Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

油断できない大雨被害 

2010-08-25 22:10:05 | インポート
猛暑から解放されたのですが、今日の新聞紙面を埋めたのは、北海道を襲った大雨被害の記事です。

災害情報収集はTVや新聞での報道のみなので、正確で迅速な報道を待っています。

札幌管区気象台発表によると、23日から25日までの降雨量の内、24日の1時間当たりの降水量記録が観測史上最大だったのが8地点だったと報じられました。

大雨の峠を越えてとはいえ、今日も旭川では一時断続的にドシャ降りの雨となりました。

市内や近隣でまたまた被害が出たかと案じたのですが、報道されなかったのでホッとしました。

旭川地方では近年の大雨の被害がなかったので、今回の隣町東川町・天人峡温泉の被害報道は、近くでの被害だったので衝撃をうけたのです。

今日の朝の某TV番組で、上忠別橋が決壊したことになって話題になっていました。これは報道が正確に伝わっていないためですが、確かに図示の曖昧な報道が要因だったと思われます。

被害箇所を正確に伝えないと、不安や不都合を生じるので、いち早く正確な図示の発表が望まれます。
実際は、上忠別橋崩壊ではなく、東川町と美瑛町の境界を流れる忠別川にかかる橋の東川町側の最も近い箇所の陥没だったようです。

この陥没部分に、車3台が転落し1名が死亡したと報道されました。(8月10日に、旭岳温泉方面に行く途中に渡ったのは、この上忠別橋でした。)

この陥没で一時旭岳温泉方面からの通行不能でしたが、架橋を架けたので、25日早朝から通行可のになったようです。

それに又、天人峡温泉に通ずる忠別川の美瑛町側道道が途中で決壊したため、天人峡温泉が孤立してしまったのですが、その箇所がどの程度かの発表が曖昧に感じました。決壊道路区間が当初80mとか100mとかの報道でしたが、約180mに及んでいるとか。

現在、ヘリコプター3機で300人以上の人員をピストン搬送が行われているようです。

不安と恐怖を感じて待機している被災者の皆さんの心労を察します。早期に現状回復してほしいものです。

災害現況や災害箇所の位置情報を正確敏速に伝える手立て方策の確認を知ることも、住民が望むところです。

自分自身が災害に遇わなかったので、他人事とは思わず、 住民自身の心構えも必要です。

大雨災害が長期間なっかったけれど、予期しない気象異常がおこる昨今ですから、油断せずにこの災害を教訓にして、災害に対する多角的な対応策が講じられることを望んでいます。