Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

北海道が荒天報道でも旭川は平穏

2015-11-27 22:40:13 | くらし

降雪と低温で、圧雪道路になっている雪道がおおくなったので、所によっては舗装路面であったり、圧雪だったり、日陰のアイスバーンだったりで、運転操作に十分注意しなければならない。

スキー場のゲレンデは白雪で覆われているので、近日中にはオープンとなるだろう。

昨日は、暖気と寒気の繰り返しで伸びたつららが、昨日の低温で一時伸び方が遅くなって、夕日を受けて輝いた。

              

北日本など荒れた天気で北海道は強風と豪雪との昨日からの報道で、道内各地に警報が出た。

警報が出たにもかかわらず、今日の旭川は昨日の低温から一変して、気温が0℃前後の比較的温かい平穏な日となった。

iPhoneに取り込んだYAHOO 地図アプリ「Y!地図」を随時開いて参考にしているので、その都度天候の移り変わりが確認できるので便利だ。 

         

午前中には時おり豪雪かと思われる降雪があったが、約5cmの湿雪が積もっただけで、雪雲が旭川を避けているのかと思うくらいに、午後から止んで平穏な終日だった。

日本海・オホーツク海・太平洋沿岸の各地では、豪雪と強風で停電や交通機関に悪影響がでたと報道されているが、影響がなかった平穏な旭川は幸いだった。

安心してはいられない。明朝にかけて暴風を伴った猛吹雪に襲われると報道されていいるからだ。

日中の気温がプラス1℃の予報だから、湿雪で深雪だと厄介なことになることを思うと穏やかではいられない。

一方で、深雪を嫌っていないスキー場は、オープン可能な降雪を期待していて、深雪を歓迎しているだろうから、真逆な立場だ。

これからの積雪がオープンの条件が整えば、直近のスキー場は12月5日オープンを予定しているが、豪雪情報通りの積雪であれば早まるかも知れない。


寒波が運ぶ自然からの贈り物

2015-11-26 13:44:23 | くらし

今日は、マイナス14℃以下に気温が下がり、ぴりっとした刺すような厳しい朝だった。

急に到来した本格的な冬は大雪で始まったが、続いて寒波が来襲したような11月後半の冬に、一気に冬のくらしとなった。

家の前の白樺林は、まばゆい朝陽に輝く美しい白い樹氷林に変身しているので、寒波は厳しいが、自然から美しい贈り物を運んでくれたような気分だ。 

       

快晴のブルーの空と、白一色の樹氷とのコントラストの美しさは、自然の造形美の粋だ。

戸外に出ると、家の周りには樹氷の景観が溢れ、カメラを構えた手の寒さを忘れるくらいに、樹氷の美しさに圧倒される。

               

                

青空を切り裂くように飛び去る航空機から尾を引く白雲は、上空の気温の低さの証だ。

            

雪が降って寒いのより寒いのは、快晴の翌日の極寒だ。放射冷却現象のため低温となるので、明日は寒さか大雪か吹雪か気になるところだ。


本格的な冬の到来で越冬モードに

2015-11-22 22:37:46 | くらし

雪がしんしんと降り続く今日は、約30cm積もった。

午前中は遠くが霞んで見えないくらいの勢いで降る時も有り、一時は吹雪模様だった。

       

木々の枝に積もる雪で、美しいモノクロの雪景色となった。

       

       

一度にこれだけ降ると、本格的な除雪作業は久しぶりのことで、筋力が極端に衰えた身にとっては、重い湿雪の除雪は厳しい。

15cmの積雪があれば、市委託の除雪車の出動があるはずだが、除雪体制が整っていないのか日曜日なのか、除雪車は現れない。

自宅周辺の雪道は、道路の真ん中に一台だけが通るだけのタイヤのわだちがあるだけだから、対向車があればどうなるのか不安な運転だった。日曜だから通勤車が極端に少ないためだろう。

昔は、こんな雪の日であれば、スパイクタイヤでも4WD車ではなかったので、坂を上るのに難儀した。

現在はそんなことを忘れて、当たり前のように楽々登っているが、スタッドレスタイヤと4WD車の威力を再認識しながら深雪の坂道を運転した。

11月半ばを過ぎても根雪にならず、除雪作業はなく冬靴や防寒着でなくてもよかったが、こんな降雪があっての本格的な冬到来であれば、何とも気持ちが落ち着くから不思議なものだ。

