新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、外出を自粛して自宅滞在中が続いている。
緊急事態宣言が出ても出なくても、ウイルスに立ち向かう深刻な非常事態だ。
比較にならない次元の話だが、戦争中に夜間の灯火管制に従って暗い自宅に閉じこもって身を潜めていたり、空襲に怯えて狭い防空壕の中で空襲警報解除のサイレンを待っていた時のことを思い出している。
見えない行動情報不確定のウイルスという敵が、何時自分を攻撃するのかがわからないし、既に攻撃されているのがわからないから怖いのだ。
見えない敵のため、推測や憶測での豊富な情報からでは、誰も正解は出てこないのに正解を求めているのがもどかしい。
みんなで協力して防御するのではなく、ウイルスが自分の細胞に侵入するのを個人が毅然として立ち向かうことや、他人に侵入させないように各個人の強力な自覚が必要だ。
今日、緊急事態宣言解除の発表があった。
一律基準での解除除外の都道府県として、北海道はまだまだ我慢の辛い暮らしを続けなければならない。
都道府県は面積や人口に関係なく行政区域に分けられ、それぞれに事情が違っている。
面積の広い北海道と、それぞれ異なる事情の他都府県と同じ基準なのは納得できない。
旭川市はずーと感染者〇であり、札幌以外の道内市町村も同じ〇が殆どだから、札幌が北海道にあるからと言って、札幌の感染を北海道全体とするのは無茶な話に思える。
とは言え、緊急事態宣言解除有る無しには関係なしの暮らしは、以前と同じく感染拡大を防ぐために、終息するまで各自が万全の対処で着実に実行し続けることになるだろう。