Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

自家栽培カボチャでジャック・オー・ランタン

2014-10-30 23:38:34 | 家庭菜園

ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)は、善霊を引き寄せて悪霊を回避する効果があるとのいわれで、ハロウィンの日に使う飼料用のオレンジ色のカボチャのランタンのことだ。

元々アイルランドやスコットランドで、カブを切り抜いていたが、アメリカに移民したアイルランド人が、アメリカで量産されていたカボチャを使ったのが広まったとか。

日本ではハロウィンが、どの程度広まっているのかは知らないが、外来のクリスマスやバレンタインデーほどではないようだが、カボチャのランタンはチラホラ目立つようになった。

カボチャの造形のつもりで始めたジャック・オー・ランタンつくりは、記憶が定かではないが10年前くらいからだが、自家栽培のカボチャで作るのは、今年で2度目だ。

                          

緑色がオレンジ色の変身するのが面白い。

畑に余裕の広さがないと栽培できないので、今年は二株だけだったが、放任栽培なので大小3個収穫し、内一個は傷があったせいで腐らせてしまった。

2個の内小さいカボチャのジャック・オー・ランタンは、今年も旭川市の「Café 花みずき」に提供したが、喜んでもらえて嬉しい。

                                               

大きいカボチャは、自宅の玄関前で悪霊を追い散らす門番のように鎮座している。

                                             

100円で買った直径10cmくらいの超小型のカボチャでも作ってみた。

                          

小さくても目玉におはじきを挿入したところ、眼力が鋭くなったようだ。

一年に一度だから、こんな楽しみもいいものだ。

蛇足‥‥可愛くて和むのは、3cmほどの小さなキャンドル。 

                       

 

蛇足の蛇足‥‥ランタンの中に灯すのはキャンドル(ローソク)だが、氷で作ったランタンなのにアイスキャンド 

       ルなんていう変な造語が一般に通用しているが、氷に火を灯せない。


花言葉は「一目惚れ」と「君を忘れず」

2014-10-29 22:15:54 | 園芸

今朝も外気は1℃で少しばかりの降雪があった。気温は5℃まで上がったが、山合いでは雪が溶けずに、スキー場には真っ白な雪がゲレンデを覆っている。

庭の草花では、寒そうに開花している「紫苑(シオンAster tataricus /別名オニノシコグサ(鬼の醜草)・ジュウゴヤソウ(十五夜草)・東アジア原産」と「孔雀草(クジャクソウAster pilosus/別名孔雀アスター・キダチコンギク(木立紺菊・アメリカ原産)がいじらしく見える。

            

同じキク科でアスターの仲間なので、離れて見ると花姿はよく似ている。

                

クジャクソウはピンクや紫と白の花があるが、このクジャクソウは白いので「白孔雀シロクジャク」とも呼ばれているそうだ。

いつも愉快」と「一目惚れ」という花言葉に、どんな見立てをしたのか興味をそそる。

            

             

シオンは同じく白い花もある。放っておくと間近で花姿を鑑賞できないくらいに、2mにも伸びてしまうので、独特な薄紫が秋の空に映える。今年は早い時期に切り戻しすることにして短く育てた。

戦後に渡来したクジャクソウとは違い、シオンは平安時代の「今昔物語」にも出てくる花なのだそうだ。

シオンの花言葉が「君を忘れず」にもクジャクソウの「一目惚れ」も、粋な花言葉がついているのが面白い。

隣り合わせで咲くクジャクソウとシオンの花見比べながら「一目惚れ」と「君を忘れず」を連想して興味深く鑑賞し、秋の終わりを楽しんでいる。


冬のプロローグは初雪から

2014-10-28 12:47:12 | 日記

夕べの冷たい空気を実感して天気予報とうりに初雪が降るだろうと思ったが、今朝はついに初雪になった。昨年は1016日だったから12日遅い初雪だ。

今朝8時の気温は2℃で、標高150m程の位置にある自宅辺りは約3cm積もっていた。

             

薄いグレーの空から、直線的に落ちてくる湿って重そうな雪だから、日中は5℃になる予想なのでミゾレになるだろう。

午前10時の街中は、どこにも雪は見当たらないが、気温の差は大きい自宅に戻ると、周辺はまだ雪景色のままだ。

白くて薄いベールで覆われたような雪景色に、いよいよ冬なのだなーと、半年間の冬のくらしに突入することを自覚されられる。

明日もミゾレ混じりの雪が降るらしいが、その後数日は降雪なしの日になるらしいから、その間に冬支度を急がなければならない。

初雪になると、どこに仕舞って置いたのかと除雪用具や冬の衣服や冬靴の在りかを考えて準備が始まる。忘れがちなのが手袋だが、4月にきちんと仕舞って置いてあれば問題ないが、あちこち探すことが多いものだ。

しばらくは冬の序章であり、体調を冬モードに切り替え、今季はどんな冬の暮らしになるだろうと思い巡らす期間だ。本格的な冬は11月に入ってからの根雪の時期で、そこから冬本番が始まる。


アジサイのリース

2014-10-25 23:56:36 | 園芸

アジサイが既に色あせてしまったが、その変化の過程を楽しんだ。

             

             

             

             

今は、すっかり色味を失ったが、それはそれなりに落ち着いた色調もいいものだ。

今は、自分で作ってはいないが、花枝を小さく分けてリースに変身させたのを飾ってあるので、まだアジサイを鑑賞できて楽しい。

            

                           

昔はリースがクリスマスのものだと思っていたが、用途も多様なリースが作られていてドアなどに飾るようになったが、飾ってある周りの雰囲気が和らぐのがいい。


オツネントンボのしたたかさ

2014-10-23 13:53:03 | 自然観察

今朝の気温がマイナス3℃になって、外に置いてあったバケツの水が分厚い氷になった。

さすがに戸外はキリッとした寒さだが、晴天なので、日中の気温は11℃まで上昇すると予報している。

今年は、トンボの飛行が少なかったように思うが、近年現れだしたイトトンボの一種「オツネントンボ」の仲間が、夏に大量発生して、この寒い中でも飛んでいる。

「越年トンボ」がオツネントンボの由来とか。

                 

体長5cm弱の保護色の目立たない姿で、ゆっくりと短距離を密かに飛んでいるように見えて見落とすことが多い。

成虫のままで越冬する珍しいトンボで、越冬するまでそこら中に目立って見ることが’できる。

                                       

家の周りの物置や車庫などに入り、隙間に潜り込んでじーっと動きの止まった越冬中の姿をよく見かけるが、思わぬ所で発見?する度ビックリすることがある。

やなせたかし作詞の「手のひらに太陽を」にあるミミズ・オケラ・アメンボ・トンボ・カエル・ミツバチ・スズメ・イナゴ・カゲロウは地球に生きる友だちなんだと、小さな生き物を観察しながら地球環境のことを考え、種を繋ぐしたたかさに興味を抱く。

何気ない自然観察でも見逃さないよう気を付けたいものだ。