Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

やっとの桜開花で春の気分最高

2018-04-30 22:38:24 | 自然観察

南の地方では、もう桜は散ってしまって話題にもならないが、当地ではこれからが桜の季節なのだ。

まだ屋根からの落雪で積もった雪が融けずに少々残っているので、桜の開花は遅いかと思っていたが、今日4月30日に桜の開花を確認できた。開花といっても20数個くらいだが嬉しい気分だ。

    

旭川は神楽岡公園の標準木の開花が確認できたので、開花宣言が今日伝えられた。

昨年は5月5日だったので今年は早い開花のように思えたたが、2015年の開花は27日だったから4月30日の開花は特別早くはないのだが、やっと春が来た実感が強い。

 

4月15日には雪が降ったり、寒暖の差が大きい日が交互に続くなど天候不良な4月かと思っていたが急に暖かくなったので、待ってましたとばかりに福寿草の4月19日開花に始まって、この一週間には次々と春の草花が咲き出した。

 

桜の季節に突入すると、花々たちを愛でる気分が一気に高揚する。桜の開花にちなんで、この時期には我が家の花園の中で気に入っている桜草の仲間の花々に癒やされている。

   

   プリムラポリアンタ       プリムラデンティクラタ

サクラソウ属の花々は、園芸植物として改良されてか数百種もあるらしく、多種多様の姿を眺める機会ががあり、楽しみが増えて嬉しい。

毎年咲くはずだと信じているのに、姿が現れる度に出会いの新鮮さが、たまらなくいい。

  


平間文子個展

2018-04-13 21:27:15 | 展覧会

「平間文子個展」4月10日から16日まで旭川市のヒラマ画廊で開催中。

                   

                      

物語性のある特有の構図や色調など、画風が確立されているので、迫力満点の大作が並ぶと、平間文子ワールドに満ちあふれて見応えがある。 

               

 

                

全道展や純正展等で既に発表されている作品だが、これだけ揃うと花に込められた作者の想いが強力に表出されていて圧倒される。

注目される案内ハガキの小品1点は、異なる表現なので齢90超えの新しい心境が伺え興味深い。

16日の最終日は午後3時まで。


雪解けより雪融けが現実

2018-04-10 22:38:08 | くらし

桜の話題が賑やかに報道され、すでに散っている地域があるのに、当地の桜は5月に入ってからで、まだ残雪に囲まれている。

屋根からの落雪や雪退け(雪かき)で積み上げた残雪は2m近く積もったままになっている残雪の雪崩し作業が続いている。

その作業の合間に剣先スコップでの雪の即席彫刻遊びを入れるのが楽しい。

         

4月の陽差しで雪が目に見えて毎日減って来たのに、気候は逆戻りで雪が又降りだし、雪の消え方は足踏み状態だ。

 

雪が消えるのは熱で融けて水になって流れるためだが、「ユキガトケル」を音声だけで聞くと、「解ける」「融ける」「溶ける」の区別がつきづらい。

「雪が解けると何になる」という問いに「春になる。」と答えると「ブーー、水になるのが正解。」と言い、「水になる。」と答えると「ブーー、春になるのが正解。」と謎かけで遊んだことがる。

 

いわゆるユキドケのことを「雪解け」と漢字表現が基本のようだが、謎を解く・結びを解くなどとは別に・冬の硬直状態を解くなどと情緒的な意味が込められていると考えられるが、当地の雪の状態では物理的な溶解なので「雪融け」の方が現実的なのだ。

 

春陽の熱を頼りに自然に残雪が消えて春になるではなく、雪融けを促進する作業で春到来を早めているのだ。

毎日固い残雪を石炭スコップで崩し、雪塊を更に崩して表面積増やし作業と、地面が氷になり10cm以下の氷面になるとツルハシで氷割りの「氷溶け」作業によって春が来るのだ。

 

今年の雪融けは1週間以上遅いようだから、春よ来い早く来いと叫びたくなる。