「水彩画5人展」が今日が最終日だとわかっていたので、何はともあれギャラリー喫茶「遇里夢」(グリム/旭川市東光5条4丁目)に行きました。
午後4時少し前だったので、一部は片付けにかかっていたので、急ぎの流し観になり残念でした。
真面目に勉強中らしく、達者な筆使いとはいえないけれど、殆ど不透明調で塗り重ねた、重圧感を感じる作品でした。
印象では何か力を蓄えて、これから発展する気配を感じる水彩画です。
深く追求した完成度の高い作品の作者が、全員年配者だとわかったのは、その場で作者の皆さんや、その指導者に会った後でした。
× × × × × × × × ×
搬出後に入れ替わって、次の個展「大野 恵展」の作品陳列作業が始まり、油絵小品10点が展示されました。
?
大野 恵氏は、道北地域を拠点にする「新ロマン派」公募美術団体の会員で、優しい雰囲気の風景画を精力的に度々発表している作家です。
今回も、風景写生を基に童画のような趣ある詩情を漂わせた作品を発表しました。
美瑛・富良野をイメージした心地よい風景は、作者の人柄を反映して癒される重いです。
筆致の単調さや、遠近感の曖昧さが気にもなりますが、それが個性と受け止めることもできます。
作品のポイントになる箇所を意図的に描き込むことが、より魅力的な風景画創りには必要だと思いますが、その点の物足りなさを感じました。
会場のギャラリー喫茶「遇里夢」(9:00~18:00定休日は日・月)は、喫茶店にしては展示会場としての条件はいい方で、多くの作家が発表し、美術愛好家に親しまれていますが、喫茶店の宿命的な難点があって、作品を集中して鑑賞できないきらいがあります。
気張らず気軽に発表し、コーヒーを味わいながらくつろいで鑑賞する場として、ギャラリー喫茶店の利点を生かして展示する工夫が必要だと思います。
「大野 恵展」は3月14日(土)まで。
午後4時少し前だったので、一部は片付けにかかっていたので、急ぎの流し観になり残念でした。
真面目に勉強中らしく、達者な筆使いとはいえないけれど、殆ど不透明調で塗り重ねた、重圧感を感じる作品でした。
印象では何か力を蓄えて、これから発展する気配を感じる水彩画です。
深く追求した完成度の高い作品の作者が、全員年配者だとわかったのは、その場で作者の皆さんや、その指導者に会った後でした。
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搬出後に入れ替わって、次の個展「大野 恵展」の作品陳列作業が始まり、油絵小品10点が展示されました。
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大野 恵氏は、道北地域を拠点にする「新ロマン派」公募美術団体の会員で、優しい雰囲気の風景画を精力的に度々発表している作家です。
今回も、風景写生を基に童画のような趣ある詩情を漂わせた作品を発表しました。
美瑛・富良野をイメージした心地よい風景は、作者の人柄を反映して癒される重いです。
筆致の単調さや、遠近感の曖昧さが気にもなりますが、それが個性と受け止めることもできます。
作品のポイントになる箇所を意図的に描き込むことが、より魅力的な風景画創りには必要だと思いますが、その点の物足りなさを感じました。
会場のギャラリー喫茶「遇里夢」(9:00~18:00定休日は日・月)は、喫茶店にしては展示会場としての条件はいい方で、多くの作家が発表し、美術愛好家に親しまれていますが、喫茶店の宿命的な難点があって、作品を集中して鑑賞できないきらいがあります。
気張らず気軽に発表し、コーヒーを味わいながらくつろいで鑑賞する場として、ギャラリー喫茶店の利点を生かして展示する工夫が必要だと思います。
「大野 恵展」は3月14日(土)まで。