姿見の池周辺の散策

昨日急に思い立って大雪山系旭岳の姿見の池へ行くことを決めました。

イギリスからのお客さんが13日に帰る前に、是非とも北海道の最高峰を間近で見てもらいたかったので、お誘いしました。

雨は降らない天気情報を信じて出かけたところ、 かすかに頂上が見える程度でしたが、晴れ間も少し現れるラッキーな天候で、快適な気温20℃の涼しさの中で、散策を楽しみました。
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散策路脇で見ることができる高山植物は、種類が少ない時期なのですが、数種を撮影しました。

雪渓が融けて間もないチングルマの花もちらほら見えますが、 最盛期はもう過ぎているので、殆どが種子が綿毛状にみえるものばかりでした。

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チングルマは草木だと思っていましたが、地面を這う落葉低木だったんですねー。

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草／別名コガネギク）の鮮やかな黄色がよく目立ちますが、そこら中見えるわけではありません。

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　　　　　　　　まとまって見えるのは僅か

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　　　　　　　　ミヤマアキノキリンソウ

エゾオヤマリンドウ（蝦夷御山竜胆）は、エゾリンドウの高山型の変形で、秋の山を告げる花ですが、高山では残雪のあった場所の差で、時期がずれるため早くから咲いているのもあるようですが、花が開いているのか蕾なのかわらないのです。
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　　　　　　　　エゾオヤマリンドウ

ミヤマリンドウは、小さな花なので緑の中に薄紫色がちらほら見えたら、顔を近づけてよく見ると、可愛い花と対面できます。
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　　　　　　　　　　ミヤマリンドウ

コケモモ（苔桃）の実は、 よく目をこらして見なければ見過ごします。

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春の可愛い花がこんな実をつけるのです。

春と秋の花が同時に見ることができる時期で、少ない種類ですが、気を付けて見ると結構楽しめます。

十分な時間がなく、慌ただしい散策でしたが、雄大で美しい山岳風景に感激し喜んでくれたので、大雪山国立公園の一部でも紹介出来たし、遠来のおもてなしにはなっただろうと、満足しています。