Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

学生3人の展覧会

2010-02-28 22:38:47 | Arts
ヒラマ画廊」で東海大学旭川工学部くらしデザイン学科4年の学生3人の「3LDK SILKSCREEN EXHIBITION-1色1色、キモチを重ねる展覧会」を見ました。

上村奈津美・金井美希・管真由香さんの3人が、卒業を前にして、画廊でのシルクスクリーン作品などを楽しんで発表しました。

いかにも若者の展覧会と感ずる会場構成や可能性を秘めた作品群の新鮮さが目を引きます。このように、学生が画廊での作品するのはいい傾向で、その意欲と積極的活動を賞賛します。

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会場の一隅を、のれん風に布などを垂らした間仕切りの空間に、可愛い柄をシルクスクリーンでプリントしてあるTシャツがランダムに吊してあります。

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一見して現代美術風な雰囲気に見えるのは、このような会場空間を創りをするのも若者の素直な発想の表れでしょうねー。

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これは純粋にアートとして創られていて、多彩な色づかいなど壁面構成もすっきりしていて、一番気に入った作品です。
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テーブルに即売用の小物などが陳列され、どれもシルクスクリーンプリント作品のTシャツなど、くらしの中に密着した物です。

くらしデザイン科」での学習成果なのだということが、楽しく親しめる作品から理解できます。
作品全体が楽しく明るいのは,3人に共通した感性の表れで、現代学生気質をも感じます。
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見て貰らうことを優先するのではなく、自分たちが自分の展覧会を楽しんでいる感じです。

来場者への心配りもざっくばらんで、3人とも街路での展覧会宣伝用?のぬいぐるみと付き合って、会場を空にするなんて・・・若いな-。

さて卒業後はどんな活動をするのでしょうか。期待してます。

春の訪れを告げるネコヤナギ

2010-02-27 22:42:40 | 自然の恵み
雪が湿った翌朝がマイナス気温(-5℃くらい)になると、雪面が凍って固くなるので、深雪でも雪面を苦労せずに歩くことが出来ます。

もしも雪がなければ、まるで地上1mを浮いて歩くのと同じで、高い視点からの風景を眺めていることになります。

暖かくならない朝の内に、固い深雪の雪面を歩いて、自宅付近の柳の木に近寄って見上げると、梢には飾りを付けたように見えるネコヤナギが、晴天の青空をバックにした美しい光景が広がっていました。

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柳の種類は知らないのですが、6m以上の春先の樹木が華やいで見えます。これらを見ると、春間近を実感して心が軽くなり和みます。

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これは、少し赤味を帯びていますが、猫の尾に見立ててネコヤナギと名付けたのは納得です。

生け花に添えて、しばらくはネコヤナギを見ながら、春の訪れがより早いことを期待することにしましょうか。

今日のような、つかの間の晴天が急変し、まだまだ低温の冬に逆戻りすることが幾度もあって、ネコヤナギの木は雪で覆われてしまうことでしょう。

そんなことを繰り返しながら、あのネコヤナギの毛のような雄しべが、防寒の役目をしているのか、よくぞ寒さに耐えているものだと、生命力のすばらしさに感心します。

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昨日、散歩中に遭遇した雪崩跡はすっかり片付けられ、道路の穴はきれいに修繕されていることが、それらの場所を車で通過した際に確認しました。すばやい対応でよかった、よかった。

伊の沢峠越えの富沢街道散歩

2010-02-26 21:37:11 | インポート
雨が降るほどの暖かさで、積雪面は少し下がったようです。
雪面はシャーベット状になり、歩きづらい道路なのですが、小雨の跡運動を兼ねて「富沢街道」を散歩しました。

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はぎわらギャラリー」から4~5分にある伊の沢峠を上る歩行者専用の階段路を進みます。
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階段を過ぎるとすぐ左に「富沢街道」の石碑があります。雪に埋もれていたので、手でかきわけて確かめました。

「富沢街道」というのは、どこからどこまでかは知りませんが、旭川市神居町から伊の沢峠を越えてクロスカントリー場のある富沢ヘの道路を「富沢街道」ということにしておきましょう。

砂の上を歩くよりも歩きづらいザクザクの坂道を上るのは体力消耗です。
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雪崩で歩道が埋まっています。雪崩止めが設置されていますが、その下の雪が落下したようです。そのままではまずいよねー。

この峠には雪崩注意の標識が2カ所設置されていますが、この場所からは離れてた場所です。
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道路脇の標示杭が雪で押し倒されています。
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峠の分岐点はT字路で、右に曲がって高砂温泉方面に登り坂です。

