2016年が間もなく2017年と替わる日になった。
雪が降り続く12月は暖気もあって、少々だがみぞれ混じりの雨が降る時間帯もあった。
不安定な気圧のせいなのか、今冬は気温も降雪も平年とは異なるのような気がする。
近年は、吹雪の日が少ないと感じていたが、22日夜半からうなるような音響がする猛吹雪に襲われた。
めったにない横殴りの強風で、23日朝は吹きだまりが家の周囲にできあがった。
普通の積雪の美しい曲面
普通の積雪は上から降り積もるが、ブリザードだから細かな粉雪が吹き飛んで、雪は固く締まって堆積するのだ。
だから凹凸になった雪面の異様な形状は山岳地帯の世界だ。
急いでその雪塊を除雪しなければ、玄関から戸外に出ることや、車を車庫から出すこともできず、除雪することで精一杯だったから、写真撮影のことも忘れていた。
その後も降り続いた積雪量を、すっかりと除雪が完了するのに3日間かかった。
北海道内は札幌や新千歳空港あたりの記録的な大荒れの降雪量で、交通は麻痺状態で道路・鉄路・航空機の離着陸や機材のやりくりで、交通は渋滞した。
それに又、路面がアイスバーン状態になり運転も歩行も危険な状態になったので、年末のくらしは乱れた。
28日には寒波がやって来て、朝の気温マイナス19℃のキリッとした寒さで、これが旭川の冬だと実感した。
雪面を歩くとキュ、クュッ、キュッ、クュッと雪が鳴くように聞こえるから面白い。
平年の12月には2度の車庫の雪下ろしが普通だが、手を付けられず1度だけ中途半端の雪下ろしだった。
それが気になっていたので、今日は約90分かけて雪下ろしを終わらせたが、筋力の衰えを痛感した。
遅まきながら年賀状を書き終えて投函することが出来たので、ひとまず平穏な晦日を迎えることになった。
平穏な明るい新年をお迎えください。