Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

生命力旺盛な地面桜の開花

2016-04-30 21:42:34 | くらし

春の陽気が続いたので、もう冬物の衣服の出番はないと思っていたら、5月になろうとするこの時期に、低気圧が異常に発達して冬の寒さになるなんて、予想外の気象です。

今日の気温は、マイナス1℃から上昇した昼間でも4℃なのには戸惑いました。

時折、微かに見える程の白い雨がパラパラ降って、地面に届く前に消えてしまう雪です。

北海道は広いので、旭川ではこの程度ですが、40cmもの積雪があった地方があります。

 

旭川の桜の開花が5月2日との予想でも、まだ蕾が膨らんで花びらの一部が、チラッと確認できる程度で、寒さに耐えて、スタンバイ中です。

            

ところが、桜の幹に根元近くの地面にむき出しになっている根から枝も無く直接開花した2輪の花びらを発見しました。

見過ごしてしまいそうでしたが、地面に落ちた花びらのように見えます。 

    

いつの間にか、密かに開花準備をしていて、この寒さでも待ちきれずの開花なのでしょう。愛らしくもいじらしい地面桜に感動しました。

 昨年は4月末に27℃くらいの日が続いて4月30日に満開になり、初めて地面から噴き出した桜に驚きましたが、今年の低温ではその気配もなく、気にすることはなかったのです。

この地面にむき出し根は他にもあるので、昨年並みにあちこちからド根性地面桜が咲くことになるでしょう。

その根性ある植物の生命力のに驚くばかりです。

気温がどうであれ、こんな根性ある植物の本性を見習って、元気いっぱい頑張らなきゃッ!って、自分にカツを入れています。


上海はリヤカーが現役

2016-04-25 23:11:44 | くらし

今時の日本では、2輪車のリアカーに釜を載せて焼き芋屋が売り歩く情景を見ることは、めったにありません。

この荷台のある2輪車を自転車の後ろにつけたり、人力でひいいたりして荷物や人を運ぶリヤカーのことを知っている日本人は、少ないのではないかと思います。

昔は一般的な庶民の運搬手段でしたから、子供の頃から昭和30年代頃まで普通に使っていて、リヤカーにまつわる様々なことが思い出されます。

現在でも、軽車両として公道利用が認められているようで、一部の農家が使っているかも知れませんが、最近は宅配業者が使っている様子を見たことがあります。 

中国の上海市で、一般的な運搬手段としてリヤカーが現役で活躍している情景を見ました。

           

籐製品を山積みして、一人で公道をゆうゆうとゆっくり運んでいる光景は圧巻です。

           

                

自転車でリヤカーをひき、廃材やダンボール紙と人を運ぶ情景は、あちこちで見ることができますが、これを職業としているようです。 

         

専門に廃棄物を扱う会社らしい所の入り口では、リヤカー運搬業者が列をなして待機して順に入っていました。廃棄物はこうして処分しているようです。

何でも自動車で運ぶのが当たり前の日本の現代から、50年前の時代に戻った光景を見ましたが、懐かしいだけでなく、省エネや廃棄ガスなどを連想して複雑な気持ちでした。


上海の作家と友好的な交流

2016-04-24 10:58:48 | 展覧会

         

上海の150以上のギャラリーがあるM50という所があります。

         

その中にある「風月舎ギャラリー」で4月10日から5月5日まで「萩原常良個人展」が開かれています。

           

              

A室に15点の多色刷り木版画が展示されています。

上海では2度目の個展なので、日本の木版画の愛好家が来場し、浮世絵版画の流れをくむ木版画技法に関心と興味を示してくれることは嬉しいことです。

有名なM50だけあって、中国人以外の多くの外国人の来場もあって、数種の言語が交差しました。

         

        4月10日午後3時からのオープニングイベントのレセプションの準備中          

               

          ギャラリーの一隅に準備した飲み物類。緑のボトルはビール。

オープニングのテープカットもありました。

ギャラリーでのレセプション終了後には、別会場のレストランに移動して、盛大な宴が催されました。

大きなガラス板の円テーブルを囲んで、20数人が30種以上の料理と飲み物を賞味しながらの大宴会は、予想外だったので驚きました。

            

中国スタイルは、食べられる量よりも多量な料理提供が普通です。                少しずつでも全種を賞味できなかったのが、心残りでした。 

        

順番に歌を歌うことになり「北国の春」を日本人のリャラリーオーナーと二人で披露しましたが、中国では「北国の春」がよく知られて愛唱されているらしく、全員で大合唱になりました。

日本人作家を迎えて交流できる事がとても嬉しいとの、中国美術会の上海支部長の挨拶もあり、友好的歓迎を受け、賑やかな歓談で和やかな印象深い宴でした。

美術を通して友好親善の意義深い交流でした。


ちらっと見の「上海の桜」

2016-04-23 00:06:54 | くらし

桜の開花などで、気象情報では日本は東西より南北で考える方が、分かり易いのです。

桜前線がやっと北海道の松前に到達したことが報道されました。

もう、南の地方では桜のことは忘れているでしょうが、北方ではこれからです。

東京と同じような気候の上海で名残の桜を見ました。

       

 

        4月10日撮影

桜の種類で、八重桜が一番遅くに開花するので、未だ見ることが出来たのでしょう。

上海の桜の見頃は4月始めのようで、日本のように酒盛りや夜桜見物は一般的ではないそうですが、近年は桜の木の下で食事をする人が増えてきたそうです。

上海で桜の名所は、60種以上1万2千株が植えられている顧村公園だと聞いていましたが、時期も終わった頃なので、わざわざ見物に出かけませんでしたが、恒例の桜祭りが開催中だったのかも知れません。

 

旭川市の開花予想は5月3日だから、一足早く花見?ができたわけですが、我が家の庭の桜は、やっと蕾が少し膨らんできたところです。

        

八重桜は、蕾の気配もありません。


こしたみさえ絵本原画展で癒やされる

2016-04-19 21:20:19 | くらし

        

近年注目されている旭川市在住の絵本作家こしたみさえさんの絵本原画展が、旭川市のギャラリー舞ふれんどで開催中です。

優しい豊かな彩りと、豊かな感性での表現は魅力的で、好評です。

今回の新作「お・う・さ・ま・は、らいおん」も、12ページに簡潔にまとめ、どのページもカラーコントロールに優れ、夢とロマンに満たされて癒やされる表現です。

            

       

自費出版の絵本「Heart」などの絵本の原画も展示され、会場はこしたワールドに満ちています。

         

              

         

主役の可愛いウサギの人形が絵本から飛び出したように微笑んでいます。

             

小品のエッチングやドライポイントも展示されています。

           

 

イラストでも活動の幅を広げて活躍している作家が、今後も飛躍的な作家活動が期待されます。

「こしたみさえ展」はギャラリー舞ふれんどで、4月24日まで。入場無料。