Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

「版画とデッサン展」

2008-01-31 21:00:09 | Arts
23日からギャラリーシーズhttp://www.g-shes.com/で開催中の「版画とデッサン展」を見ました。

平山郁夫・梅原龍三郎・田村能里子などのリトグラフ、玉村拓也、渡会純介、小林敬生、深沢幸雄など、魅力的な作品の展示の中に、なぜか安田 侃内田晴之の彫刻が展示されていました。
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注目したのは、まず小林敬生の木口木版特有の表現で、鳥・魚・人・建造物などが画面の中で渾然と幻想の世界を創りだし、妖しい気配に満ちています。見入ってしまいました。

同じ幻想的でもメルヘンチックにも感ずる深沢幸雄のメゾチントは、トーンの変化や構図に惹かれます。玉村拓也の黒い線状の動きのある構図と豊かな色彩の調和は、華やかな詩情があって好きな木版です。しゃれた雰囲気をかもしだす渡会純介の作品に癒されます。

やはり、イメージを版画美術として最初から創られた作品に、版画としてより質の高さと魅力を感じ啓発されます。

内田晴之のステンレススチールの造形「Two Oblong Brocks」は、マグネットを使ったサプライズがあり、楽しめます。

        

会場の雰囲気は、表現の異なる作品の競演のようで、見応えが十分ありました。

上質の作品を紹介してくれるギャラリー シーズでの展覧会は2月3日までです。

ボールゲームの得点

2008-01-30 23:00:26 | スポーツ
中学時代は9人制バレーボールだったのが、6人制になった後、幾度か得点の入り方も変わって、現在は昔の9人制の得点方法と似ているので、観戦し易くなりました。

ボールゲームで、両チームの得点が刻々と増えると、観戦する方としては、点数が入らないゲームより面白味があると思います。

ハンドボールは今話題沸騰中のボールゲームですが、その試合をしっかりと見たのは昨日初めてで、多くの得点が入るゲームだということを知りました。

今日のハンドボールの試合と、サッカーの試合がカブッてしまい、TV中継も同時間だったので、ハンドボールを見た後でサッカーを見ました。

        

今日の男子ハンドボール日韓戦は、力の差が勝負を決めましたね。

サッカーは後半戦で日本が3得点でしたが、サッカーとしては大量得点だと思いました。

どちらもボールゲームですが、ハンドボールはシュート数が多く、得点が沢山入るのでバスケットボールに近いけれど、サッカーはなかなかゴールが決まらず、じれったい時があります。

見方によっては、成功が多いゲームと失敗が多いゲームの違いでもあり、喜びが多いのと失望が多いゲームの違いだなーなんてアホな見方もできます。

ボールゲームはどれも面白く、それぞれに魅力があるので、こんな見方は、だから何なんだという戯言ですが、視点を変えてルールや審判の反則判定の違いなどに注目して観戦すると面白さが増します。

今日のハンドボールの試合を契機に、ハンドボールがより注目されて人気が出てくれば、日本のハンドボールが盛んになってグンと強くなるでしょう。

日本ハンドボール協会http://www.handball.jp/

旭川市彫刻美術館のDVD

2008-01-29 21:31:06 | Arts
プラス気温に近く上がって、ずいぶん暖かく感ずる好天です。この機会に除雪や屋根の雪下ろしが盛んです。

旭川市彫刻美術館http://www.fukido.co.jp/nakahara-hp/asa-mus/asa-mus.htmlでは、クレーン車をつかって屋根の雪を下ろしていました。


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この旭川市彫刻美術館で、1月19日から3月30日まで「まちなみ彫刻写真展2007」を観た後で、小野寺克典館長と新作のDVD「中原悌二郎と旭川の彫刻」を見ました。

旭川市彫刻美術館では初のDVDで、旭川出身の中原悌二郎http://www.rokuzan.jp/nakahara.htmを中心に、旭川の彫刻を紹介を18分にまとめたもので、北海道録画センターhttp://www.eolas.co.jp/rokuga/製作の優れものです。



