
みなさん こんにちは
日本の敗戦後独立を果たした朝鮮・済州島(チェジュド)で起きた民衆蜂起に伴う島民虐殺「済州島4.3事件」を、その現場にいた在日一世オモニと家族とのかかわりを通じて描いていきます。
そのオモニは監督のヤンヨンヒさんの母親で、チェジュドをルーツにする在日コリアンが多く住む大阪生野で暮らしています。物語は在日独特の親子の会話から始まります。ヤンさんの父は娘の結婚相手は朝鮮人に限ると話し、いくばくかの反論をするヤンさん。そこにはお互いへの気遣いも見られます。そして父亡きあと、ヤンさんは実家に日本人婚約者を連れ帰ります。母親はその彼を参鶏湯(サンゲタン=鶏スープ)で歓待します。
40年も昔私や姉妹が結婚する前、私の父母(故人)も「結婚するなら日本人」と言いました。反論する私。
両親は、ヤンさんの兄である息子3人を帰国事業で北朝鮮へ送り出し、仕送りを続けます。ヤンさんはそんな両親へ憤りを感じます。4.3事件の体験を母から聴かされたヤンさん。最後には夫とともに母を済州島で開かれた済州4.3事件追悼式典に連れていきます。痴呆症が進む母に娘は・・・
この最後の場面で、映画館の隅々からすすり泣く声が聞こえました。在日コリアン、特にチェジュド出身の方には胸に詰まる思いがこみ上げてくるのでしょう。果たして私、そこまでの感情は沸いてきません。
4.3事件は日本の朝鮮半島支配の後の敗戦によってもたらされた事件です。犠牲者は27000人に及びます。いわゆる日本人は少なくともこの事件を知り、この映画で落涙する方々への共感を持っていて欲しい。
その映画館で、4.3事件犠牲者の追悼と真相の解明を続けている「在日本済州43事件犠牲者遺族会会長」の呉光現さんとお会いできました。呉さんは、それこそ4.3事件を体験したお姉さんを同伴されていました。記念撮影をしてもらいました。私が手にしているのはその呉さんの4.3事件に係る講演記録。
スープとイデオロギーの上映案内は以下のウエッブサイトをご覧ください。
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