曲がらずに下ると、谷間に広がる富沢地域が展望できます。下りもシャーベット状の雪道で歩みがもつれます。

   
?ここからクロスカントリーコースのある丘が一望できます・
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火山灰採取場入り口前の道路に、危険な大きな穴が出来ています。昨夜ドカンと車のタイヤがぶつかったのは、この穴だったのかー。道路の管理者は知っているのだろうか。修復した方がいいと思うよっ。

峠をくだって信号のある道道雨紛線のT字路を左に折れて、上りの坂道が気が付かないほどの平坦な歩道を進み、伊の川を渡ります。
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右に「カムイの杜公園」が見え、右に曲がると遊技施設のある「わくわくエッグ」のドームの前を通過します。

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ここで、3月13.14日にバーサーロペット・ジャパンが開かれます。当日はこの辺り賑わうのでしょうね。

ここまで、キョロキョロと景色を楽しみながら撮影もして、ゆっくりの徒歩で約40分かかりました。

折り返し地点で、ここから同じ道の復路を引き返して散歩を終えましたが、峠越えは結構疲れましたよっ。

滑り止め用の砂箱

2010-02-25 22:56:47 | インポート
室内でのバンクーバーオリンピックTV応援が熱っぽいのと同じなのは、外気の温度の上昇です。

濃霧で多くの欠航便をだして混雑する羽田空港、氺びたしの戸外のスケートリンク、融雪で川のようになった道路を進む車、屋根からの落雪で埋まった人などなど、思わぬ季節はずれの気温の高さで生じた様々な事態をTVの映像で報道しています。

旭川でも、午後3時頃にはプラス13℃近くまでのなり、幹線以外の道路は、圧雪がゆるんでザックザックのわだちで、車の運転に苦労しました。この暖気は何なのだー。

明日は、季節はずれの雨の予報なので、まだこの暖気は続くようです。

この暖気の後に来る荒れる天候と低温で、ツルツル道路と、ガタガタ道路で交通事情は最悪に成るのは予想がつきます。

道端に北海道開発局が設置した「滑り止め砂箱」も、しばらくは役立つことがなかったけれど、出番がまわってくるでしょう。

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この箱の中には、アイスバーンなど歩行者が滑って転倒するのを防ぐための砂が収まっています。

滑る道路に有効で便利なことから、「横断歩道等が滑りやすい時は、ご自由にお使い下さい。」と添え書きがあります。

更に「この砂は、国道部に散布するために配置していりますので、お持ち帰り、国道以外への散布はご遠慮願います。」の標示があるのも、設置者の率直な気持ちが表れていて、妙に面白いねー。

この砂が使われずに済むくらいに早く融雪期に入り、急ぎ足で春が近づいて欲しいと願っています。

アパートの鍵貸します

2010-02-24 22:57:29 | インポート
映画は嫌いではないのですが、最近TVで映画を殆ど観ないし、映画館へ行って観ることもないのです。

それが、昨夜たまたまTVの衛星映画劇場で「アパートの鍵貸します(The Apartment)」を視聴しました。」

1960年作のアメリカ映画で、同年のアカデミー賞受賞作品です。当時の話題作なので、たしかこの映画は昔観たような気がするのです。

でもカラー映画ではなく白黒映画だったなんて、記憶違いだったようにも感じましたが、ストーリーも登場人物や俳優の新鮮さは、初めて観るのと同じです。

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ジャック・レモンやシャーリー・マクレーンの顔は覚えているのですが、こんなラブコメディーだったんだー。

ジャック・レモンの顔はよく覚えているので、きっと別の映画の印象が強かったためだろうけれど、どの映画だったか忘れちゃった-。

日本最初の総天然色映画(カラー映画)は「カルメン故郷に帰る」は1951年なのに、これはまだ白黒だったんだなー。(ヴェネチュア映画祭で「羅生門」がグランプリを受賞した映画も白黒で1951年)

久しぶりの映画が白黒でしたが、色付きのイメージを自分なりに膨らませることができる点など、白黒映画っていいものです。

当時の100ドルは360円で固定されていたはずなので、不倫相手にポイッと渡す金銭感覚にビックリだー。

時代背景がアメリカの景気がいい頃といっても、保険会社があんな風なストーリーで描かれるとはねー。

サラリーマンの形振りかまわずの上昇志向と悲哀とせつなさ、女の立場と恋心、男心のいじらしいほどの単純さがコミック風に表現され、良く出来た筋書きも面白かった-。

時間があれば、懐かしい昔の映画を観てみるかー。