Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

今はもう秋

2013-09-30 23:54:44 | 自然の恵み
明日から10月だから、今年はあと3ヵ月しかないと思うのか、3ヵ月もあると思うのかは別として、確実に冬に向かっている。
10月といえばオクトバーOctoberだから、10月のイベントだと思っていたが、札幌で「さっぽろオクトバーフェスト」をやっていた。

     
      9月28日撮影

9月6日から29日までなので、9月のイベントだ。

ドイツ旅行中の9月にヴュルツブルブで開催されていたオクトバーフェストでビールを飲んで楽しんだことを思い出した。
9月なのにどうしてオクトバーフェストなのかと思ったが、本場ミュンヘンのオクトバーフェストも、10月の第1日曜日までの16日間だから9月から始まっている。

札幌の街中は、まだ秋の気配が感じられないので、多少違和感があった。
オクトバーフェストは、収穫祭の一種だと思う。

旭川では、木々の彩りの変化で秋の到来を感じ、一雨ごとに秋が深まる季節を実感する。
今日の夕刻から冷たい雨になり、今夜は雨が静かに降り続いている。

近頃TVの映像から大雪山の紅葉は見頃だということを知った。
今年も旭岳のゴンドラからの眺めを楽しみたいが、体調しだいだ。

秋の収穫も終わりになったが、今年は試みにスイカや甘露の他にサツマイモ(甘藷)を栽培したが、放任栽培だったので収穫はないと思ったが、わずかだったが収穫があった。
     
栗のような味がする美味しいサツマイモだ。

近頃は例年とうりに、栗ごはんの季節なので秋を味わっている。

     
今年の成りが悪いのは、花の咲く時期に寒くて虫が少なかったのか、夏の水不足のためかはわからない。

それでも、毎日の栗ごはんの量に不足はないので、自然の恵みに感謝だ。
道路に落ちて自動車につぶされないように、長い棒で叩き落とすのだが、上を向くと頸椎に激痛がおこるのでつらい。

毎朝の仕事のように栗と付き合っているが、秋ならではの楽しみでもある。


秋の空が燃えた

2013-09-21 23:17:02 | 自然の恵み
大雪山連峰に平年より早い冠雪があったので、秋が急いでやってきた感じだ。

この2~3日雲の動きが早く俄雨がある日が続いたが、台風が尾を引いている。

朝の気温が一桁になる日があったが、昼間は20℃以上になったり、秋の気候は不可解だ。

今朝は18℃で昼間は23℃で晴れ間が多いので、過ごし易い気候だから体調がいい。

9月18日、雨の上がった後の澄んだ空気のせいか、姿見の池付近の噴煙がよく見えるくらい大雪山が近くに見えていた。

雲の隙間から山々を照らし、一層近くに見えたので、急いで近くの岡に行ったが、変化の激しい怪しい雲が空を覆って、旭岳頂上は隠れてしまった。

   

     
     
雲のいたずらくらいに思って、空中の雲の移り変わりを観察して楽しんだ。
そんな雲の形や濃淡を眺めることができる秋の空は趣がある。

今日の夕日は久しぶりのだったが、癒される眺めではなく、何かが起こる前兆とも思え、不気味に感ずるほどに空が燃えていた。

   

      
   
夕日の翌日は晴天だと言われるが、明朝は冷えて8℃で日中の最高でも18℃の予想だから、本格的な秋に向う季節の移り変わりを痛感する。

2020年オリンピック東京開催決定

2013-09-08 06:45:19 | スポーツ
今朝5時20分ころTVで、2020年オリンピック・パラリンピックの開催地が56年ぶりに東京に決まったことを知った。!!
よかった、よかった。
  
   5時20分発表の瞬間

超明るい話題は兎に角うれしい。
7日日本時間深夜、ブエノスアイレスでのIOCの総会での日本のプレゼンテーションを途中からTV視聴した。
世界にとって日本にとって、スポーツの力を信じ、オリンピック運動は平和運動だと再認識させるそれぞれの心がこもったスピーチに感動した。

