Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

大衆絵師

2015-05-25 11:54:49 | Arts

2週間の「ギャラリー舞ふれんど」での個展が24日に終ってホットしている。

予想していた来場者数までには至らなかったが、会場に足を運んで観てくださった方々には感謝の念でいっぱいだ。

会場を留守にしていた間に訪れた方々には、久しぶりにお会いできた方々でもあり、申し訳なくもあり心残りでもある。

                  「冬のマイタウン」水彩 15×45cm

                       「公園の親子」木版 12×30cm                                     

ふるさと旭川の新緑風景作品が多かったので、それぞれの思いが重なってた思い出の景色として親しんで鑑賞してくれ。そんな感想を聞いて正直嬉しかった。

ただ、会場の作品展示配置や構成には、入り口近くに一般的で親しみ易い作品を展示するなど、工夫が足りなかったと反省している。

水彩画/油彩が/版画/パステル画/オブジェなど、興にまかせてジャンルにこだわらずに、一般大衆に親しんでこらえる作品づくりを楽しんでいてるので、大衆絵師作家だと勝手に自身の立場を考えている。

鑑賞者の感想から、そんな大衆絵師作家としての姿勢を感じ取ってもらえていることがわかり、密かに喜んでいる。

大作主義の公募団体展出品の意味もわかるし、写真画で写実絵画まがいの作品が人気なのもわかっているが、その世界だけで活躍するだけでは、美術界の捉え方が狭いのではないかと感じている。

 

個展会場に毎日通ったので、今日はその作品群の後片付けがあるので、ゆっくり休養日にしたいところだが、そうはいかない。


萩原常良展設営後の有り難い弁当

2015-05-10 22:58:08 | 展覧会

明日11日から旭川市の「ギャラリー舞ふれんど」で開催される「萩原常良展」の会場設営と展示作業をした。

         

「ギャラリー舞ふれんど」での開催は2年ぶりだ。

これまでと違うのは、版画中心の展示ではなく、油彩と水彩画の作品を多く展示し、パステル画2点も加えた。

      

近作のForestシリーズと旭川市の景観をテーマにしたので、景観再発見の思いを込めて春の風景が多い。

日中の町内清掃作業や花見参加の後だったので、疲れが残ったままでの展示作業は、スムージには進まなかった。時間がかかったものの「ギャラリー舞ふれんど」オーナーの温かい配慮のせいで、予定以上の満足な展示ができた。

作業終了が、午後7時半過ぎだったので「ギャラリー舞ふれんど」オーナーの心遣いで、嬉しい夕食弁当の提供があった。

                                   

有り難い言葉入りプリントの包み紙付きの弁当は、温かい気配りが満ちていた。その思いがけない配慮に疲労感が薄らぎ、感謝しながら味わった。

            

 

萩原常良展」は、11日から24日まで。


パーゴラで花園入り口をリニューアル

2015-05-03 11:43:06 | くらし

思いつきで、花園の入り口のゲートを更新した。

家庭菜園と花園を兼ねたスペースの入り口は道路側にあるので、年数が経過して朽ちた見苦し姿のままにしたくないと思っていた。

秋には、旺盛な繁殖で野ぶどうが覆いかぶさるためきれいに見えるが、春先にはみじめな門なので、気にしていた。

          

5月1日、ガーデニング専門店に行く機会があった。

買い求めたい品物ではないのにパーゴラが目についた。入手予定ではなかったが、気なっている門の寸法に合っていることから、現在ある朽ちかけた門の前に据えることにしてキットを買った。

このキットを組み立てる作業は個展準備ストレス解消のリフレッシュのつもりだった。

夏日の気候に身体がまだ順応しきっていない体調にしては、甘くみていた軽い作業ではなかった。

パーツになったキットをボルトで組み立てるためには、効率のいい工具が必要なのだが、スパナとペンチしか用意がなかったため、しっかり締め付けるためには予想外に時間がかかり、疲労感も大きかった。

手製するには、設計から木材入手・木取り・切断等々大きなパワーと時間が必要なので、これに比べると極めて短時間での完成だった。

完成してみると、見違えるほどのリニューアルで達成感があり満足した。

          

冬の積雪で、これに積もった雪を落とす作業も発生するが、野ぶどうが絡んで繁茂する秋を想像してて、この思いつきのリニューアルにしては、良かったと満足している。

ささやかながら家庭菜園や果樹や花たちと付き合うため、新門をくぐる楽しみが出来た。