えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

高仁鳳さん没10周年の集い来春開催

2022年10月21日 14時46分18秒 | コリア
 みなさん こんにちは

 僕と朝鮮半島をつないでくれた経営者の大先輩で多言語印刷業ケイビーエス(生野区勝山北2)前社長の高仁鳳さんがお亡くなりになられてこの12月で10年を迎えます。それに合わせて高さんの数奇な生涯を振り返る集会が来春に計画されています。ちょうど立命館大学の石川亮太教授が、高さんの印刷業にかかわる歩みを論文(一部完成)にまとめられているところで、その発表も兼ねています。また生涯を収めたビデオ制作も進行中で、その上映に加え展示も。ぜひご来場を。

 高さんは在日一世の両親の元、日本で生まれ、日本の敗戦後、母兄と朝鮮半島に帰還。そこで朝鮮戦争に巻き込まれます。兄は従軍、母親も亡くなり一人ぽっちになった少年は、放浪しながらソウルで兄と再会。父のいる日本に戻ってきます。民族学校で学び夜間大学を卒業、印刷業の道に入り、多言語印刷など先進的な取り組みで社業を発展させます。韓国に先んじて世界で初めて 日本語と韓国語が同時にできる電算写植機を開発。その後、長男に事業を承継。ご本人は南北朝鮮の平和的な統一と世界の平和を願い日本と朝鮮半島の懸け橋になろうと活動を続けます。「戦争は絶対にダメだ」が口癖でした。
 第二次世界大戦終結後、朝鮮半島を植民地支配した日本でなく朝鮮が分断された憤り、同じ民族同士が血で血を洗う戦争に巻き込まれていった不条理を胸に抱えながら、戦争は二度と起こさせないと、「韓日の友好親善」、「南北の平和的統一」を生涯目指しました。その高さんの軌跡を、講演、映像、展示で振り返り、「希望」を共有しましす。その希望を叶える「今こそ、その時」です。高さんを直接ご存じでない方もぜひお越しください。

 来年3月4日(土)午後、生野区民会館大ホールで予定しています。ぜひスケジュールにおしるしを。詳細はこれから実行委員会で詰めていきます。順次お知らせします。

 写真は先月30日に大阪生野勝山の同社会議室での集いに向けての第一回実行委員会の様子。

 これから先は宣伝です。
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