウマいメシがあれば、もうそれでいい
勉強もしてますよ
地震がないと言われている沖縄ですが、1771年に石垣島東南海域でおきた地震により、八重山で85.4メートルの津波が発生し、人口の3分の1にあたる9913人が死亡したとの記述があります。宮古島でも30数メートルの津波が押し寄せ、2548人が亡くなったそうです。
八重山に核燃料最終処理場を作るのはいかがなものか。
こんな地震が発生したらヤザワも間違いなくお陀仏であります。那覇市内で100mくらいの山か高層ビル(そんなもんはないからさ)に5分以内に駆け上がるというのは無理。ということで:セーフティ・ベストを買いました。漂流してるところを救出してもらうしかない。ノエルと猫たちの分も買わなくては。
ワタシは物欲が強くて(笑)、もしも火事になったとしたら、あれやこれやとお気に入りの物を持ち出して逃げようとして結局、逃げ遅れて焼け死ぬタイプだとずっと思ってました。
沖縄に来て、着る機会のないコートやらファーやら革靴やらバッグに防虫防カビ剤を入れたり、風を通したり、まるで服の管理人のようでバカバカしくなってきました。
こうなってようやく未練なく、いざという時は身ひとつで(犬猫は一緒 )逃げる腹が括れたように思えます。
この境地に達するまでが長かったわ(笑)