Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

十勝岳の噴煙が見える風景画の展覧会

2016-07-21 00:00:35 | 展覧会

1985(昭和60年)から1989年(昭和64年)の間、中富良野町の前富良野岳山麓に在住していたので、十勝岳の噴煙の見える風景を描き、版画作品を創った。

1926年(大正15年)に大噴火があってから90年目に当たるので、十勝岳噴火に注目して十勝岳の噴煙の見える風景を展示するささやかな展覧会を開いている。

            

           

1926年(大正15年)の十勝岳大噴火上富良野町に甚大な被害をもたらした。

好んで十勝岳登山をした頃は、噴火がおこるはずがないと信じていたが、気軽に十勝岳登山を楽しんでいた1962(昭和37年)に爆発がおこった。

1926年(大正15年)の十勝岳大噴火から36年後のことだった。

火口付近の硫黄鉱山宿舎の岩石が落下し5人の死者を出し、山麓の白金温泉帯は立ち入り禁止になった。

爆発のあった6月29日は金曜日で、翌30日の土曜日に十勝岳登山を予定していたが、当然中止にした。

それでも30日の土曜日には、山麓近くまで行けないことを承知で、友人の車に便乗して立ち入り禁止地点まで行ってみた。

恐ろしいほどに黒々とした噴煙が、空高く勢いよく噴き上がって、噴煙はもくもくと空一面を覆いつくしたいた。(後に噴煙の高さは、約12,000mにも達していたことを知った。)

警官が行く手を制止し警戒する目前で、持参したスケッチブックに緊張しながら素早く10枚近く描いた。

そのスケッチは、1枚を残した他は他人の手に渡ってしまった。手元に保存した大事な1枚はどこかにしまい込んでしまい、今のところ見当たらないので展示できず残念だ。

1985年〜1989年の間、中富良野町在住になったころは、山麓沿いで間近に見える噴煙の絵を描く機会が増えた。

              噴火活動が活発になってきたころ

1988年(昭和63年)12月10日から翌年3月5日までに断続的だが28回の小爆発があった。1962(昭和37年)から26年後のことだ。    

                     1989年1月制作

どうやら30年前後の周期で噴火していることになるので、噴火の兆しが噴煙から予知できるかもしれない。

噴火前のボコボコとした噴煙が見え出すころが予兆だと、勝手に信じている。旭川市内からでも遠望できる噴煙が多量に増える様子に注意深く観察することになるだろ。

十勝岳の噴煙が見える風景画の展覧会には、小品を含め25点の木版画等の作品が展示されている。旭川市神居7条13丁目「はぎわらギャラリー」で7月24日(日)まで。


なんちゃって「接客マニュアル」その2

2016-07-18 21:36:59 | くらし

なんちゃって「接客マニュアル」その1 の続き

レジでの応対について

3.会計

(1)合計金額を念のためはっきり伝える。

  「合計○○円です。(でございます。)」と「~です。」「~でございます。」と、

   正しい日本語を使う。

  「○○円になります。」と「なります。」と言わない。

   「○○円になります。」の「なります」が丁寧だと勘違いしない。

   「なります。」は、何かが変化して、現在はこう成るという意味で「成ります。」

   と使われる。変わってしまった場合は「成りました。」です。

    

(2)おつりが必要な額を受け取ったら

  「ありがとうございます。○○円お預かりします。おつり○○円をお返しします

   ので、お待ち下さい。」と言う。

  「おつり○○円をお返ししますので、お確 かめください。」と言って、客の目に前

   でおつりを数え、貨幣と共に領収書(レシートReceipt)を渡す。

    金銭を受け取ったら領収書を渡すのは義務だから、必ず受け取ってもらう。 

   客がレシートをどう使うかまで立ち入る必要はないから「レシートは必要です

   か。」と言わない。

  

  「領収書(レシートReceipt)をお返しします。」と言わない。

   「お返しします。」は、預かっているものを返す時に使う言葉で、レシートを  

    預かっているわけではないので、「レシートをお返しします。」と、意味不明な 

    言葉を使わない。

  

    レシートを渡す時は、初めてレシートを見るわけではなく、見ればレシートだ

   と誰でも知っているので、いちいち「レシートです。」と教える必要はなく、

   「ありがとうございます。」だけで十分。

 

(3)支払い額どうりの金額を受け取った時は「ありがとうございます。○○円丁度頂 

    きました。」と言って、金銭を確かめてから受け取る。

    おつりがいらない支払い額を丁度を頂き、おつりを預かってないので「○○円 

    丁度お預かりします。」とは言わない。

   「ありがとうございます。」だけ言って、レシートを受け取ってもらう。  

       おつりが必要な額を預かった時と、丁度頂いた時との言葉の使い分けをはっきり区

   別する。

 

(4)「ありがとうございます。」の言葉は、何度言ってもよい。

  支払いしてもらったら、即「ありがとうございます。」を言わず、客がレジの前 

  を去るのを待ってから「ありがとうございます。」だけでは、何に感謝している  

  のかわからない。

  邪魔なので早く帰ってもらって「ありがとうございます。」とも受け取られる。

 


なんちゃって「接客マニュアル」 その1

2016-07-08 22:46:50 | くらし

日頃の買い物で、不快な態度や言葉づかいの店員が気になっていたところ、挨              拶や言葉づかいが好ましい店があった。

気持ち良く買い物が出来るこの店の接客マニュアル(手引き書manual)を見た              いと思った。

きっと充実した内容の接客マニュアルが存在するのだろうと思い、そのマニュ              アルを仮想した「接客手引き」を、日頃感じていた事柄で客目線でつくってみた。

 1.基本

(1)不快感を感じさせすに買い物してもらえるように気配りすること。

(2)来店を喜んで歓迎していることや、又の来店を歓迎すること笑顔で応える。

(3)支払ってもらったことに、感謝の気持ち率直に伝えること。

(4)お客の方を向いて明るく挨拶の声をかけること。

(5)正しくきれいな日本語を使い、親切丁寧に応対すること。

 2.言葉づかい 

 (1)「お待たせしました。」「少々お待ちください。」「カードをお持ちです                 か」など必要に応じて親切丁寧な言葉をつかう。

 (2)「よろしいですか。」と現在の状態(状況)を確認する場合、「よろし                  かったですか。」と、過去がどうだったかを聞かない。

 (3)美しい日本語が意味不明な言葉に変化している現実に気付き、正しくきれ                いな日本語を使う。

 3.挨拶

 (1)来店のお客に対して「いらっしゃいませ。」「おはようございます。」                 「こんにちは。」など状況に応じて明るくはっきりと。                   

 (2)お辞儀はお客の顔を見て丁寧に。(両手を腹におく必要はない。)

 (3)退店のお客に「又の起こしをお待ちしています。」「ありがとうござい                 ます。」など状況に応じて、再来歓迎の言葉で声をかける。