ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)は、善霊を引き寄せて悪霊を回避する効果があるとのいわれで、ハロウィンの日に使う飼料用のオレンジ色のカボチャのランタンのことだ。
元々アイルランドやスコットランドで、カブを切り抜いていたが、アメリカに移民したアイルランド人が、アメリカで量産されていたカボチャを使ったのが広まったとか。
日本ではハロウィンが、どの程度広まっているのかは知らないが、外来のクリスマスやバレンタインデーほどではないようだが、カボチャのランタンはチラホラ目立つようになった。
カボチャの造形のつもりで始めたジャック・オー・ランタンつくりは、記憶が定かではないが10年前くらいからだが、自家栽培のカボチャで作るのは、今年で2度目だ。
緑色がオレンジ色の変身するのが面白い。
畑に余裕の広さがないと栽培できないので、今年は二株だけだったが、放任栽培なので大小3個収穫し、内一個は傷があったせいで腐らせてしまった。
2個の内小さいカボチャのジャック・オー・ランタンは、今年も旭川市の「Café 花みずき」に提供したが、喜んでもらえて嬉しい。
大きいカボチャは、自宅の玄関前で悪霊を追い散らす門番のように鎮座している。
100円で買った直径10cmくらいの超小型のカボチャでも作ってみた。
小さくても目玉におはじきを挿入したところ、眼力が鋭くなったようだ。
一年に一度だから、こんな楽しみもいいものだ。
蛇足‥‥可愛くて和むのは、3cmほどの小さなキャンドル。
蛇足の蛇足‥‥ランタンの中に灯すのはキャンドル(ローソク)だが、氷で作ったランタンなのにアイスキャンド
ルなんていう変な造語が一般に通用しているが、氷に火を灯せない。