Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

チームワークが素晴らしい除雪車の連携作業

2015-12-30 21:37:32 | くらし

クリスマスが過ぎて、急に年の暮れになったような気分になったばかりなのに、巷は慌ただしく新年に向かってまっしぐら。

いつもと違う雪の少ない気候にそんなはずは無いと思いつつ、こんな冬だったらどう過ごそうかと戸惑っていた。

        

やっぱり、来た!来た!。26日から雪が降り続き、平年並みの寒さも来た。

去年の積雪深30cmを越えて今季は現在39cm(平均積雪深47cm)に達した。

毎朝マイナス10℃近くで、今朝の気温はマイナス14℃だった。

        

昨日積もった枝の雪は、気温が上がらず風もなく、そのまま固くなって枝々にへばりついたまま、自然の造形美となった。

一方、一度に20cmも降れば、平地以上に坂の多い深雪道路は交通に多大な支障が出てしまうので、雪は邪魔扱いだ。

15cm以上の積雪で除雪車が稼働して、どうにか車が通れるようになったが、除雪車が雪面を強く擦り付けた後は、見ただけでは判別できないツルツル路面になった部分があるので、運転も歩行が怖いうえ、幅員が狭く車のすれ違いも怖いのだ。

 正月を迎える前には、幅員を広げるために、いつもとは違う丁寧で時間をかけた除雪作業の時期のはずで、その除雪車が来るのを待っていた。

昨日の昼間になって、4台チームで除雪車とトラックが轟音をたてて現れて、いよいよその除雪作業が始まった。

          

 

   

3台の除雪車が、それぞれに道路の両側に雪を掻き退けたり、中央に押し集めて押し出したり、その雪をロータリー車が吹き飛ばしたり、ロータリー車から吹き出され雪を平行移動しながらトラックが運び出すなど、素早い連携した作業が進められた。

前後左右に移動する巧みな運転の技や、4台のプロの見事なチーム作業素晴らしさに見とれた。

有り難いことに、これで正月用の雪道は運転し易くなり、歩行者の安全も保たれることになって、すっきりとした雪道が出来上がった。


ひっそりとクリスマス気分

2015-12-24 16:38:07 | くらし

ちまたのクリスマス模様には無関係のくらしなのに、あやかってデコレーションもどきで、クリスマス気分を味わって、世間のレベルに合わせた。 

          

作るだけは作ったが、あちこち送る訳でもなく、作るだけの楽しみだ。

       

クリスマスグッズは1年ぶりの出番のものと、一年中飾ってあるものやら。やっぱりこの時期に良く似合っているのって、当たり前のこと。

            

 ローソクの炎の上昇気流で風車がゆっくり回る、クリスマスピラミッドは、クリスマス気分を盛り上げてくれる。

約30cmの高さで、近くのサンタプレゼントパークがオープンの頃に買ったもの。

ドイツのエルツ地方ザイクエル村が発祥のおもちゃなのだそうだ。

     

「プレゼントを届ける前の準備体操にしてはハードだねー。」「運び終わった後の憩いのひと時。」 

色々な動きのある姿の、かわいいサンタさんたちの小さな人形を、いろいろ置き換えて楽しむのも、この時期だけの戯れ。

            

        まだまだ回りきれない国の子どもたちへはロケットで。

Merry Christmas !  メリークリスマス !  ハッピーなクリスマスをお過ごしください。

 

これからが冬本番

2015-12-22 23:34:51 | くらし

15cm程の雪が降ってリセットされた雪景色になった朝、綺麗な雪景色に誘われて近所を歩いた。

             

新雪で装飾されたような樹木は、朝日を浴びると桜満開のように美しい。

この後、風が出てくると音も無く少しずつ雪が落ち出すので、その変化を眺めるのも趣が深まって、格別の美しさに魅せられるのだが、惜しくもやがてこの光景は消滅した。 

                

マイナス気温であっても陽が当たり出すと、梢の雪が溶けだして氷となり宝石が輝いたように見えてくる。その多様な変化で美しさを増すので、自然の造形の恩恵に感謝だ。

           

