Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

変わり種のコスモス 

2010-08-31 22:29:16 | 自然の恵み
コスモスの別名は、アキザクラ/秋桜ですが、今年は 高温のせいなのか、草丈の伸び方に勢いがあって開花期も長いように思います。
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秋桜というのに、品種改良で夏の初めから咲くコスモスが殆どで、秋が最盛期ではないのです。

一般的にコスモスと言えば、オオハルシャギクと言う種類なのだそうですが、身近に見られるコスモスは、野生種なのか花びらの幅が細い種類が殆どで、園芸種のキバナコスモスは少数です。
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花びらの山折りと谷折りとが交互になった折り目を観察すると、これが薄い花びらを平らにピンと開く仕掛けの構造なのだと感嘆します。
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猛暑の中で、白いコスモスが清らかに咲く光景は、涼しげに見えます。

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花びらがメガホンやラッパのような筒状のコスモスを、ドイツで旅行中に見たので、珍しく思いレーゲンスブルグの量販店の種子売り場で、その種子を入手しましたのは、10年近く前でした。

その後国内の種苗店のネット販売で入手して、庭で育てていますが、なぜか今年は成りがよくありません。

                  
いっしょに購入した八重のコスモスは綺麗に咲きました。

      
ラッパ状の花びらの八重コスモスも咲きましたが、交雑したのかも知れませんが、コスモスのようには見えません。

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一般的なコスモスだけでなく、こんなコスモスも可愛いいものです。        

明日から9月だというのに、今日も30℃を超える暑い日でしたが、9月もまだ高温が続くとか。どうなってるんだろう。

全国的猛暑の仲間入り 

2010-08-30 23:52:20 | インポート
今年は、夏が長かったように感じていたのですが、いやいやまだ夏最っ只中です。

涼しくなってきた北海道の旭川に在住してこう思うけれど、本州方面の記録的35℃を超える猛暑情報を聞いても、連日の高温と高湿を体感できないので、比較にならない想像をしています。

記録的と言う言葉が付くほどに新体感の日が続くので、今まで関心が薄かった熱中症での被災も多く、異常な自然現象に対処しなければなりません。

北海道は学校の夏休みは既に終わっていますが、例年であればお盆が過ぎると、涼しい秋の気配になってくるのが普通で、時には浴衣を着ることができません。

残暑見舞いを受けても、すでに秋の風の季節なので、毎年本州と北海道の気候の違いを痛感していました。

今年は、天気情報の番組では頻繁に「全国的な猛暑」が使われたけれど、その全国の中には北海道は含まれず「オイオイ、こちらは涼しいよー」と、TVに向かって反論!ってこともしばしば。

今年はこれまでに扇風機を使ったのは、3日間の内の数時間のみで、去年は1度も使っていません。

今年は9月に入ろうとしているのに、今日の気温は最高で32.1℃(Goo天気による)ですから、まさしく異常気温で、全国的猛暑の仲間入りです。

夕刻から大雨注意報がでていたようでしたが、まだ降っていないので、22時時点で26℃くらい(昨夜は21℃くらい)の気温になって、どうやら涼しく感じています。

自宅の標高は143.35m(iphoneアプリケーション「標高ワカール」による)であり、山間なのでヒートアイランド現象と無縁の2℃くらいは低い気温です。

真夏の猛暑といっても、シャツがグッショリとはならず、熱帯夜とまでにもなりませんが、アツイ! アツイと言ってます。
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旭川市役所から旭川美術館へのプロムナードは、街中の洒落た静寂な小径です。この「緑道」を歩くと、暑さを忘れます。

児童画展の表彰式 

2010-08-29 22:09:48 | Arts
猛暑から脱出して、今日の旭川地方の気温は、朝の17℃から、11時頃は24℃くらいでした。

その11時に、8月6日に住友生命旭川支社で審査した第34回子どもの絵画コンクールの表彰式がありました。

展覧会が開かれている旭川市の中心街の買物公園のあるアッシュアトリウムには、可愛い子どもの受賞者とその家族などが、展示されている入賞作を確かめるように、見入っていました。

