26・27日の二日間続いた雨は久しぶりのことで、風が殆どない時は垂直に落る雨でドシャ降り状態でした。 7月の観測史上最高を記録したそうです。
土日の雨なので、せっかくの夏のイベントが軒並み中止なったのです。
恵みの雨でもあったようで、旭川市が「注意喚起」を行った「PM2.5」は103.7から5.0に下がったと報じています。 気温も下がってもう秋になるのかと思うくらいの雨の日でしたが、畑にとっても恵みの雨です。この夏に降った少雨で乾いた土壌を潤してくれました。
久々の太陽がすごくまぶしく感じる今日は、16℃から27℃に上昇して夏にもどるようです。
雨上がりの紫陽花が、新鮮に見えて和みます。
植えっぱなしの放任状態の庭で雑草畑か雑草園ですから、現在はあちこちに紫陽花が点在しつつ存在を主張しています。
紫陽花で思い出すのは、南ドイツのヴュルツブルグで入手したフランケンワインのレッテルの紫陽花の絵柄です。
シーボルトは日本人妻の名前「おタキさん」にちなんで、アジサイを「Hydrangea otaksa/オタクサ」と名付けて持ち帰り、オランダを経由して現在の観賞用アジサイに品種改良されたようです。布施昌一著「シーボルトの日本史」には興味深い詳細が載っています。
ヴュルツブルグはシーボルトの生誕地で、シーボルト博物館で多色刷木版画個展をした際に、シーボルトと紫陽花の関係について深い知識を得ました。
我が家の庭の紫陽花が、七変化の始まるこれからの色相の移ろいが楽しみです。