オープンを延期していたスキー場は、いよいよオープンした。

リニュウーアルされた本来の雪景色と、午後9時までの照明がスキー場の上空を明るくてらしている夜景が見られるので、クリスマス近くになってようやく普通の冬の気分になってきた。

晴天の日だった今日だから、放射冷却現象とやらで、明朝はマイナス13℃になるとの予報がでた。

いよいよこれからが冬本番だということが実感できる冬至の日だった。

 

冬のUターンでいよいよ歳末気分

2015-12-18 23:50:26 | くらし

12月初旬に冬が立ち止まるどころか、どこかへ消えたようにプラス気温や雨が降ったりで、11月の気候に戻ったようだった。

            

車庫の屋根に積もった雪はが30cm以上もあったが、殆ど融けたり滑り落ちてしまった。

12月14日の旭川地方気象台のデータによると、最深積雪9cm(過去10年平均25cm)となっている。

12月17日に少々の雪が降り、今日18日の朝になって、雪がハラハラ・フワフワと静かに舞ながら降ったが、雪退け(雪かき)するほどでもない程度の量だった。

旭川に普通の雪景色冬が戻って、初雪の日の気持ちになっている。

しかし、現在の旭川の積雪は18cm(過去30年平均35cm)に増えた程度だから、スキー場は雪不足で未だオープンしていないことを電照板には「延期しています。」とあって、雪不足を嘆いているように見える。

この異常気象に、スキー場だけではなくシーズン券を入手したスキーヤーやスノーボーダーも、降雪を祈願して雨乞いならぬ雪乞いをしているかも知れない。

いつもだと、スキー場の夜間照明で照らされたリフトに揺れるスキーヤーの姿が遠くに見え、自宅周辺は暗がりではない淡いオレンジ色の雪明かりで、美しい夜景になっているはずなのだ。

そんなわけで、季節感がずれた感じで白銀の世界で雪明かりでなければ落ち着かない気分なのである。

日中の気温がプラス気温であっても、雪が多くても少なくても、今の時期になれば本格的な冬に向かうのは確かなことなのだ。

冬模様がUターンしてきたので、いよいよ本格的な冬を自覚し、歳末に突入する実感が湧いきた。


あっさりパスした12月8日

2015-12-11 10:52:40 | くらし

長崎・広島に原爆て破壊された。ニューヨークのシンボルビルが襲われた。パリが襲われた。・・・

その他、世界中で数多くの大量殺戮があった過去の忌まわしい出来事を思い出す。

12月に入ると、まず思い出すのは旧日本軍がハワイの真珠湾を奇襲攻撃したことだが、その12月8日は既に過ぎ去った。


アメリカとの開戦時の記憶が、幼い頃だったので微かに残っている。

爆破されているアメリカ艦隊の新聞写真の何枚かを、父が異様な顔付きで切り抜き、「永久保存」と朱墨で書き、スクラップブックにしていた父の姿が幼い心に刻まれた。

重要書類を扱うように神妙な顔で眺めていた姿から、よほど重大な出来事だったことなのだと思ったが、その重大さを理解出来なかった。

戦時中は、この12月8日を開戦記念日とし、戦果を賛美した。

戦後は太平洋戦争の歴史的出来事として、この日が来る度に報道され、開戦のことや戦争のことを考え反省する機会になっていたはずだった。

時代が進むにつれ、心の内では思い出したくない歴史的出来事なので、単なる歴史的物語扱いになって風化が進んでいるようだ。


今年も、若干の報道はあるが、「きょう日米開戦74年」という見出しだけで記事の内容は、全く違った関連記事だった。

テロ対策・固定資産税・軽減税率・新幹線・ノーベル賞・金星探査機・サッカークラブW杯・クリスマス商戦などの話題の影で、真珠湾を奇襲攻撃した記憶が薄まり、当時の日本の行く末が転換した戦争突入の歴史が急速に風化したことを知らされた。

 

TVの映像で、ハワイで行われた真珠湾攻撃での戦没者の慰霊式の様子を観た。

奪った方は忘れても、奪われた方は覚えている。攻撃した側は忘れても、攻撃された側は忘れていない。

12月8日以降でも報道がなく、あっさり12月8日は過ぎ去ってしまった。