このDVD制作費用は、故人となった前川敏雄氏(奇特な方で感謝状などは断ったそうです)の遺志が活かされたものです。

このDVDは、12月に出来上がり、すでに旭川市内の小中学校に頒布されています。
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一般販売の時期は未定ですが、近日中に旭川市彫刻美術館内カフェ「みゅうず」(土・日のみ開店)で発売される予定です。

旭川市の「中原悌二郎賞」制定など活発な彫刻美術振興に力を入れている「彫刻の街旭川」について、熱く語る小野寺館長のお話を聞きました。

もっと旭川市彫刻美術館を訪れる方が増えてほしいものです。

様々な言い方のある除雪のこと

2008-01-28 23:44:57 | ことば
ラジオから「除雪」について様々な言い方のある興味ある話を聞いて、うなずくことがありました。

昔々、本州方面各地から北海道に渡ってきたこともあって、その出身地の言葉が、北海道内で融合しているこが多々あるのです。

除雪」についても、様々な言い方が有るのは出身地で使われていた言葉が伝わっているのでしょうね。だから統一されているわけではなく、どれも理解できるし、どれが正しいのかなんて議論したことはありません。

それでも興味があるので、ちょいと調べてみると、どれにもわけがあるようですね。

どれも除雪の意味なのですが、私が使ったり聞いたことのある言葉について例えば、
雪道をアケル(開ける/拓く)
雪をヨケル(除ける/避ける=取り除いて別の場所におく)
雪をノケル(退ける=そこにあるものを、他にうつす)
雪をドケル(退ける)
雪カキ(掻き分ける=左右に押し分けて進む)
雪をハネル(跳ねる・撥ねる=はじき飛ばすような動作をする
・・・・・というわけなんですよね。

ところで、北海道士別市では「雪ハネ」を採用?しているのか「国際雪ハネ選手権」(HP=http://www.shibetsu-jc.jp/yukihane)が、2月10日にあります。

一般の部優勝は賞金50万円は魅力ですね。申し込み締め切りは31日です。

競技方法は、箱の中の雪を掻き出すらしいので「雪ハネ」というより「雪をハネるようにカキ出す」イメージですよね。

雪をやっかいもの扱いでなく、このようなプラス発想で、楽しむアイディアいっぱいの「雪ヨケ選手権」「雪ノケ・・」「雪カキ・・」なんて、「除雪」を 遊び心で雪に親しむ企画ってのはどうですか。

体力維持は除雪作業で

2008-01-27 21:23:57 | インポート
今朝は-15℃くらいでしたが、 予想外にも20cm以上の降雪がありました。

低温のため軽い雪ですが、日曜日なので行き交う車が少なく、除雪車も来ないのです。

       

近所の空き家は、今シーズンに降った雪が積もったままなので、物置はやっと耐え玄関先の軒上の雪で電線が断ち切れそうに見えます。
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晴天が続き、久しぶりに降った雪の除雪は、身体がなまっていて、けっこう重労働なのです。

今日せっかく玄関先や車庫前をきれいに除雪(このことを明けると言います)したのに、明朝はそこにたっぷりと道路の固い雪が詰められることがあります。

それは、除雪車のラッセルが、道路の雪を押し広げながら道路脇に置いたままにして行き過ぎることが、時々あるからです。

除雪車の進行方向によって違うらしいのですが、固くて重い雪塊の処理に面くらい苦労します。

今夜これから積もる雪の量から想像して、明朝の除雪作業に時間がかかることが予想されます。

-20℃以下だったら、雪が降るより生活しやすいと思う時があるくらいに、今の時期これからの降雪は、排雪場所の問題で雪はやっかいもの扱いされます。

運動不足解消や体力維持には、もってこいの労働を提供してくれる降雪でもあるのですがね。