Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

「花を愛でる」がテーマの個展

2009-06-30 23:57:46 | Arts
今日から7月6日まで「はぎわらギャラリー」で、12月以降10回目の個展が始まりました。

「花を愛でる/花のある絵」をテーマに、殆ど小品ですが24点陳列しました。
木版画で個展や公募展に出品するようになった昔の作品もあり、初心の意気込みが感じられるので現在の己を反省し、自らを激励する機会にもなります。

    

花が主役というより、脇役の花の姿が何かの具象に代えた訴えたい事柄を、さありげなく引き立るように表現した時代の版画や絵が気になります。

やっぱり、モノクローム表現に戻ってじっくり前を見据えることも大切だと思います。
何を絵で語りたいのかに確信を持つことを、道具や技より優先したいと日頃思ってはいるのですが、、、、、。

「はぎわらギャラリー」は、僅かながら知名度が高くはなった感じです。新しい出会いが増えたのはギャラリーを開設したおがげですから。


花便り-51 アヤメ(菖蒲)

2009-06-29 22:26:59 | 自然の恵み
今年はアヤメの開花が遅いような気がします。

見分けがつかないくらいに、どれも素晴らしいので優劣つけ難いことを「いすれアヤメかカキツバタ」といわれます。 
          
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わが家の庭に咲くのは、まさしく編み目があるアヤメですが、庭の通路をふさぐくらいに増えています。

昨日は,久しぶりに「就実に丘」に行ってみましたが、晴天ではなかったので、すっきりとふるさとの山並みを眺めることができませんでした。

昨年は6月25日に行ってますが、「就実の丘」の夏色が広がる眺望を見たかったのは同じです。

丘の稜線の道路脇にきれいなアヤメがきれいに並んでいるポイントで立ち止まったのも、去年と同じです。

背景の十勝岳連峰の峯々の内、左端のオプタテシケ山以外は雲の中でしたが、アヤメとの組み合わせると風情がありました。

     
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高い丘づたいでもアヤメがいきいき育っているのは、特に湿地を好むわけでもないからでしょうか。
この点で、カキツバタが湿地や水中に育つのと違うわけで、編み目の有り無し以外でも区別がつきます。

立ち姿のすっくとした姿勢の良さと紫色から 高貴な印象を受けるので、自分の姿勢を正す鏡のようにも思えてしまい、増え過ぎでもむげに粗末な扱いや、捨ててしまう気にはなれないのです。

花便り-50 続・自然交配のビオラ

2009-06-28 23:07:15 | 自然の恵み
5月23日のブログで取り上げた自然交配のビオラについて、その後の話題です。

微妙な違いを分類するのは困難なことを承知しながらも、ビオラの花の色による分類を試みました。

ビオラに初めて注目したのは、1978年に転居した住宅の土地に密生する自生のビオラでした。

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生命力の強いこの種のビオレにとても癒されたことから、今でも最も好きなビオラです。近年あまり増えないので気になっています。

(パンジーはスミレ 又はサンシキスミレの分化で、サンシキスミレの亜種なのだそうで、似たようなシミレ属の花の総称として使われています。そのパンジーの小型がビオラです。)

その後、わが家の庭に移植された他の鑑賞用園芸種のパンジーやビオラの自然交配による「こぼれ種」で増えたビオラが、賑やかに庭を彩っています。

   

   

   

   

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これだけの15種類におおざっぱに分けてみました。

一つ一つに表情があって、なかなか興味深いものです。

秋には、新芽があちこちに育つので、来春にはまたかき集めて育てるのが楽しみです。

花便り-49 紹介そびれた花たち-2(6種)  

2009-06-27 22:48:13 | 自然の恵み
昨日のブログの続きです。

スズラン  6月2日撮影
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今年は、開花期が遅かったように思いますが、 あれっ、当たり前によくある鈴蘭なので注目していたつもりなのに、パスしちゃったのですねー。
「キミカゲソウ/君影草」「谷間の姫百合」の別名もあり、淡い香りを放ちます。
北海道に生えているからといって「エゾスズラン」ではなく、鑑賞用に栽培されている「ドイツスズラン」だということは、花茎が葉の高さ以上になる点です。

マイズルソウ(舞鶴草) 6月3日撮影
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根茎を伸ばして横に広がる多年草なので、生け垣の陰で増え続けています。

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花言葉が「清純な少女の面影」であり、小さな総状花序がかわいく、葉の形が鶴が翼を広げた形に見立てて「舞鶴草」と名付けられたそうです。
秋には赤い小さな実を付けます。

シバザクラ(芝桜)  6月3日撮影
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白から淡いピンク、赤~薄い紫まで色種は多様で、地面を覆い密生しますが、丁度この多様な色数が揃って生えている箇所の写真です。
常緑性の多年草で、別名が花爪(詰)草です。

ミヤコワスレ(都忘れ)  6月10日撮影
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別名「野春菊」「東菊」で、「承久の乱」で佐渡に流された順徳上皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話による由来とされ、花言葉の「別れ」「しばしの憩い」の由来だと言われているようです。
一番濃い色の都忘れですが、薄いから幾種もあります。

クリンソウ(九輪草)  6月10日撮影
     
サクラソウの仲間で、別名「シチジュウソウ/七重草」、学名はPrimula japonica(日本に自生するサクラソウ科の中で最も大型)
茎を伸ばしながら輪生で花を付け、下から幾段にも咲かせますが、九段になるわけではないようです。
五重塔などの仏閣の屋根の頂に飾る「九輪」のようなので九輪草ってわけせす。


キンロウバイ(金露梅)  6月10日撮影
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なかなか強い植物で耐寒・耐雪・耐風性がありますが、成長は遅い方です。
変種の「ギンロウバイ/銀露梅」は、白い花を咲かせます。
自生するのは北海道の高山だそうですが、庭木(低木約1m)の栽培種で普通に植えられています。

花便り-48 紹介そびれた花たち

2009-06-26 23:59:29 | 自然の恵み
庭の花をブログに紹介して3年目ですが、 6月にはいっせいに花たちが咲くので、ブログで紹介するチャンスを逸してしまった花がフアィルに残っています。

名前のはっきりしない花も残っているので、3年間に紹介しそびれが沢山あるのです。

今日のような夏日の気温で初夏真っ盛りともなれば、1カ月遅れで思い出す5月の花なので、忘れてしまいそうにもなります。

     エゾキンポウゲ  5月7日撮影
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     ズダヤクシュ   5月25日撮影
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     テンナンショウ  5月7日撮影
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     グースベリー   5月29日撮影
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     サクラソウ    5月29日撮影
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     ユキザサ     5月29日撮影
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夕刻より戸外でバーベキューをする予定でしたが、天気情報を信じて中止とし、室内で会食しました。
そんなわけで、雨が降らなければ変更した行事がくやまれるところでしたが、予報とおりに雨になったので、室内変更が正解だったと安堵しました。