のびのびとおおらかに、画面いっぱいに描かれた絵・色数豊富に自分の思いを、素直に楽しく描かれた絵・描かれた形や色使いに大人の考えが、押しつけられていない絵・記号のように図形化された形や流行の漫画やアニメ顔で描かれていない絵・などの観点を、子どもの絵を支える参考にして見てほしいものです。

 
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さすがに上位入賞のパネル前には、多くの人々が近づいて、記念写真撮影の微笑ましい光景が見られました。

審査をしながらいい絵に出会うと、その絵の作者に会いたくなるような思いになることがあります。

今日はその子ども達の幾人と直接会話することができたので、嬉しくなりました。

それぞれの家庭から直接応募されるため、絵の良し悪しは、家庭での子どもの制作環境によることが、多いものです。

子どものが絵を描くことは、健全に成長するうえの大切な要素になる活動ですから、育ちを支える温かい家族環境の教育的作用が影響します。

入賞者の家族に会って、どんな環境で絵が出来上がったのかを尋ねてみることにしていますが、子どもの絵を見るうえで、とても参考になるのです。

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支社長以外の黄色のTシャツのスタッフは、同じ会場で行われている24時間TVの募金運動にも携わる住友生命のみなさんです。

緊張しながら、支社長から表彰状などを受ける子どもの姿に、賞賛の拍手をおくりました。

表彰式の中で挨拶の機会があり、直接子ども達に語りかけることができましたが、付き添いの家族の方々にも聞いてもらえたことは、大きな意義があたと思います。

学校や幼稚園や保育所での教育の他に、家庭での教育的役割もまた重要なのです。これらを重要視しているコンクールの特徴的な在り方に賛同しています。

はぎわらギャリーでの平間文子展 

2010-08-28 22:11:00 | Arts
はぎわらギャリー」で「平間文子パステル画展」が、開かれています。
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花をモチーフに春陽展や全道美術協会に、油絵の大作を出品するなど、個展でも精力的に作品発表している作家の描くパステル画の小品展です。

パステル画の小品23点は、独特な風合いと巧妙な構図により、花たちの生き生きした生命力を増幅させる表現が見どころです。
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   アマリリスNo.3         ポピー

作者の花を愛でる優しい心情がみごとに表現され、会場は花園のように癒しの空間になっています。

出品作の中に、ドライポイント(凹版画の一種)でガイドラインを刷り取った後でパステルで色付けをした作品(手彩色/ハンドカラーリング)もあります。 ドライポイント のジャンルを超えた表現の巧みさは、注目すべき作品です。

平間文子パステル画展」は、8月31日午後5時までです。

故稲垣瑞子さんを偲ぶ展覧会 

2010-08-28 21:18:00 | Arts
昨年6月に、急逝された稲垣瑞子さんを偲んで、パリ旅行を共にした仲間の作品を展示する「パリでの出逢い絵画展/稲垣瑞子さんを偲んで」が開かれています。
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会場は、旭川市内から旭川空港との中間地点の丘にある、故人がオーナーだった「ギャラリーMizu」(旭川市西神楽7線9号1-1526)で、パリ在住の友人の版画を含め小品18点が展示されています。
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        故稲垣瑞子さんの遺作油彩2点

親しい仲間の作品の囲まれて、一際遺作の油絵2点が往年の創作活動が偲ばれます。
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爽やかにクラシック音楽が流れるギャラリーには、 在りし日の姿が見えないけれど、いつも笑顔で迎えてくれた故人が、今も姿を現すような気がしました。

パリに滞在して描いたスケッチがいっぱいのスケッチブックが、なにげなく展示されていますが、描写力のしっかりした風景を見詰める感性がほとばしる遺品に、見入りました。

明日で会期が終わりますが、必見の印象深い展覧会です。