ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

この時期の話題(毎年恒例)

2008年03月08日 | 日常
あー 確定申告、ようやっと終わった!

今年は大変だった!(←去年の活動ね)

1つ活動を増やすと、数値化(金額化)する手間が増えて大変だ!
手間は一緒なんだから、どうせなら儲かってくれ!ヤザワ!

ふ~・・

今ごろ、中小、零細企業とかの部長以上クラスのおっさんたちが、同じセリフとため息をついてることでしょう。

10年前くらいに、当時人気のあった『筋肉少女帯』のオーケンこと大槻ケンヂが「俺のしてることは音楽じゃない。経営ですよ。本来の仕事である曲作りより、資金繰りやスポンサー集めに奔走する毎日は、プライド切り売りのハードボイルド。中間管理職の哀愁にまみれてショボいよ。部長の俺にしてみりゃ、勝手な意見ばかりが飛び混じって(メンバー、スタッフ、事務所、レコード会社、リスナーなどから)あ~ウルセー。今の俺はまるで『男はつらいよ』のタコ社長ですよ。経営で精一杯。ロックなんかやってるヒマなんかねーですよ。少し休みたい。」

とかさんざんエッセーに書いてたよね。そのあたりから少し精神的にも病んで、病気もして。

そう。音楽は夢と文化を与える仕事とかゆっても、しょせんは資本主義の世の中。ヨーロッパでも大昔みたく貴族がお抱えしてくれるワケでもないし、宮廷音楽家といえば日本では雅楽だし。

10年前にオーケンのエッセイを読んだ時には:「ナニを甘ったれてるだ?じゃ、やめれ!ロックは死んだ。これからは現代音楽だ。とでも書いてくれ、とかファン・レター(←どこが)でも出してみるけ?」とか思ったものだった。

当然、こういう管理職のような仕事はずーっとやってきているわけだし、もともとが音大出なので、そんなことでもしないと、出会うのはピアノを習う子どもとそのお母さんと(両親としての男性と)、同じレベルの仲間の音楽家だけ、という人生になってしまうから、珍しくて面白がってしてたけど。確かに規模が大きくなったりすると「あ~もう!」ということがほとんどかも。筋少くらいメジャーだと、どれだけ大変なのか、今でこそ想像がつかないわ。

94年のオーケンのエッセイ集を今また見てるんだけど。(やっぱりけっこうファン?)
「ニューCD用の歌詞を家にこもってガンガン書く。筋少はロック、しかも多少メタルよりであるにもかかわらず、自宅での俺のファッションといえばサンタ柄のパジャマにねんねこばんてん。それで「焼き尽くしてやる!」「燃えてしまえ!」などという詞を書いている。腰にはホッカイロまで貼っているというのに。」(オーケンののほほん日記/新潮文庫)

お元気なのかしら?シアワセでいてほしい。もしも地球が滅びるということになって、『ノアの箱舟』みたいなものに、日本からは100人とかそれくらいしか乗れないということになったら、こういう人こそ乗ってもらいたいな。医者は何人かいるだろうけど、政治家、弁護士なんて要らないでしょう。そんな事態になったら。

音楽家は大事にしましょう。(してネ


あと目についた話題と言えばコレ↓

『若い人の自己破産の原因として、かつらのローン費用がそのランクの上位にある』

そうですよ!毎日のシャンプーは危険です!自己破産しますよ!?

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