Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

年末のくらしは吹雪と寒波

2016-12-30 23:12:16 | くらし

2016年が間もなく2017年と替わる日になった。

雪が降り続く12月は暖気もあって、少々だがみぞれ混じりの雨が降る時間帯もあった。

不安定な気圧のせいなのか、今冬は気温も降雪も平年とは異なるのような気がする。

近年は、吹雪の日が少ないと感じていたが、22日夜半からうなるような音響がする猛吹雪に襲われた。

めったにない横殴りの強風で、23日朝は吹きだまりが家の周囲にできあがった。

       普通の積雪の美しい曲面

普通の積雪は上から降り積もるが、ブリザードだから細かな粉雪が吹き飛んで、雪は固く締まって堆積するのだ。

だから凹凸になった雪面の異様な形状は山岳地帯の世界だ。

急いでその雪塊を除雪しなければ、玄関から戸外に出ることや、車を車庫から出すこともできず、除雪することで精一杯だったから、写真撮影のことも忘れていた。

 

その後も降り続いた積雪量を、すっかりと除雪が完了するのに3日間かかった。

北海道内は札幌や新千歳空港あたりの記録的な大荒れの降雪量で、交通は麻痺状態で道路・鉄路・航空機の離着陸や機材のやりくりで、交通は渋滞した。

それに又、路面がアイスバーン状態になり運転も歩行も危険な状態になったので、年末のくらしは乱れた。

28日には寒波がやって来て、朝の気温マイナス19℃のキリッとした寒さで、これが旭川の冬だと実感した。

       

雪面を歩くとキュ、クュッ、キュッ、クュッと雪が鳴くように聞こえるから面白い。

 

平年の12月には2度の車庫の雪下ろしが普通だが、手を付けられず1度だけ中途半端の雪下ろしだった。

それが気になっていたので、今日は約90分かけて雪下ろしを終わらせたが、筋力の衰えを痛感した。

遅まきながら年賀状を書き終えて投函することが出来たので、ひとまず平穏な晦日を迎えることになった。

平穏な明るい新年をお迎えください。


クリスマスピラミッドでクリスマス気分

2016-12-24 23:30:16 | くらし

クリスマスとは無縁のくらしなのだが、まんとなく世間が盛り上がっているので、気分だけでもこの時期を過ごしたくなるものだ。

iTunesインターネットラジオのJazz(A-1Christmas Jazz)を数日前から聴くことで、耳からクリスマス気分にひたっている内にクリスマスイヴになった。

クリスマスイヴといっても、普段から一年中飾ってあるリースお小型のクリスマスツリーや壁飾りの他に、沢山の可愛いサンタクロス人形を眺め、一年ぶりの出番のクリスマスピラミッドに灯りをつけて、ゆっくり回転する羽と灯火を見つめてみた。

          

クリスマスピラミッドは、灯火の上昇気流で上の羽がゆったりと回転して、回転軸に飾られた小さな人形のオーナメントが揺れながらぐるぐる回る工芸品。

ドイツのエルツ地方ザイクエル村が発祥で、鉱山労働者のクリスマス伝統的な行事に関連した木工民芸品だとか。

                                 

聖書物語の登場人物や鉱山労働者の仕事の様子などの小さな人形が回転軸に飾られ、ドイツではクリスマスを楽しむ飾りの一種なのだそうだ。

 

世間のレベルに合わせて、クリスマス気分を味わうには、このクリスマスピラミッドがぴったり雰囲気に合っている。

          

              

Merry Christmas !  メリークリスマス !  ハッピーなクリスマスをお過ごしください。


カメムシ襲来無しの早い冬到来歓迎

2016-12-18 12:41:19 | くらし

約1月早く冬に突入した影響で、木々の葉が散るチャンスを逸したことで、風雪に混じって枯れ葉が舞い散っている。

旭川の初雪は10月20日で、根雪初日が10月29日だったので、早い冬到来を歓迎していなかった。

 

冬期間の風雪に耐えることの他、屋内で耐えなければならないカメムシの侵入によるストレスが悩みだ。

毎年10月の晴れた日には、カメムシが襲来して、遠くから見ると壁にごま塩をまき散らしたように、家の壁一杯に張りついてしまいうのだ。それらが、いつの間にか家の中にまで侵入して、冬期間中家中を飛び回って悪臭を放つから始末に負えない。

