Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

6月の庭は百花繚乱

2018-06-27 23:28:32 | 園芸

6月の中旬は朝の気温が一桁で、昼間もやっと15℃前後の気温の日が続いたり、25℃を越える日があったりで、花たちは開花の時期をうかがいながら開花するようだ。

気温が上昇した日には、花々が競うように咲き乱れて、どの花がいつ咲いたのか見失うことがある。現在は年間で一番花の種類が多い時期のようで、我が家の花園は、文字通り百花繚乱で花を見て一巡する時間が長くなる。 

       

       ハマナス           虞美人草

            

        あやめ       リンドウザキカンパニュラ

           

       都わすれ        サクラバラ

庭の彩りを支配して存在感のあるこれらの花は、鮮やかに咲き誇っているようだ。

 

雑草のように、元々畑のあちこちに咲いていた紫色のビオラが邪魔になるほどに増殖したので、一カ所にまとめようと移植したが、倒れそうになるくらいに草丈が伸びてしまった。 

          

                 

まだまだ畑の中に残って咲く可愛いビオラを踏みつけずに歩くようにしている。

 

まだ紹介ができないその他の花々を含め、気ままに写真だけ撮っていたのだが、今年は名前不明の花もきちんと調べて、開花した時期がわかるように、写真で残すように記録したいと思っている。


待宵草の花なのに葉はタンポポ

2018-06-18 00:10:37 | 自然観察

30年以上前に富良野の喫茶店の庭で育っていた不思議な植物を一株入手した。繁殖力が旺盛でこぼれ種で増えている。

花が咲くと待宵草と同じだが、葉がタンポポのような形状で、夕暮れに咲き出すから待宵草の仲間なのだろうが、名前が分からずにいた。

しつこくネットで検索したところやっと「月見タンポポ」別名チャボツキミソウとわかった。

        

朝見ると蕾(ツリフネソウの蕾に似ている)のある花茎が立ち上がり、この花のセンサーが働き、頃良い気温の宵を待っている。 

   

 蕾のある花茎が立ち上がる   タンポポの葉に似た葉ではない 

 

                      花だけ見ると待宵草

 頃良い気温の薄暗くなった夕刻から開花が始まり、蕾の中に折りたたんだようになっていた花びらがスローモーションの動画を見ているようにゆっくりと開くのを観察する時は、ガンバレと声をかけたくなる。

闇夜に近い頃に花びらのシワが消えて満開となる                     

   

翌朝にはしぼんだ花は垂れ下がって、やがて根元に種ができると黒っぽくなってくる。

こんな珍しい月見タンポポの蕾がある朝は、夕暮れが楽しみだ。