火の山十勝岳は、1926年、1962年、1988年に大規模な噴火があったので、噴火の周期は30年くらいのようだから、1988年の噴火から今年は30年経っている。
十勝岳連峰は当地から遠望できるが、噴煙の姿は晴天でもよくわからないが、十勝岳の噴煙の移ろいに興味があるので、美瑛町まで出かけて眺めることにしている。
今年の5月22日の望岳台からの噴煙。
美瑛町北西の丘からの噴煙は、まだやさしい噴煙なので穏やか。
9月21日の噴煙は、5月よりも噴煙が大きく、1988年の噴火前の噴煙のなびき方に似ているが、モクモクと小噴火で小さく盛り上がった姿ではなくすんなりとしていたので、専門家でもないのに噴火が近くないなーと思った。
10月10日の噴煙も以前からの変化は少ない。(東神楽町の丘から)
10月22日に美瑛町の北西の丘で、晩秋の雄大な景観に魅了されながら。十勝岳連峰を眺めた。
晴天なのに極薄いベールがかかっているようで、鮮明な眺望ではなかったが、目を凝らして噴煙の姿を眺めた。
降雪があったので山容は既に冬で気温は低いのに、今日は以前と比べて水蒸気噴煙の量が少ないのが気にかかった。
1962年の噴火の時は、近くまで行き噴煙のスケッチした経験や、1988年の噴火の頃には、中富良野町在住だったので間近で噴火直前の噴煙の姿を観察した経験から、噴煙の姿が気になってしかたがないのだ。