いよいよ根雪だろうから、心身共に越冬モードに切り替えて、深雪・吹雪・低温・厳冬に立ち向かう気構えになった。


青函新幹線・津軽海峡新幹線

2015-11-20 21:44:50 | くらし

JR北海道の赤字路線を廃止することが検討されている。

利用者減が続いて驚くほど採算性が低く、経営環境が厳しいので廃止せざるを得ないということだ。

安全にかかわるトラブル/事故/車両故障/高波による線路被害で不通となるなどが相次いで、予算を安全対策や復旧に回さなければならないことは理解できるが、人口減の地方のくらしの足や、観光客対策は解決が切迫している。

もともと国鉄時代から採算性の厳しい北海道の廃止対象路線は、約6割あるそうだ。

近い将来、旭川~留萌/旭川~稚内/旭川~網走など多くの路線はバスへの転換が進むだろうと予想できる。

一方、経済や文化・流通の優位な札幌中心の鉄道路線や、道路網は利便性が高いので、当然ながら札幌駅中心のダイヤが組まれ、札幌周辺の鉄道路線は現在以上に整備拡充されて発展するはずだ。

流通環境の悪い疲弊した地方の鉄路は削られ短くなったので、バス路線が多く鉄道路線が少ない北海道地図になるだろう。

ところが、北海道内の鉄道交通路が少なくなる中、脚光を浴びているのは「北海道新幹線」だ。

新青森駅から青函トンネルを経て新函館北斗駅までを「北海道新幹線」と称して、来春3月26日に開業する。

新函館北斗駅から北海道内に新幹線鉄路があるわけではなく、北海道の入り口に繋がっただけであり、札幌への予定は平成42年なのだそうだし、その先への見通しは全くない。

北海道新幹線」と称しているが、新幹線の恩恵を感じない内陸在住者にとっては、遠く離れた所の話題として関心が薄い。

新幹線で北海道旅行をと期待している人々が多いそうだ。北海道新幹線で北海道入りした観光客は錯覚や誤解の無いように、その先の交通環境の情報を入手しておく必要がある。

北海道の大地を突っ走るイメージでテーマソングまでつくられているが、そのイメージはまだまだ先の話なのだ。

既存の新幹線の名称は、新幹線の路線のある地域名を使っているし、青森~函館のフェリーも「北海道フェリー」とは言わず「青函フェリー」とか「津軽海峡フエリー」などと称している。

(東京~新青森を東北新幹線、大宮~新潟を上越新幹線、高崎~上越妙高を北陸新幹線、東京~新大阪を東海道新幹線、新大阪~博多を山陽新幹線、博多~鹿児島中央を九州新幹線)

その意味では、青函新幹線とか津軽海峡新幹線などと称した方がいいのではと冗談を言いたくなる。

 

日本版画協会巡回展

2015-11-19 17:57:28 | Arts

特別企画展「第83回日本版画協会巡回展」を鑑賞した。

旭川市から北へ車で約1時間に位置する士別市の士別市生涯学習情報センターいぶきの地下市民ギャラリーで、11月8日から開かれている。

         

本展の「第83回日本版画協会展」出品作の会員作品の中から選抜された70点と、今回は一般公募から受賞作品の一部6点が展示されていた。

受賞者の日本版画の最新の作品動向がわかる展覧会が、地方で開催されるのは有り難いことだ。

         

北海道では、士別市での開催が唯一の開催地で1989年から16回目となり、北海道内の版画美術愛好家に親しまれているのだが、士別市民の鑑賞者が殆どのようだ。

毎回鑑賞しているので、今年の開催日時がわからずにいたが、士別市在住の友人からの知らせで、雪の降る前に観たいと思い士別市に向かった。

今回は会場にいた約40分間に他の入場者は皆無だったので、余裕を持って鑑賞できたが、第一線で活躍中の上質な作品展示なのに、もったいない気がした。

 

特別企画展「第83回日本版画協会巡回展」は、11月29日まで、9:00~22:00まで、入場料無料、無休