Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

彩り豊かなスイスチャード 

2010-08-05 21:44:43 | 自然の恵み
生産農家の直売場では販売されているのかも知れませんが、市場に出回っていない野菜を、家庭菜園で栽培する楽しみがあります。

コールラビもそうですが、畑の中で英名スイスチャードSwiss chard は、葉がビートの葉に似ているので、リーフビートLeaf beeetとも呼ばれ、一年中収穫できるから不断草(普段草/フダンソウ)とも呼ばれています。
?
     

地中海東部から中央アジアが原産なのだそうで、最近の外来種かと思ったら、江戸時代初期に既に渡来しているそうで、岡山県ではアマナ、長野県ではトキシラズ、沖縄県ではンスナバーなど、地方によって呼び方は多様なのだそうです。

明治時代以降に渡来した種類は、セイヨウフダンソウと呼ばれ、葉茎の色がバラエティーに富む黄・白・ピンク・赤・オレンジ色とカラフルなスイスチャードなのだそうです。

見方によっては、きつい赤と濃い緑の組み合わせが、ドきつくも見えます。

ホウレンソウと同じアカザ科の野菜で、生育旺盛です。若芽をヨトウムシ(夜盗虫)にやられますが、病虫害に強く、ぐんぐん成長して虫に食べられることは殆どありません。

栄養価の高い(ビタミンA,カルシュウム、鉄分を多く含む)野菜なので、サラダ・炒め物・和え物・味噌汁の具など多様な調理につかえます。

アメリカから入手した種をもらって育てていましたが、現在は国内の種苗店から種を入手して栽培し、外側から切って食べています。

スイスチャードで彩り豊かな食卓になっています。