       スコットカメムシが圧倒的に多い  

      近年ヨツモンカメムシが徐々に増えた

ところが、今冬の早い降雪と低温の影響で、そのカメムシの出現は激減し数日に1~2匹程度になった。

出現する度に一匹ずつ退治する覚悟で構えでいたので、気抜けはしたものの、落ち着いて物事に集中出来る正常な暮らしがもどって、こんな嬉しいことはない気分だ。

今となっては、早い冬到来歓迎と言うことになった。

 

このところ、マイナス20℃近くまでの気温が続いているが、寒さに耐えながらカメムシが潜んでいるのだろうか。又々出現しないことを願っている。


お帰りなさい!スズメちゃん

2016-12-13 22:28:31 | くらし

久々に雀が飛来したので、お帰りなさい!スズメちゃん・・・って、思わず声をかけたくなった。

  1羽だけかと思ったら

     2羽に増えた。もっと集合・・・

スズメは身近で当たり前のように見ることができる野鳥だが、この数年の間は1羽も姿を消していたのだ。

2009年に旭川地方のスズメの大量死があってから、自宅周辺では突然のように、全く出現しなくなったのだ。

チュンチュン、チュンチュンと群れて騒がしいスズメの姿の見られない寂しい時期が続いた。

原因不明のままだったが、餌台に関係があるとみられれいる。

餌台の衛生管理の悪さからスズメ同士のサルモネラ菌の一種による感染拡大が死因と考えられている。

日本野鳥の会のサイトによる餌台の詳しい管理の仕方を参考に、冬季だけの期間限定で簡易な餌台(餌置き場)を設けて、ヒヨドリ・アカゲラ・ヤマゲラ・シジュウガラ・コガラなどの野鳥の観察を楽しんでいる。

スズメが出現したことで餌台については、サルモネラ菌の一種による感染拡大が予想されるので、一層管理に気を付けなければと複雑な気分だ。

もっとスズメの数が増えて、スズメの学校のようにチーパッパ・チーパッパと騒がしい当たり前の自然環境になることを期待している。


記憶的なドカ雪も吹雪もうんざり

2016-12-10 23:00:08 | くらし

北海道の石狩や後志管内では10日の降雪が、短時間で記録的な大雪になった。

昨日は、アイスバーン状態でツルツル路面をソロソロ歩く情景の映像がTVで流れていたのだが、今日は深

雪に足を奪われながら歩く姿がTVに映された。

札幌市中央区では、いっきに54cmも積もったので、50cm以上は2001年以来の観測記録なのだそうだ。

午後1時現在の積雪の深さが62cmに達した。

12月10日の積雪の深さの平年比では、札幌気象台の記録によると札幌は385%だから、札幌のドカ雪のす

ごさが想像出来る。

千歳空港や丘珠空港は航空機の発着に混乱が生じ、JRの路線も道路も交通網はズタズタ状態になった。

 

しかし、北海道は広いので、北海道全体がドカ雪というわけではない。

旭川は、積雪深は40cmで今日の平年比は154%となっているので、いっきに降った札幌とは大違いだ。

札幌の12月9日までの累積降雪量は72cm(平年値59cm)で、毎日10~20cmの降雪で除雪に追われて

いる旭川は261cm(平年値157cm)だから、うんざりのドカ雪への対応や構えには差がある。

12月6日は、これぞ吹雪と思われる吹雪に襲われたが、その後断続的な降雪の日が続いた。

今日は少々の降雪で最高気温マイナス3℃くらいなので軽い雪だ。

時々晴れ間もあって穏やかな天候だったから、雪がまぶしくサングラスが欠かせない。

                   久しぶりの青空

                     埋もれた消火栓

 

        すれ違いが厳しい雪道

40cm以上の車庫の屋根に積もった雪下ろし作業をはじめたが、固く締まった重さは老体には厳しいので、

今日のところは中途半端で終了となった。

12月12日は、マイナス20℃近くまで気温が下がるらしいから、ドカ雪・吹雪に加えて低温の冬に突入する。