    

    

   

各々の分担がはっきりしていて、トータルして投票を促す力強さは素晴らしかった。

このプレゼンテーションだけで決まったのではなく、これまでの準備に参加し尽力された関係者の皆さんや、開催に賛同している日本国民の底力もあることを忘れてはならない。

7年後だから、逆算して選手になることが可能な年齢の人々に、今から期待したい。

スポーツ万能だとおごってはならない、スポーツも又力だと信じ調和のとれた日本でありたい。

指摘された課題には、約束したとおり正直に日本中が力を合わせて解決しらければならない。
開催地決定に浮かれているのもほどほどにして、まずは安定した日本を築くことを覚悟し邁進することだ。

国際社会に向かい勢いのあった56年前を思い出させる再建・復興を期待している。

サルバドール・ダリの木口木版

2013-09-04 21:28:57 | Arts
9月8日まで北海道立旭川美術館で「奇才・ダリ版画展」が開かれている。
サルバドール・ダリが木口木版画を創っていたなんて・・・。
認識不足で知らなかったなー。

サルバドール・ダリの作品は、教科書にも「記憶の固執(柔らかい時計)」の写真で紹介されていたので、印象深く記憶している人は多いと思うし、旭川美術館開設1年後の1983年に開催された「シュールレアリスムの巨匠たち展」でも紹介されていた。
その時は、ダリの作品は版画としての紹介ではなく、技法よりも作品の精神性に視点を置いていたので、版画作品としての紹介では全くなかった。

今回はあえて「ダリ版画展」とあるので、版画表現に注目して凝視した。

版画展の場合は、版種(凸版・凹版など)や版式(木版・エッチング・リトグラフなど)が、画題札に表記してあるので、異なる技法による多様な版画表現が参考になり、豊かな趣を味わうことができる。

ダリは、銅版を特殊の刀(ビュラン)で直接線彫りするエングレーヴィングという技法でペン描きするように軽快で巧みな描画表現で、特有な超現実空間を創っている。
     
         ビュラン

刷りはドライポイントのようでもエングレーヴィングと画題札に記され、リトグラフなのに木口木版と記されているのには驚いた。

木口木版は、刷りの仕上がりが視覚的に明らかに木口木版と判断できるから、水彩画や銅版画などの混合技法をリトグラフで版画化したと思われ「これは違うぞ」と思ったからだ。

何かの手違いで誤植のようだ。
木口木版と掲載のまま訂正の機会を失ったのだろう。
公立美術館がその点を、どう扱うか注目したいところだ。

近年は、版種とか版式の分類は問題視せず、版材もインクの種類も混合技法の版表現が多様化され、写真製版のリトグラフで、縮小拡大の版画化も進んでいる。
版画化でオリジナルかどうか判断は困難だと思っている。

  × × ×  × × ×  × × ×

サルバドール・ダリの時計も柔らかくなってしまうのでは、と思うほどの猛暑続きの日が、急に涼しい20℃以下の雨の日になった。

サルバドール・ダリの作品「記憶の固執(柔らかい時計)」のように、柔らかくなってぐったりと変形したように見える写真を、戯れで撮影してみた。

       
      ダリの絵のように枝に掛けたみた時計

この時計は、置物ではなく市販の本物の時計だから面白い。

野菜のメモリー(スイカ)

2013-09-03 00:01:55 | 自然の恵み
  久しぶりだったが、スイカの苗を4株植えた。 自然の力をあなどって、ダメで元々だと遊び心優先で、少しは手を入れたが放任栽培だった。 苗を買う時に、大玉だと聞いたので球体のスイカと思っていたが、ラグビーボールのような形状の「マダーボール(MADDERBALL)」という品種だった。 1975年旅行中のイタリアで、このマダーボールを山のように積み上げている様子を見て、球体のスイカ以外のスイカの形があることを初めて知った。 みずみずしく甘い味が気に入った。 横着して手抜き栽培でも、自然の力はすごいものだ。